コラム

ペットが逃げてしまった時にすべきこと

実はペットが逃げてしまったという事故は日々全国で多発しています。中には飼い主不明、徘徊を理由に保健所へ収容される犬猫もいます。
ペットとの生活には「うちの子は大丈夫」という過信は禁物です。常にもしもの場面を想定し安全策を講じておきましょう。

ペットが逃げてしまった時にすべきこと

逃げてしまった!飼い主がすぐに取るべき行動は

犬猫、ペットが逃げてしまった場合、まずすべきことは

  • 警察署に連絡をする
  • 保健所へ連絡をする

という2点です。

近隣を徘徊していた、自宅へ迷い込んできたなどの理由で一時保護をされた方から警察や保健所へ問い合わせが入ることがあるので、いち早く届け出を済ませておきます。
ただ警察署の場合、隣県、隣市との情報共有がされないこともあるので自宅や脱走箇所から広範囲に捜索範囲を広げ管轄署へ届け出をしましょう。
特に犬の場合、一時間もあれば数十キロ先まで逃走することもあるので出来る限り広範囲であることは理想的です。

届け出を行う際は
・ペットの種類
・ペットのサイズ
・ペットの毛色
・首輪など飼い主の特定が可能な情報

を伝えます。ただ犬や猫はもちろん小動物などの場合、種類の名称だけではなかなか届け出情報との照合が進まないこともあります。問い合わせや相談の際はサイズや毛色などペットに詳しい方でなくても確認が出来る情報をメインに伝えましょう。

この次に、周囲の動物病院へも連絡を入れます。
動物病院は万が一脱走中に交通事故に遭った、保護時に怪我をしていたなどの理由から飼い主に変わり保護主が受診をするケースがあるためです。
この場合も同様に万が一該当するペットの受診があった場合は飼い主に連絡をもらえるように依頼をします。ただ動物病院は大変多忙な上に、保護主との兼ね合い、誤情報によるトラブルが考えられることから依頼する際は丁寧な姿勢が大切です。

  • 張り紙が可能な動物病院や店舗には積極的に協力を依頼しましょう
  • SNSでの情報拡散も大変効果的です

ペットの脱走時は如何に早く情報を拡散し目撃情報を集めるかが重要です。

逃げない為にお家の脱走しやすい場所のチェック

ペットにとって自宅は安全で安心、毎日の食事にも困らない理想的な環境です。ただ野生特有の好奇心がつい刺激され不意のタイミングで脱走をしてしまう事もあります。自宅からの脱走が起こるケースは

・飼い主が玄関を開閉する瞬間
・窓を開閉する瞬間(開けっ放しにした瞬間)
・来客や荷物の配達があった瞬間

などが多くみられます。
中には不注意から窓や玄関を開け放してしまい、脱走の瞬間を見逃してしまう事もあります。ペットとの生活においては常に安全確認を心がけ、不注意による脱走を予防しましょう。
また、

・花火大会
・お祭り
・近隣の運動会
・交通事故
・救急車やパトカーのサイレン

など非日常的な騒音や振動がきっかけになりペットがパニックを起こし逃げたというケースも少なくありません。
花火大会の様に事前に日程を把握できる場合は、開催時間に先駆けペットをサークルやキャリーケースに入れ待機させるよう対策を講じておきましょう。
救急車やパトカーのサイレンなど突発的に起こる騒音に過剰な反応を示す場合は日ごろから戸締り、窓の開閉には十分な注意を払いましょう。

脱走防止に効果的なアイテム

市販の製品の中には、ペット専用製品として販売されていないもののペットの脱走対策に効果的な製品が多々あります。その一例をご紹介させていただきます。

子供用網戸開閉制限用金具

網戸の丈夫に張り付けるだけで簡単に設置できる開閉制限用金具です。
この金具をつけておくと、網戸を開閉する際に都度金具の操作が必要になります。実は犬や猫は日々飼い主が網戸を開閉する様子を見て、網戸を開け方を覚え自分の前足で開けてしまうことがあります。飼い主があとから気が付くと、網戸が開けはなたれていて犬猫が逃げてしまっていたというケースもあるので、このような製品は大変重宝します。
本来は乳幼児用安全対策製品として販売されているので赤ちゃん用品の専門店や100円ショップなどでも取り扱いがされています。

ベビーゲート

玄関の開閉時、来客の都度慌ただしく玄関へ駆け寄ってしまう性格の犬猫の場合は玄関への導線にベビーゲートの設置が効果的です。
犬猫が脱走を企てる時は必ずスピードを上げて走り抜けます。でもその手前にベビーゲートが設置されていれば一旦は立ち止まる瞬間が生まれます。高さによっては立ち止まり、身をかがめと数ステップが必要になります。
このタイミングで確保することができれば、不意の脱走を防ぐことが出来安全です。
ベビーゲートは工具やねじが不要で簡単に取り付けることの出来る製品が多数販売されています。ただあくまでも人間の乳幼児を想定して作られているので、ペットに活用する場合は柵の間隔を確認し小さなペットがすり抜けてしまうことが無いかも確認が必要です。

人工芝マット

実はペットは突起の大きな人工芝マットを敬遠する傾向があります。足元が不安定な上に突起特有の間隔が苦手だからです。
例えば玄関、ベランダ、窓の外などペットが脱走の際に足を置く位置に人工芝マットを引いておくと敬遠しその場所へ近づかなくなることもあるので活用をしてみましょう。

このほかにも市販の幼児向け製品や防犯対策用製品の中にはペットの安全対策に活用できる便利なアイテムがたくさんあります。自宅の環境に応じて積極的に活用し日ごろから安全対策を講じておきましょう。

万が一を考えて、今から準備できるもの

ペットが脱走してしまう事故は、いつどの家庭で起きても不思議ではありません。どんなにおとなしく、内弁慶な性格でも脱走の危険は常にはらんでいます。
そのことを十分に理解し日ごろから脱走時の対策は十分に済ませておきましょう。
具体的な準備内容は

      ・室内でも首輪を着用させておく
      ・首輪には飼い主の名前、連絡先を記入しておく
      ・マイクロチップ装填を済ませておく
      ・全身写真、飼い主とのツーショット写真を撮影しておく
      ・最寄の警察署、保健所の連絡先を控えておく
      ・避妊去勢手術を済ませておく

この全てが重要です。
室内で生活する場合、首輪は不要と考え散歩時しか着用をしないという方が増えています。しかし万が一脱走をしてしまった場合、首輪があることで一見で飼い主がいることを相手に伝えることが出来、殺処分を逃れることにもつながります。室内では負担にならないよう軽量な飾り程度の首輪でも構わないので常に着用させておきましょう。

マイクロチップは動物病院で10000円前後で装填が可能です。全国の保健所にはマイクロチップの読み取り機が設置されていて、飼い主の捜索に活用されています。首輪や迷子札の様に紛失してしまう可能性がない最も確実な記名方法ですからぜひ装填を検討しましょう。
実は数々の脱走や災害の現場で問題になっているのは、ペットと飼い主の個人情報の照合が進まないことです。

もし保護、収容されているペットを見つけ出すことが出来ても、次は自身のペットであることを相手に証明しなければスムーズに引き取ることが出来ません。
そのために最も簡単な方法は飼い主とペットとのツーショット写真を撮影しておくことです。日ごろペットの写真を撮るとき、ペットだけで単体で撮影をすることが多いでしょう。そのためあえて飼い主とのツーショットを撮影しておくことで、身分証明になります。撮影時は首輪や被毛の柄など特徴的な部位が映るよう角度を調整しましょう。

ペットが逃げてしまった時誰もがパニックを起こし、途方に暮れるものです。日ごろの備えを万全にすることで早期解決に至るのでこれらの点を心がけておきましょう。

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