グレート・ピレニーズ~ペット保険加入前に知りたい情報~
大型犬/フランス(ピレネー山脈一帯)/カ行

- ファミリー向き
- 沈着冷静で聡明
勇猛果敢 - 体重 ~60kg
- 体高 63~81cm
- 平均寿命 10~12歳
- 気をつけたい病気・ケガ
骨肉腫
- 関節疾患
- 心臓疾患
- 難聴
- 皮膚病
- 性格
見た目の影響からおっとりとした性格と思われがちなグレート・ピレニーズは元々番犬や牧羊犬として働いていた歴史があり、その頃の名残から防衛、運動能力が共に求められ繁殖をされてきました。沈着冷静にどんな時にも状況判断をする聡明さを持っています。
勇敢な心を持っているので家族に何かあった場合には果敢に立ち向かう行動力も持っています。こうした性格からその昔、フランスの貴族たちがグレート・ピレニーズの飼育を競ったことが理解できます。
家族に対しての忠誠心が強く、従順なのですが、元々山岳地帯に居た頃は自身で判断し行動していたので、飼い主がきちんと先導していかなければ飼い主の指示にも従わなくなる程、頑固な一面を持っています。子犬の頃からきちんとしたしつけ、訓練を行い、飼い主との信頼関係を築くことが大切です。
- 特徴
- かつては絶滅寸前とも言われた頃もあるグレート・ピレニーズは、ヨーロッパの山岳地帯で生き残っていた個体を愛好家たちが発見し、繁殖が行われるようになりました。
19世紀後期になるとイギリスで公認の犬種として登録され、原産本国でもあるフランスでは20世紀初期にかけて犬種標準が定められました。また、その頃からアメリカにも本格的輸入が始まり、アメリカケンネルクラブでも登録がされました。 - 元は山岳地帯に生息していたグレート・ピレニーズですが山を下りてからは家庭犬として飼育ができるよう過剰な警戒心を無くし、体型は変わることなく被毛の白い毛が多くなるように改良繁殖が行われました。
しかし、この白い被毛を持つ遺伝子は近親交配にるものであり、この影響で体型も小さくなるようになってしまうため、近年では白だけでなくグレーやイエロー等の班が入る個体との繁殖もされるようになっています。 - 大きな体で迫力のあるグレート・ピレニーズは体の大きさの割には敏捷です。がっちりとした骨格を持ち、大きく垂れた耳とダブルコートの被毛が特徴的です。
ダブルコートの被毛は換毛期でなくとも抜け毛が多いので、毎日ブラッシングをし抜け毛を取り除く必要があります。
また、分厚い被毛の影響から暑さが苦手です。夏は長時間の外出が苦手ですが、冬は外で散歩等を行い運動をすることが大切です。 - グレート・ピレニーズはゴールデン・レトリバーの次に骨肉腫を発症する犬種です。一般的には高齢になってから発症することが多いですが、グレート・ピレニーズの場合、中年齢頃から発症するケースが多いので、定期健診等を行い早期発見ができるよう努めることが大切です。
- かつては絶滅寸前とも言われた頃もあるグレート・ピレニーズは、ヨーロッパの山岳地帯で生き残っていた個体を愛好家たちが発見し、繁殖が行われるようになりました。
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