コラム

トイ・プードルがかかりやすい病気3選

この記事は2016年8月24日の記事を再編集しました。

多くの犬種の中でもトイ・プードルは最も人気がある小型犬です。小さな身体に、特徴的な全身を覆う被毛が、名前の通り玩具のようでとても可愛らしいです。

とても可愛い特徴のあるトイ・プードルは、その特徴が原因でかかりやすい病気もあります。病気によっては治療に時間がかかるようなものもあります。しかし、多くの場合は日頃からケアを心掛けることで十分に予防できるものでもあります。

今回はトイ・プードルがかかりやすい病気について紹介します。

トイ・プードルがかかりやすい病気3選

白内障と緑内障

トイ・プードルはとてもデリケートな犬種で、他の犬種と比べてもかかりやすい病気が多数あります。白内障と緑内障といった目の病気もトイ・プードルがかかりやすい病気です。

白内障

白内障は、目の水晶体が白色または黄白色に曇ってしまうことで発症します。

白内障は加齢が原因で起こると一般的に言われていますが、トイ・プードルに関しては子犬の頃からシニア期まで、年齢に関係なく全ての年代で発症する可能性がある病気です。そのため、小さい頃から警戒しておきたい病気の一つと言えます。

緑内障

緑内障は、眼圧の上昇によって網膜や視神経が圧迫されることから視覚障害が起こります。
トイ・プードルの場合、緑内障が進行してから判明することが多いです。嘔吐や食欲不振等の症状が続き、病院を受診した際に見つかるケースが多いです。

動物病院で定期検診を受けることで、早期発見にも繋がります。日頃から警戒するように心掛けましょう。

外耳炎

トイ・プードルをはじめとする、耳が垂れている犬種に多くみられるのが外耳炎です。

耳が垂れていると外気に触れることができなく、蒸れやすくなるために、雑菌が入り込むと繁殖しやすく、炎症を起こしてしまいます。梅雨時期から秋の頃までは湿度が高いので、特に発症しやすいです。しきりに耳を痒がったり、首を振る動作が目立つ場合は、外耳炎である可能性を疑いましょう。

一方、外耳炎は日頃からのケアをきちんとしていれば十分に防ぐことができる病気でもあります。ケア方法は以下となります。

  • 定期的に耳の中に空気を通す
  • 耳掃除をして雑菌の繁殖を防ぐ
  • 耳の中の毛を抜いて、蒸れやすい環境を改善する
  • もしも耳を持ちあげられることを嫌がる場合には、寝ている間にそっと耳を起こしてあげるだけでも空気が通り、予防効果を得られます。

    膝蓋骨脱臼

    トイプードル膝蓋骨脱臼はトイ・プードルに限らず、小型犬が最も起こしやすい後ろ足の膝のお皿が外れてしまう病気(怪我)です。骨の構造上、トイ・プードルは膝蓋骨脱臼を起こしやすく、全体の半数に近い個体に発症すると言われています。

    膝蓋骨脱臼は、癖になってしまい何度も脱臼を起こしてしまうこともあり、再発防止のために手術が必要となり、高額な治療費が発生してしまうケースもあります。

    膝蓋骨脱臼が起こる原因は、先天性であれば発育時の骨格形成異常となります。後天性の場合はフローリング等で滑る、高いところから落下したというのが大半を占めます。

    フローリングの場合には、マットを敷く等して滑りにくい状態にしましょう。また、高さのあるところは、床との間に台を設置して階段のようにしてあげましょう。上り下りが負担なくできるようになります。
    少し対策をしてあげるだけでも、ある程度予防をすることができます。

    また、体重の増加も膝蓋骨脱臼を引き起こす原因に繋がります。日々適度な運動を行い、肥満防止に努めることも重要です。この時、筋肉の成長を促すビタミンEを多く含む食事をさせると、予防により効果的です。

    その他の病気

    くるくるしている特徴的な被毛が原因となりアトピー性皮膚炎や膿皮症等の皮膚病にかかりやすいです。適度にブラッシングやトリミングをすること、定期的に病院で検診を受けることが大切です。

    また、小型犬に多くみられる気管虚脱やクッシング症候群などは、トイ・プードルにも発症しやすいです。
    繰り返し再発するリスクがあり、最悪の場合は糖尿病等の重篤な病気を併発する恐れもあります。もしも重篤な病気が併発してしまった場合には、動物病院で専門的で継続的な治療を受ける必要があります。

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