モモンガ~ペット保険加入前に知りたい情報~
オーストラリア、タスマニア、インドネシア、パプア・ニューギニア/マ行

- カップル向き
- 臆病で神経質
- 体重 45g~160g
- 体長 13~15㎝
- 平均寿命 5~8歳
- 気をつけたい病気・ケガ
コクシジウム症
- ジアルジア症
- 代謝性骨疾患
- ペニス脱
- 性格
モモンガは大きく分けると以下の3種に分けられます。ここでは日本でペットとして親しまれている2種の性格をご紹介します。
●アメリカモモンガ…臆病で神経質な面があり、野性味が強いです。懐くまでには時間がかかりますので、できれば赤ちゃんの頃から飼育すると、手乗りになる可能性は高くなります。飼い主の臭いを覚えてもらい警戒心を早い段階で取り除いてあげるようにすると、ストレスも少なくて良いでしょう。
●フクロモモンガ…こちらも臆病な一面がありますが、他の種とは違い、家族など集団で生活していた性質から、寂しがり屋で人に慣れやすいと言われています。
- 特徴
- 美しい毛並みと大きな瞳を持つモモンガは、夜行性で生活のほとんどを木の上で送り、皮膜を使って滑空しながら木から木へと移動する点が最大の特徴です。ケージを用意する際は出来るだけ広くて高さがあり、通気性がある丈夫なワイヤーケージを準備するようにしましょう。
- アリカモモンガはリス科アメリカモモンガ属に属しています。現在ペットショップで販売されているアメリカモモンガは国内繁殖によるものがほとんどです。原産国はカナダの南部、アメリカ東部、メキシコやホンジュラスですが、輸入規制により制限がなされています。
- 黒の縞模様をもつフクロモモンガはフクロモモンガ属に属しています。原産国はオーストラリアやニューギニア島などです。
- アメリカモモンガは、動物食の多い雑食で木の実や種子類、キノコ、昆虫などを食べます。一方フクロモモンガは雑食で花の蜜、樹液、果実、昆虫を食べます。
- トイレのしつけは難しく、特にオスはマーキングによってケージをすぐに汚します。排泄物を飛ばすこともしばしばありますので、ペットシーツや新聞紙などであらかじめ家財などを保護しておくと良いでしょう。ケージの汚れは不衛生で病気の原因にもなりますので、気をつけましょう。
- アメリカモモンガは基本的には単独で行動して生活しますが、冬の時期に限り寒さをしのぐために、複数で生活することがあります。一方、フクロモンガは集団で生活し、リーダー格のオス1匹と数匹のメスとその子供によって生活を共にします。特に寒さに弱いフクロモモンガは、メスのおなかにカンガルーのような子育てのための袋を持っており、自力でエサが食べられるようになるまで、袋の中で生活します。
- モモンガは夜行性で、飼い主と一緒の生活スタイルしようとするとストレスになる可能性が高いため、同じ部屋で過ごす場合は、明かりを暗くしたり毛布を掛けるといった配慮が必要になります。掃除や食事もモモンガの生活時間に合わせて行うようにしましょう。
- 秋になると冬ごもりの準備を始めるため、食欲もまして脂肪を蓄えます。特にナッツ類や動物性たんぱく質を多く与えてあげるようにしましょう。アメリカモモンガは寒さに強いですが、単独飼育の場合は様子を見守る必要があります。寒さに弱いフクロモモンガは室温が20℃を下回りだしたら巣材を多めに用意して調節できるようにしましょう。また、寒くなると巣の中にエサを運ぶことが増えてきますので、カビなどの発生を抑えるためにも、確認するようにしましょう。
- モモンガの種の中に大陸モモンガがいますが、特定外来種に指定されており、飼育したい場合は環境省に許可を貰う必要がありますが、販売と繁殖も禁止されているので、入手は困難と言えます。
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