コラム

加入前にチェック!ペット保険の加入条件

この記事は2016年5月18日の記事を再編集しました。

医療技術の発展によって、犬や猫といったペットたちもより良い治療を受けることができるようになってきました。しかし、動物病院は自由診療なので、ペット保険へ加入していない場合には治療費の全額(10割)を飼い主さんが負担することになります。

手術を要する大きな治療の場合、治療費用も高額になるのでペット保険で備えておくことがおすすめです。今回はペット保険の加入前に確認しておきたい「加入条件」について紹介します。

加入前にチェック!ペット保険の加入条件

小動物や爬虫類のペット保険もあります!

最近では犬や猫以外の動物をペットとして飼っている方が増えています。ペット保険というと「犬や猫」のイメージが強いですが、加入できる動物の種類は保険会社により少しずつ異なります。

ペット保険の加入対象動物は、基本的に犬と猫に限定されていることがほとんどですが、興行用の動物や闘犬は加入対象外とされています。イグアナ
また、一部の保険会社ではうさぎやハムスターのような小動物や、インコ等の鳥類、カメやイグアナ等の爬虫類を対象とした保険プランを扱っている会社もあります。

※月々の保険料は犬の場合、一定金額としている保険会社もありますが、大きさや体重、犬種によって変化することがほとんどです。

ペット保険、加入年齢の制限

ペット保険への加入をいつすれば良いのか悩むこともあるかと思いますが、ペット保険には加入年齢の制限があります。

ペットが若く、健康で元気だと病院へ行く機会があまりないために「医療費がかさむ」という実感がわかなく、将来の医療費負担は想像よりも軽いものと感じるかもしれません。このようなことからペット保険への関心も薄く、保険への加入を「大袈裟」と思う方もいます。

しかし、ペット保険会社で定められている加入条件の中でも重要とされているのが、加入時の年齢です。加入条件として定められている年齢範囲の一定以上の場合、指定された動物病院で検査を受けた上で加入審査が行われることもありますし、年齢上限以上となる場合には持病がないとしても加入が認められないこともあります。

ペットが高齢となり、老化による不調が生じた時に医療費の負担を実感するようになってきますが、その時には既に加入できる保険会社の選択肢が狭まっている状態となってしまうのです。

新規加入時の年齢上限は、平均すると犬10歳、猫8歳程となっていることが多いです。新規加入時点の年齢がすでに高齢である場合、保険料が高額となることや、健康診断書が必要となることがあります。そもそも、保険加入自体が厳しくなってしまうことも多いので、加入は若い年齢のうちにすることが薦められているのです。

保険というと終身タイプのものが主流ですが、ペット保険は継続に上限を設けている会社もあるので、加入前にはこちらもきちんと確認しておきたいところです。

ペットの平均寿命

ペットを飼うということは、当然「終生飼育」ということです。ペットが寿命を迎えるときに飼い主である自分は何歳になっているのか、それまでペットの飼育に支障や不安がないかを考えるものです。

ペットの平均寿命は以下のように言われています。

  • 小型犬、猫
    13~15歳(日本では20歳を超える猫の数が増えています。犬は20歳を超え、ギネス認定されたこともあります。)
  • 中型犬
    10~13歳
  • 大型犬
    7~10歳

近年、ペットの死因に「老衰」の比率が増えていることからもペットの長寿化が伺えます。寿命を全うすることなく死亡した場合の原因も「交通事故」や「フィラリア症」等、本来の健康にかかわる理由ではないものが大半です。

医療費負担が増えるのははシニア期に入ってから

ペットが若く健康な時期にかかる医療費は、犬の場合は毎年の狂犬病ワクチンやフィラリア予防薬、犬猫はノミダニの駆除薬等で、年間平均1万~2万円程です。概ね、6~7歳頃まではこの程度の予算が続きます。

その後、加齢と共に胃腸の調子を崩すようになり通院の回数が増え始めます。この頃は、1~2度の通院と薬の処方で数千円程度の医療費になると想定されます。
しかし、10歳を超えると身体にしこりができたり、皮膚被毛に関するトラブルや白内障等の症状が見られるようになってきます。早ければ初期の痴呆が始まることもあります。
保険証シニア期に入る頃から病院へ行く機会が増え始め、医療費負担が生じる治療が必要となってくることが多く、「ペットの医療費が高い」「保険がないから工面が大変」という言葉の意味を実感するようになります。

もちろんシニア期に限らず、少し若い年齢から病気を発症するようなこともあるので、やはり新規加入可能年齢になる頃にはペット保険へ加入して備えておくことで安心ができるでしょう。

年齢条件がない保険も

ペット保険を取り扱う保険会社や、ペット保険専門の保険会社が増えてきたことによって保険商品の種類も増えてきています。中には年齢制限がなく加入できる保険や、健康であればいつからでも加入できる保険も増えています。

ペット保険を検討する際には、年齢を理由に諦めてしまわずに、年齢条件がない保険があること、各社条件には違いがあることを前提に探してみるのが良いと思います。

補償内容はしっかりと確認!

ペット保険のサービスが多様化したことによって、補償内容も各社大きく異なっています。ペット保険を検討する際には、以下を必ず確認しましょう。

補償対象になる病気

ペット保険は医療費の補償に関する条件が定められています。病名ごとに補償可否が決めらえている場合や、治療期間、治療費用の上限、治療方法等、対象が限定されていることもあります。そのため、病気によっては保険適用外となり補償を受けることができないという場合もあります。

また、保険商品によっては病気に関する補償はあるものの、怪我に関する補償はないというものもあるので、予め補償対象となる病気について確認しておきましょう。

保険料の金額

保険料の金額は、保険商品によっては数百円と安価なものから、高いものでは1万円近くになるものもあります。保険料は年齢によっても変わるため、高齢になった時に既に支払い済みの保険料の総額が、医療費負担の実費を上回ってしまうこともあります。

保険加入の必要性を考え、補償内容と保険料のバランスが適正であるかを判断しましょう。

補償内容(補償割合)

各保険会社の各保険商品によって補償される医療費の金額は大きく異なります。補償割合として設定されていますが、100%補償してくれるプランや50%まで補償されるプラン、病気によって補償金額が定められているプラン等、様々です。

この点は保険料と併せてしっかりと検討しましょう。

保険金の給付方法

ペット保険の保険金給付方法は以下の2つです。

  1. 立て替え払い
    病院受診の当日、飼い主自身が医療費の全額を支払い、後日保険会社へ保険金請求をする方法で、この方法が一般的です。
  2. 窓口精算
    窓口精算に対応している保険プランへ加入すると、保険会社から保険加入証が発行されます。この保険加入証は私たち人間の健康保険証と同じように、病院の精算窓口で提示すると、当日の医療費が発生せず、動物病院から後日保険会社へ直接請求されるようになるので、飼い主さん側で保険金請求手続きの手間を省くことができます。
    ※ただし50%補償プランの場合は、医療費の50%を自己精算することになります。

このように2つの方法がありますが、窓口精算が可能な保険プランは一部の保険会社にしかないのが現状です。

一例ですが、犬が骨折をして手術治療をした場合、平均30万円程の医療費がかかります。この金額を一時的に飼い主が立て替えて支払うのか、それとも保険会社へ直接請求されるのかでは大きな違いがあります。ガンのような治療の高額治療となるので同様です。

通院・入院・手術、3つの補償

ペット保険で補償されるのは、主に「通院・入院・手術」です。特に、手術は治療費が高額になるので、その補償内容をしっかりと確認しておきましょう。

通院

ペットと暮らす上で最も多く病院を利用するのは「通院」の時です。通院補償は、獣医師による診察を受けた際の治療費を補償してくれます。

入院や手術と比べると治療費が最も低くなるので、保険会社によっては通院補償を含まない保険商品を扱っているということもあります。

保険料を少しでも安く抑えたい場合、通院補償が含まれていないものを選ぶという方法もあります。

入院

入院補償は保険商品により、日数によって補償金額が決まる場合と、入院から退院までを1回とみなして補償金額が決まることがあります。

長期入院が必要になるであろうことを考慮する場合は、後者を選ぶことをおすすめします。

手術

手術治療が必要となる場合、高額な治療費となることが多いので予め準備をしておきたいものです。

ガン手術は別とし、その他の手術とは分けて支払い設定がされていることもあるので、必ず確認をしておきましょう。

まとめ

保険商品によってその補償内容は異なるので、ペット保険加入前にはきちんと補償内容を確認しておくことが大切です。そして、保険の加入は時期が早ければ早い程、より負担が少ない条件で加入できることが多いものです。

ペットが若く、健康なうちにぜひペット保険について考えておきましょう。

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