コラム

ペットがガンになる原因と治療費用等を解説!

この記事は2016年11月30日の記事を再編集しました。

ガンを発症するペットが増えてきていると言われています。特に、犬猫ではワースト1位を独占している状態です。もしもペットがガンになってしまった場合、どういった治療方法があり、その費用はどのくらいになるのでしょうか。

今回は、ペットのガンにまつわることをまとめました。

ペットがガンになる原因と治療費用等を解説!

なぜペットにガンが増えたのか

ペット達にもガンの発症が見られるようになったのは、栄養面が充実したペットフードが増えてきたこと、そして動物医療の技術の発展によってペットの平均寿命が大幅に伸びたことが理由と言えます。

これまではペットが高齢と言われる年齢に達することがあまりありませんでしたが、平均寿命が伸び、ペットも高齢になることが当たり前となったため、ガンを含めた人間と同じような病気になる確率が高まってきているのです。

また、動物医療の技術発展は、ガンの発見にも大きく寄与しており、昔であれば見過ごされてしまっていたガンも発見できるようになったことも理由の一つです。

ガンの早期発見のためにできること

飼い主さんがペットのガンを特定することは難しいですが、気をつけることで早期発見に繋がることはあります。

以下の7項目を日頃から注意して観察しましょう。異変、異常を感じたらすぐに獣医師へ相談するのが良いでしょう。

ガンを早期発見するための「7つのチェック項目」

  1. 身体や口内に引かない腫れやしこりがある
  2. 歩行がおかしい、運動したがらない等、身体能力が衰えて見える
  3. 飲食の動作がつらそう、または呼吸の仕方がおかしい
  4. 食事はしているが体重が減っている
  5. 体臭や口臭がくさい
  6. 排泄物の色やにおい、形状が普通ではない
  7. 身体の粘膜部分やその他の部分から、出血や分泌物がある

上記のチェック項目は、日頃からペットと触れ合う際に、身体をマッサージしながらチェックするのが自然で、ペットも喜んでくれる方法です。また、家庭でのチェックだけでなく、年に一度はガン検診を受けておくとさらに安心できます。

ペットのガン、治療方法とは?

ペットのガン治療は4つの方法が挙げられます。

  • 根治治療法
  • 外科手術を行い、ガン細胞を切除する方法です。

  • 化学療法
  • 抗がん剤を使用等、薬を使う方法です。

  • 放射線療法
  • 放射線を使う方法です。単独の場合と手術と併用する場合があります。

  • 免疫療法
  • 上記3方法の補助的役割をします。免疫力を高めるための療法です。

療法名だけを見ると、人間のガン治療と変わらない印象があります。
しかし、実際ガン治療は高額な設備投資や専門知識を必要とするため、どの動物病院でも同じように治療が受けれるとは限りません。

動物病院によって、ガン診断後の治療方法は大きく異なります。かかりつけ病院の治療方法では納得がいないという場合は、セカンドオピニオン(他病院の獣医に意見を求めること)を利用することもおすすめです。

大学病院や動物専門ガンセンターと連携を取っている動物病院も一部あり、高度治療が必要となった際には、そうした機関を紹介してもらえることもあります。予めかかりつけ病院が、どのような病院や機関と連携をしているのかを調べておくと安心です。

ガンの治療費はどのくらい?

ガンの治療は、人間でも多額の費用がかかるイメージがあります。しかし、人間の場合は健康保険等があるので、費用の負担が抑えられますが、ペットは自由診療となるため治療費の負担は10割となります。

ペットは自由診療であるため、動物病院によって治療費用も大きくなる場合があります。今回は一般的な費用費用の目安として、平均的な治療費を算出してみました。

  • 外科手術
  • 3~40万円(べっと、入院・諸経費がかかる場合あり)

  • 化学治療
  • 抗がん剤、1回につき2~3万円

  • 放射線治療
  • 1回につき1~5万円

  • 免疫療法
  • 1ヵ月7000~15000円(サプリメントの場合)

上記の他に通院費、検査費、薬代等もかかるので、合計では最低でも数十万円、多い時には100万円以上かかった例もあります。

ペットも7歳を過ぎるとガン発症率が高まるという統計が出ています。ペットにつらい思いをさせないためにも、いざという時の費用について考えておく必要があります。

ガン治療とペット保険

犬や猫が一生涯必要となる費用は、約300万円と言われています。しかし、これは通常の飼育費用であり、病気になった際の治療費用等は含まれていません。

ガンになった際の費用をプラスして捻出するのは大変だと思います。そういった時に安心できる存在がペット保険です。
近年ペット保険へ参入する保険会社は増えてきており、ペット保険の種類も多様化してきています。

ガン治療のみならず、病気やケガで病院へかかった際の費用の「50~100%」が支払われるという、補償割合での保険がメインとなります。(例:入院費用の50%を補償・通院費用の70%を補償、等)
中にはガン診断をされた際に、決まった一時金が支払われるプランも出てきました。

月額保険料を見てみると、数百円から数千円まで幅広く保険商品があります。主流のものは、1000~3000円台のものが多く、一時期よりも保険料を格安に設定する保険会社が増えてきていると言えます。

おわりに

ペットの高齢化が進んだことで、ガンを発症する確率が高くなってきています。ガン治療の費用負担は悩ましいところですが、医療技術が進化していることによって救える命が増えていることは嬉しいことです。

ペット保険は十数社が参入しており、保険料も格安なものから補償が充実しているものまで予算によって選ぶことができるようになりました。

年齢制限が理由で過去にペット保険への加入を諦めてしまったとしても、最近では高齢になってからでも加入ができる保険が増えてきています。もう一度保険検討をしてみることをおすすめします。

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