コラム

1人暮らしでも猫を飼いたい!おすすめの猫種と注意点

猫を飼いたいと思った時に、一人暮らしだと「お留守番は出来るの?」「猫にとって室内でも危険な場所があるって本当?」等、心配なことも多いと思います。そこで今回は、一人暮らしで猫を飼うときの注意点と、実際にはどのようにすれば良いのかといった方法についてお話ししたいと思います。

1人暮らしでも猫を飼いたい!おすすめの猫種と注意点

どんな猫が良いの?

一人暮らしをしている場合、お仕事等で長時間外出することが多いと思います。このことを前提にお話を進めたいと思います。

年齢で選ぶ1:健康的な子猫(3ヶ月前後)

生後まもない猫は、人間の赤ちゃん同様、数時間おきにミルクを与えたり排泄をサポートしてあげたりしなければなりません。また、室温に関しても敏感で、寒かったり暑すぎたりといったことが即、命に関わります。

そのようなことから、在宅勤務等で猫の変化にすぐに気付ける環境が作れる場合以外は、一人暮らしで生後間もない猫を飼うことは無謀です。

生後、3ヶ月前後になると体調的にも落ち着いてきますので、健康な猫ならば、安全な環境を用意することで飼うことが可能です。また、この時期ならば「なかなか懐いてくれない」ということが起こりにくいことからもおすすめです。

年齢で選ぶ2:健康な成猫

成猫は体調も安定していますので、一人暮らしでも比較的安心度が高いと言えます。けれど、実家等で飼っていてすでに懐いている猫を引き取る等、しつけ済みで人見知りしない猫を飼う以外では、難しい場合もあります。

成猫になると、住環境などの変化や、人に慣れるまでに時間が掛かるからです。

純血種から選ぶ

猫にも様々な気質や性格があります。その中でも一人暮らしに適しているのは、比較的大人しく、のんびりとした性格の猫です。

運動量の多い猫種を選んでしまうと、帰宅したら家の中が滅茶苦茶になっていた…ということも少なくありません。また、遊び相手がいないことが、病気の原因でもあるストレスになることもあります。

そのことから、おすすめできる猫種は以下の通りです。

1. シンガプーラ

成猫でも2~3kgにしかならない、小さな猫種です。大人しくて鳴き声も小さく、被毛も抜けにくい短毛種のため、お手入れも楽です。

2. ロシアンブルー

鳴くことが少なく、利口で大人しい猫種です。独立心が強いので、お留守番をしている時間も有意義に過ごすことでしょう。運動量は少なくありませんが、トラブルになるほど暴れるということはなく、静かな時間を過ごせます。また、短毛種で比較的被毛が抜けにくいので、お手入れも楽です。

3. スコティッシュフォールド(短毛種)

とても穏やかな気質の猫です。長毛種もいますが、短毛種ならばお手入れも楽です。また、人見知りせず、甘えん坊の性格の子が多いのも特徴です。

その他、運動量が多くなりますが、部屋のレイアウト等、猫仕様(棚に物を置かない等)にできる場合には、独立心があるといった点でおすすめ出来る猫種には、アメリカン・ショートヘアや、ブリティッシュショートヘア、シャム等がいます。

ミックス(雑種)から選ぶ

neko_maru野良猫や保護猫に多いのがミックス猫です。様々な猫種が掛け合わされているため、病気に強い子が多いのが特徴のひとつです。様々な性格の子がいますので、大人しく独立心のある子を選ぶと良いでしょう。
※出会った時点で病気を持っている場合があります。

どんな空間を作ってあげるべき?

猫の行動特性に見合った環境を作ってあげる必要があるのは、一人暮らしもそうでない場合でも同じです。そこで、猫を飼う場合に最低限必要なものと、留守時間の対応方法などについてお話ししたいと思います。

猫に最低限必要なもの

・トイレと猫砂
・フード入れと水入れ(フードと飲み水)
・爪とぎ
・安心して休める場所(猫用ベッドなどの設置)

上記4点は最低限必要なものです。安心して休める場所に関しては、特に猫用のものを購入する必要はありません。クッションやブランケットなどで寝られる場所を作ってあげるだけでも十分です。

しかし、これだけでは猫が満足する暮らしは出来ません。猫は、上下空間を移動する習性があるからです。そこで、それを満足させてあげられる空間を用意する必要があります。

※上記以外に、病院や緊急時の移動のために、キャリーバッグも必要です。

一人暮らしで特に必要なもの

上下運動をするための用具としては以下のものがあります。

・ケージ(3段ケージなど上下移動出来るもの)
・キャットタワー

子猫の場合、留守番時にはケージ内で過ごしたほうが安全な場合もあります。その時には、一段目にトイレとフードをなるべく離して置き、3段目には、落ちないように固定した猫用ベッドやクッションなどを置くと良いでしょう。

また、少し大きくなって部屋の中で過ごさせたい場合にも、入口を開放しておくことで、自由に行き来することが出来るので、上下運動不足の解消にもなります。

ケージは卒業、または使用しない場合には、キャットタワーを設置すると、上下運動不足の解消になります。特に日中構って上げられない一人暮らしの場合、留守時の運動は必須ですので、設置するようにしましょう。

一人暮らしでの日々のお世話方法

一人暮らしで1番心配なのは、食事ではないかと思います。その他、一人暮らしの時のお世話はどのようにしたら良いのかについて、お話しします。

食事

生後10ヶ月位までは、日に3~4回程に分けてフードをあげるのが理想です。けれど、猫は習性として食べたい量だけ食べる特徴があります。

出せばお腹がいっぱいになってもまだ食べてしまうといった動物とは違い、自分で食べる量を調整します。そのことから、外出前のご飯の時間に、帰ってくるまでの量(年齢・体重に見合った必要量)をあげればOKです。

ただし、夏場などは腐敗が心配ですので、ウエットは1回に食べる分だけにして、日中分としてはカリカリ(乾燥フード)を置くようにしましょう。

また、お水は新鮮なものを、こぼすことも考えて数箇所に置き、いつでも飲めるようにしておきましょう。

なお、食事は健康な成猫の場合には、一日2回で大丈夫ですので、外出前と帰宅後にあげるスタイルでも大丈夫です。

トイレ

トイレは、基本、排泄ごとに処理をする必要があります。しかし、外出時には難しいので、帰宅後に掃除すると良いでしょう。

猫は清潔好きですので、汚いトイレでは排泄せずにトイレ以外でしてしまうこともあります。心配な場合には、清潔なトイレを2個置くなども有効な方法です。

室温

エアコン夏や冬などは特に、室温にも注意が必要になります。快適な室温は、健康な猫なら28度前後・湿度60℃くらいがベストですが、実際にはどのように調整すれば良いでしょうか?

夏場など気温が高い場合

・日陰になる部分を作る
・エアコンを室温が28度前後になるように入れておく

猫も暑い中にいると熱中症になり、最悪の事態も想定されます。窓を開けての空気の入れ替えは、気温が下がらないことや脱走も懸念されます。少なくとも、脱走対策(猫が出られないシステム)ができている場合以外は止めましょう。

なお、ペット用の冷却シートやマットなども市販されていますが、猫によっては好まないこともあります。また、これだけでは体温調整出来るまでに至らない場合もありますので、夏はエアコンでの調整が基本です。

なお、扇風機は、羽のある機種に関してはケガの原因にもなりますので使用しないようにしましょう。

冬場など気温が低い場合

・床暖房を入れておく
・エアコンを室温が28度前後になるように入れておく
・外気が入り込む寒い場所に寝場所を置かない(窓付近や床等)
・猫用こたつを設置する
・キューブ状のペット用ベッドなど、外気が入り込みにくい空間を用意する

冬は、本州以南で鉄筋コンクリート造など密封性の高い住宅であれば、暖房を入れなくても大丈夫な時もあります。健康な成猫であること、猫が暖まれる厚手の毛布等で作られた寝床や、四方が囲まれた猫用ベッドなどにさらにフリース等のタオルを入れてあげるなど、暖かい場所を作ってあげることが条件です。

しかし、子猫や老猫が居る場合や、外気が氷点下になる場合には、エアコンや床暖房などでの調節が必要になります。なお、ヒーターやストーブなどは火災やヤケドなどの原因になりますので、使わないようにしましょう。

室内の危険な場所

室内にも、猫にとって危険な場所があります。少しでも危険がある場所は無くして、猫が快適にお留守番が出来る環境を作りましょう。

お風呂場とトイレ

バスタブに水が張られていると溺れる可能性があります。また、子猫の場合、空のバスタブでも、中に入って出られなくなることがあります。必ず水は抜き、フタもしておきましょう。

同様に、トイレのフタも閉めておきましょう。なお、お風呂場・トイレとも、心配な場合はドアを閉めて置くとさらに良いでしょう。

室内に置かれた小物や刃物

棚やテーブルの上などに小物や刃物があると、イタズラの対象になり、誤飲やケガの元になります。また、ガラスや陶器などがあると、落として割れて、その破片でケガをすることも考えられます。

外出時は、小物や危険と考えられる物は猫が触れない所に片付けましょう。

コード類

コードを噛む癖のある猫ちゃんの場合、感電やショートでヤケドする可能性もあります。また、火災に発展する危険もありますので、市販品などを利用して、むき出しのコードは保護するようにしましょう。

おわりに

一人暮らしの環境に猫がいると、毎日が楽しくなることでしょう。けれど、猫は生き物ですので、終生のお世話が必要です。

万が一のことも考えて、ペット保険に加入する、急な数日間の外出に備えてペットホテルの場所やペットシッターさん等を調べておくことなども必要なことです。

また、お留守番を頑張った猫には、帰宅したらコミュニケーションを取ることも大切です。

手作りや市販のおもちゃで、一緒に遊んであげたり、グルーミング用のブラシで抜け毛を取ってあげたり、撫でてあげつつ変わった所がないか観察する等、猫の心身共の健康にも注意してあげつつ、猫との暮らしを楽しみましょう。

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