コラム

ペットが長生きするために、健康管理を見直そう!

この記事は2016年4月8日の記事を再編集しました。

家族の一員でもあるペットには、ずっと元気で少しでも長生きして欲しいと飼い主であれば誰もが願うことだと思います。
日本では、20歳まで長生きした雑種の犬が話題になったり、犬の成人式が行われたり、20歳を超える程長生きをする猫もいます。

今回は、愛犬や愛猫が長生きするために、家族がしてあげられること、気にかけておくべきことについて考えてみましょう。

ペットが長生きするために、健康管理を見直そう!

ペットの平均寿命はどのくらい?

人間と同様に、ペット達にも平均寿命があります。犬を例に見てみましょう。

犬の平均寿命は身体の大きさによっても変わりますが、血統犬種よりも様々な血が混ざっているミックス犬(雑種)のほうが長生きする傾向にあると言われています。

平均寿命は以下の通りです。

  • 小型犬・・・13~16歳
  • 中型犬・・・10歳前後
  • 大型犬・・・7~10歳
  • ※犬のシニア期は、小型犬は10歳から、中型犬は8歳から、大型犬は7歳からと言われています。

犬の大きさが大きくなる程に平均寿命が短くなっています。これは大型犬のほうが内臓器官が弱い傾向にあるため、深刻な病気でもある「腸捻転」や「心臓病」になりやすいことが影響しています。

「食」は健康の源

ペットショップの店頭には、様々な種類のペットフードが陳列されています。あまりにも種類が多いので、いったいどのフードを選べば良いのか迷ってしまうこともあると思います。サプリメントを含めると、その数は数えきれないほどです。

最近では手作りのペットフードによる健康法も話題となり、ドッグフード選びに不安を感じる飼い主さんも増えているようです。

市販のペットフードは、すべての犬や猫に満点を出すことができる製品が残念ながらありません。ペットにはそれぞれの個体差、遺伝的な要因、生活環境、運動量やストレス状況等、大きな違いがあるためです。

そのため、友人やプロから勧められたフードを選んでも、効果を感じることができず「我が家には合わなかった…」ということが起こるのです。

ペットフードを選ぶ時のポイント

ペットフードを選ぶ時には、以下のことを基本ポイントとして考えましょう。

  • 原材料表示を確認し、第一主原料が「動物性タンパク質」のものを選ぶ
  • 着色料や保存料が配合されていないものを選ぶ
  • アレルギー物質が配合されている製品は選ばない
  • 過度に安価なものは選ばない
  • 併行輸入品は選ばない

人間とペットでは、食の安全に関する法律が異なるため、人間には禁止とされている有害な成分も、ペットフードには保存料として配合されていることがあります。

これらの有害成分は、長年与え続けることでペットの体内に蓄積してしまい、高齢になってから様々な健康トラブルを引き起こします。そのため、若く健康なうちから、日々の所持は信頼できるメーカーの良質な製品を選ぶことが大切です。

※犬が欲しがるからと言って、人間と同じ食べ物を与えることは病気を引き起こす原因となるので注意しましょう。

食事は「量」が大切

ペットの健康を維持するために、食事の「量」はとても大切です。食事量は寿命にも深くかかわってくるため、適当にしてはいけません。

犬を例とし、年齢別に1日の適切な食回数を見てみましょう。

  • 幼少期(生後1歳くらいまで)
  • 一度にたくさんの量を食べることはできないので、1日3~4回に分けて食事を与えましょう。食事量自体は少な目にし、あまり食べないような場合には何度か抜かしても問題ありません。

  • 成犬期(生後1歳~8歳くらいまで)
  • 消化器官が発達し、体の各組織も定まってくる年齢です。一度の食事で1日分の栄養素を吸収することができるようになります。しかし、一度の食事となりると消化器官へ負担がかかってしまうので、2~3回に分けて食事を与えるようにするのが好ましいです。

  • 老犬期(大型犬の場合は8歳以降、中型犬は9歳以降、小型犬は11歳以降くらい)
  • 加齢と共に消化器官が衰えてくるので、食事量を減らし、小分けにして与えるようにしましょう。また、食事内容は適切な栄養バランスを摂取することができるようなペットフードが最適です。

ウンチは健康のバロメーター

些細なサインも見逃さずに

犬とフン
動物は体に不調が生じた場合、真っ先に「ウンチ」でそのことを伝えてきます。
朝ごはんで体に合わないものを何か食べてしまった場合には、その日のうちに下痢を起こす程です。そのため、ペッとのウンチは片付ける前に「状態」を確認しましょう。

健康な状態のウンチ

  • 一本のバナナのような形状をしています
  • 色は茶色(こげ茶でも黒でもいけません)
  • 指で軽く触ると、柔らかく、指の形状が残る程度にへこみます

不調がある場合のウンチ

  • 血液に似た強い臭いがする
  • 水のように柔らかい
  • 黒やこげ茶色をしている
  • 細切れになって出てくる
  • とても固い、など

動物は下痢をしても便秘をしても、どちらの状態でも体調が良くありません。
健康な状態ではなく、不調が3~4日以上続く場合には、動物病院を受診しましょう。また、受診の際には、病院からの指示に従い検便用に少量のウンチを持参するとスムーズに原因究明が進みます。

猫の場合

猫は、トイレの砂の影響からウンチが砂に埋もれてしまい、なかなか不調に気が付きにくいものです。この習慣が理由で、「猫は病気になると突然亡くなってしまう」「突然体調が悪化する」等と言われているのです。

猫も人間と同じように、病気には初期段階があり、次第に悪化していくものです。しかし、飼い主が初期段階に気付きにくいことから発見が遅れ、症状が重篤になってから初めて気が付くことが多いのです。

猫の不調を見逃してしまうことがないよう、以下の点を心掛けましょう。

  • 猫砂は白色のものを選ぶ(血液の混入があった際にすぐ発見できます)
  • 猫砂をこまめに取り換える
  • 異変があったり、不調があった場合には、すぐに動物病院へ連れて行く

シニア期に入ったら定期的に健康診断を受けよう

犬も猫も6歳頃を境にシニア期を迎えます。とても元気そうに見えても、内臓機能等は加齢と共に衰え始めてきています。不調も外からは見えないところで起こり始めてきています。

近年ペットの病気は人間と同じように、心臓病や高血圧、ガン、肥満、腎臓病、白血病等が見られるようになってきました。動物医療は日々発展していますが、小さなペット達を救うためには、病気の早期発見と早期治療が大原則となります。

飼い主の目に見えないところで起きている不調を発見するためには、動物病院にて定期的な健康診断を受けることが必要です。シニア期に入ったら、触診だけではなく、血液検査も併行して行うようにするのが良いでしょう。

健康診断を受ける際には、日々の食欲状態や、ウンチの状態、足腰の不調、嘔吐の有無等、些細なことでも報告し、病気の早期発見に努めるようにしましょう。また、遺伝的に病気を発症することもありますので、そういった情報もできる限り詳細にかかりつけ獣医には伝えておくようにしましょう。

シニア期に入ると些細なことでも不安に感じるものです。そのような時、いつでも気軽に相談ができる、信頼のおける「かかりつけ獣医」を見つけておくことも、ペットが長生きするための秘訣と言えるでしょう。

毎日に刺激を与えよう

ペットたちも人間のように毎日程良い刺激を与えることが大切です。散歩や遊びをまじえて、適度な刺激を与えるのが良いでしょう。

犬の場合、気の小さい子には他の犬が少ない散歩ルートを通ってあげたり、やさしい性格の子と少しだけ遊ばせる、逆に好奇心旺盛で活発な子は、たくさんの友だちに会えるように、ドッグランへ行ったりと工夫することで刺激になり、喜びます。
臨機応変に散歩コースや遊ぶ場所を変えてあげることが刺激となります。

散歩や遊びからペットが得るものは実はとても大きいのです。動物としての本能を保つことができるだけでなく、人間との関係性を学ぶこともできるのです。
たとえば、外で他の犬と交流することは、犬社会のルールを学ぶことにもなります。

ペットが健康的に過ごせるように、日々程良い刺激を与えてあげましょう。

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