ヨウム~ペット保険加入前に知りたい情報~
アフリカ西部/ヤ行

- 一人暮らし向き
ファミリー向き - 温厚でおしゃべり好き
- 体重 300g~600g
- 体長 ~33㎝
- 平均寿命 50歳
- 気をつけたい病気・ケガ
風邪
- 呼吸器疾患
- 肥満
- 毛引き症
- 性格
ヨウムは温和で臆病な一面を持っています。非常に知能が高く、人間の言葉を覚えるだけでなく、その意味を理解しコミニュケーションをとる能力を持っていると言われています。
長い生涯のうち2度の反抗期があると言われており、反抗期になると自己主張が強くなり、大きな声で鳴き攻撃的になる個体が多いようです。
おしゃべり好きで、声量もあまり大きくなく、それでいて穏やかですので、飼鳥でも人気の高い鳥種です。
- 特徴
- ヨウムは主にアフリカ西海岸の森林地域に分布している大型のインコで、体のベースカラーはグレーで、鼻から目にかけて白く、尾羽は鮮やかな赤をしており、くちばしはシックな黒い色をしています。
- 生後約6か月を過ぎたあたりから話はじめて、人とコミュニケーションを取ることが出来るヨウムですが、臆病な一面もありますので、飼い始めは話しながら優しく接してあげましょう。自然と懐いてくれるようになります。頭を撫でてもらうことが好きだったり、直接手からエサを食べてくれる姿を見るとクールな外見とは異なるギャップを覚えることでしょう。
- ヨウムは主に種子やフルーツを食べますが、体が大きく食べる量も多いためので日々バランスを考えた食事を心がけるようにしましょう。特に必要なタンパク質だったり、ビタミンAやカルシウムが欠乏しやすいのでヨウム用のペレットを中心に与えると良いでしょう。
- 成鳥になると寒暖にも比較的強く丈夫で飼育しやすいですが、できれば飼育環境下の温度は20℃~30℃にしてあげましょう。適度な日光浴は必要ですが、長時間直射日光に当てるのは良くありませんので注意しましょう。
- 呼吸器系に疾患がある飼い主の場合、羽根の元から出る脂粉の量がヨウムは多く、アレルギーを起こしかねませんので、飼育は諦めた方がいいでしょう。
- 知能が高く、くちばしの力も強いのでケージの開け方を覚えて脱走する個体も少なくありません。ケージにはしっかりと鍵を掛けるようにしましょう。ケージ内にはおもちゃなどを入れて、ストレスを発散させてあげる工夫も必要になります。
- 現在ワシントン条約で附属書Ⅱ類にヨウムは属しており、輸出国の許可無しに商業取引を行うことが禁止されています。しかし、日本国内ではヨウム専用のブリーダーが数多く存在していますので、入手はそこまで難しくはありません。とはいえ、寿命が50年と長寿ですので、飼育する際は自身の年齢はもちろん、万が一の時(飼い主死亡など)の譲渡先も検討した上で飼育するようにしましょう。
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