コラム

ペット保険、加入の必要性

この記事は2016年3月25日の記事を再編集しました。

ペットショップで犬や猫を購入する際に「ペットの医療保険」への加入を案内されることがあります。
しかし、ペット保険はどんな時に必要になるのかというのが想像できないこともあり、その場での保険加入に躊躇してしまうこともあると思います。

犬や猫といったペットが動物病院にかかる割合が増えているのが現状ですが、まだ生まれたばかりの子犬に医療保険は必要でしょうか?

ペット保険、加入の必要性

ペット保険ってどういうもの?

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ペット保険とは?

近年徐々に普及しつつあるペット保険ですが、まだまだ「何それ?」と思う方も多いようです。

ペット保険とは、ペットが病気やケガを負ってしまい動物病院を受診した際の治療費・入院費・手術代などの一部を保険会社が負担するサービスのことです。
人間の医療保険と同じような仕組みとなり、飼い主さんの経済的な負担を減らすことができます。
ペット保険を取り扱う会社は増加傾向にあり、様々なプランの中から自分に合っているものを選ぶことができます。

ペットがケガや病気になってしまった際、動物病院を受診します。この時、治療内容によっては費用が高額になることも多く、飼い主さんは精神的なダメージを受けるだけではなく、経済的にも厳しくなることもあります。
特にペットは人間とは違い、公的な健康保険がありませんので、万が一の時のためにもペット保険に加入をしておくと安心です。

生活環境の変化は想像以上の負担

一般的にペットショップで販売されている子犬は、母犬から離れてから数日~数週間しか経っていない状態です。それまでは、母犬や兄弟と共に生活をし、母乳を飲んでいた生活から一匹だけで巣立ち、自力でドッグフードを食べ、慣れない環境で寝起きをしています。
もちろん、中には環境の変化にするに馴染むことができず、体調を崩してしまう子犬も少なくはありません。

新しいお家で迎え入れられる時にありがちなのが、家に来て最初の数日はとても元気で食欲も旺盛、家族にもよく懐きます。しかし、数日~一週間が過ぎた頃に、突然食欲不振、下痢、嘔吐などが起きるトラブルです。
これは、子犬が新しい環境に慣れ、緊張がほぐれたことで一気にそれまでのストレスが溢れ出してしまい、体調不良が起こるためです。

残念ながら、どんなに念入りのケアをしている環境で販売されている子犬でも、新しい家庭へ移るときには、それなりの緊張やストレスがあり、こういったトラブルを未然に防ぐことは難しいのです。

病気やケガになってからではペット保険加入は遅い

ペットを飼っていると、少なからず一度は動物病院へ行く機会があると思います。もし、手術が必要な場合には、手術代が高額となり、さらに入院費や薬代もかかるために、ペットの医療費が高額になることがほとんどです。

気を付けたいのは、ペット保険へ加入する前の治療費は、その後ペット保険へ加入をしたとしても補償対象にはならないということです。
人間の保険もそうですが、ペットも病気やケガで多額の治療費がかかる前に、保険へ加入する必要性が高いと言えます。

ペット保険は月々支払う保険料がお手頃な少額短期保険もあり、家計の負担になりにくい商品もあります。
もしもの時に備え加入しておくことで、大切なペットの治療費の一部を保険会社に負担してもらうことができるので安心です。

目に見えない病気にかかっていることもあります

動物の病気の中には、以下のようなものもあります。

  • 空気感染する病気
  • 潜伏期間が一週間~二週間と長い病気
  • 病気の進行が早く、完治させるための治療法がない病気
  • 致死率が非常に高い病気

たとえば犬の場合、感染原因も以下のようなものがあります。

  • 犬舎での感染
  • 遺伝
  • 他犬との接触による感染
  • 顧客に抱っこされることで、外界から持ち込まれた病原菌による感染

見た目では分かりづらい病気は、血液検査をすることで早期発見をすることもできます。しかし、ペットショップという環境の場合、生後間もない子犬に、頻繁に検査を受けさせる負担を考えると難しい課題です。
そのため、飼い主さんが子犬の不調に気が付くのは、病気が発症してからとなり早期対応をすることが難しいのです。

せっかく家族として迎え入れた子犬を救い、健康な状態に戻してあげるにはそれなりの医療費と通院が必要になります。症状によっては治療費、入院費で10万円以上も費用が必要になることもあります。
これだけ高額な費用を子犬の購入代金を支払った直後に工面するのは、家計にとっても大きな負担となることでしょう。

しかし、ペット保険へ加入していれば、医療費を保険でカバーすることができるので、経済的な不安が払拭され、治療に専念することができます。

生後一年までは飼い主さんも「勉強期間」

子犬は生後一年程でほぼ大人に成長し、健康面も非常に安定します
生後一年以降は、動物病院を受診する機会も減り、年に一度フィラリア予防薬の処方を受ける以外は、病院へ足を運ぶことがなくなるでしょう。

つまり、些細なことで体調を崩したり、飼い主さんが不安になるほど戸惑うことは生後一年を迎えるまでのほんの一時期に限られたこととも言えます。
この期間を無事に乗り越えることで、気が付けば飼い主さんも「犬の体調管理」に関する基礎知識が身に付き、体調不良に直面した時は「自宅で安静にさせ、様子を見るべき症状」か「すぐに動物病院へ搬送しなければならない症状」であるかを見極めることができるようになるでしょう。

生後一年までは、些細なことでも異変や不調に気が付いたら躊躇することなく、すぐに動物病院を受診できるようにしておくことが望ましいです。そのためには、医療費の面で不安がないように、ペット保険で備えておくことがおすすめです。

1歳を過ぎる頃から健康状態が安定してきますが、将来的に何らかの病気の発病や、事故やケガによって病院を受診する機会があるかもしれませんので、保険の継続加入をしておくと安心です。

ペット保険加入で不安を解消できます

生後一年未満の子犬が動物病院に搬送されるケースは以下が多くみられます。
子犬特有の健康面の不安定さ、好奇心の旺盛さから生じるものですが、どれも見過ごせない症状です。

下痢

生活リズムの崩れ、旅行やお出掛けなど環境の変化、疲労、ストレスで起こる場合や、寄生虫や伝染病で起こる場合など様々なケースがあります。

嘔吐

病的な嘔吐、食後すぐに運動など理由は様々ですが、放置することで脱水症状を起こし、危険な状態になることもあります。

ケンネルコフとも呼ばれ一過性の風邪に似た症状の場合、コクシジウムなどの寄生虫が原因のこともあります。

発熱

人間同様に風邪をひき発熱をすることもあれば、伝染病の症状の一つで発熱することもあります。食欲不振、ぐったりとした様子を伴います。

異物飲み込み(異物誤飲)

硬貨やタオルなどの破片、おもちゃ、ガムなど様々なものを好奇心から飲み込んでしまいます。先端が尖ったものは内臓を傷つけてしまう危険があります。

骨折

飼い主さんがまだ子犬の扱いに慣れていないこと、床材(フローリング等)で滑ること、様々な理由から子犬の細い骨は簡単に折れてしまいます。

アレルギー

生後数か月で、かゆみ、脱毛、皮膚の赤みなどのアレルギー症状が起こることもあります。

加入できるペットの種類

ペット保険へ加入できるペットの種類は、一般的には犬と猫が中心ですが、保険商品によっては様々なペットへの補償があります。鳥類やハムスターやうさぎなどの小動物、爬虫類に対する補償がある保険もあります

加入できるペットの種類や加入条件は、事前によく調べて複数の会社の資料を取り寄せたり、見積もりを出すことをおすすめします。

ペット保険を取り扱う会社が増えてきていることから、保険選びに迷うことがあると思います。そういった時には、資料請求をしてみましょう。基本的にどの保険会社のプランも、補償内容をきちんと定めているので、資料を見ながら比較をしてみましょう。

珍しいペットを飼っている方でも、ペット保険の種類はいろいろありますので、自分にぴったりのものを探してみてください。

まとめ

人間のように健康保険がないペットだからこそ、保険でしっかりと備えておく必要があります。愛するペットがもしもの時に適切な治療を安心して受けることができるように、ペット保険を検討してみてはいかがでしょうか。
万が一の時はいつでも動物病院へ相談出来る事で、不安が解消され、飼い主さん自身も安心した生活が送れることでしょう。

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