コラム

ペット保険、加入の必要性

この記事は2020年5月26日に記事を更新しました。

ペットショップで犬や猫を購入する時に「ペット保険」への加入を案内された方もいるのではないでしょうか?しかし、ペットへの医療保険がどのような時にどれくらい重要になってくるのかを想像できないうちは、その場で保険へ加入することを躊躇してしまいがちです。

犬や猫が動物病院を受診する割合が増えている中で、まだ生まれたばかりの子犬や子猫をペットショップで購入したばかりの段階で医療保険は必要なのでしょうか?
ペット保険の必要性について紹介します。

ペット保険、加入の必要性

ペット保険ってどういうもの?

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ペット保険とは?

近年少しずつではありますが、「ペット保険」の認知度が上がってきています。

保険会社ペット保険とは、人間の医療保険と同じような仕組みで、ペットが病気や怪我を負い動物病院を受診したときにかかる治療費・入院費・手術費用等を保険会社が補償(負担)してくれるサービスです(補償の割合は各社、各商品によって異なる)。ペット保険はそのような費用の経済的負担を減らしてくれる大きなメリットがあります。
ペット保険を取り扱う会社は増加傾向にあり、その保険商品も様々で、数ある保険商品の中から、必要と思われる保険を自分で選ぶことが出来ます。

初めてペットを飼う人はイメージが湧きにくいと思いますが、動物には公的な健康保険がありません。そのため、ペットが病気や怪我を負ってしま時に、動物病院に行って受診し、治療内容によっては思わぬ高額な費用がかかることが多くあります。飼い主は病気や怪我に対する心労の他に、経済的なダメージも受けることが考えられるのです。万が一に備えてペット保険への加入は考えて損はないのです。

ペットたちは生活環境の変化が想像以上の負担

犬を例に挙げてお話します。一般的にペットショップで販売されている子犬は、母犬や兄弟姉妹から離れて数日~数週間しか経っていない状態です。それまでは母犬の母乳を飲み、兄弟姉妹と無邪気な日々を過ごしていた生活から一人立ちし、一人慣れない環境で寝起きする生活になります。
こういった環境の変化に馴染むことが出来ずに体調を崩してしまう子犬も少なくないのです。

新しい家族に迎えられた後にありがちなのは、家に来て最初の数日はとても元気で食欲もあり、家族にもよく懐いていたのですが、数日~1週間が過ぎたころに突然食欲不振や下痢、嘔吐等の症状が起きるトラブルです。
これは子犬が新しい環境に慣れて緊張がほぐれてきたと同時に、それまでのストレスが一気に襲い掛かり、体調不良を招いてしまうのです。

残念ではありますが、念入りにケアを行っている環境下で販売された子犬であっても、新しい家庭へ行くときにはそれなりの緊張やストレスがかかるので、このようなトラブルを未然に防ぐことは難しいです。

病気や怪我を負ってからではペット保険加入は遅い

動物病院病気や怪我をした時点でペット保険に加入しようと思う方もいるかもしれません。ここで注意して頂きたいのが多くのペット保険では、申込みしてすぐ補償が受けられる訳ではないということです。
申込みから審査などを経て補償開始となる会社が多いため、もし今手術が必要となる怪我を負ってしまったとしても、その手術にかかる費用は全て飼い主負担となります。

先にもお話させて頂きました通り、手術にかかる費用はもちろん、入院費や通院費、薬代も含めると医療費の合計がかなり高額になります。

ペットの病気や怪我で多額の治療費が発生してしまう前に、保険に加入しておくことがおすすめされているのはこのためでもあります。ペット保険は保険料がお手頃な商品もあり、月々の家計の負担になりにくい範囲で加入することも可能なので、健康なうちにゆっくり検討してみてください。

目に見えない病気にかかっていることもあります

動物の病気には、以下のようなものもあります。

  • 空気感染する病気
  • 潜伏期間が1~2週間と長い病気
  • 病気の進行が早く、完治させるための治療法がない病気
  • 致死率が非常に高い病気

たとえば犬の場合、感染原因も以下のようなものがあります。

  • 犬舎での感染
  • 遺伝
  • 他犬との接触による感染
  • 顧客に抱っこされることで、外界から持ち込まれた病原菌による感染

見た目で判断しにくい病気は、血液検査をすることで早期発見することもできます。
しかし、ペットショップという環境下では、生後間もない子犬や子猫に対して頻繁に検査を行うことにより、それによってかかる負担を考えると難しい状況です。

せっかく迎い入れたペットが何らかの病気だった場合、健康な状態にもどすためにそれなりの医療費と通院が必要になります。症状によっては入院が必要となる場合もあり、10万円を超える費用がかかることも考えられます。
飼い始めてすぐにこれだけの額を工面することは家計にとっても大きな負担となることでしょう。

ペットショップによっても対応は違うと思いますが、迎え入れる前にその辺の話も含めてしっかり聞いておきましょう。

生後一年までは飼い主さんも勉強期間

子犬や子猫は生後一年程度でほぼ大人に成長し、健康面も非常に安定します。生後一年を過ぎてからは、動物病院を受診する機会も減っていき、年に一度のフィラリア予防薬の処方を受ける等以外は病院へ行くこともなくなることでしょう。

つまり、迎え入れてすぐにみられた症状も飼い主が不安になるほど戸惑うことも、生後一年を迎える頃までの一時的なことである言えます。

この時期を乗り越えた経験から、気付けば飼い主も「ペットの体調管理」に関する基礎知識が身につき、体調不良に直面した時に「自宅で安静にさせ、様子を見るべき症状」か「すぐに動物病院へ搬送しなければならない症状」なのかを見極めることが出来るようになることでしょう。

ペット保険に加入しておき、こまめに病院に通うということは、このような不調に対応できる判断力も養うことにつながるでしょう。

健康面が安定する反面、活発に活動する年齢になると、事故や怪我が増えてきます。思わぬことで病院にかかることもありますので、保険の継続加入は検討すべきでしょう。

ペット保険加入で不安を解消

実際に生後一年未満の子犬や子猫が動物病院へ搬送される多くのケースを以下にご紹介します。特有の健康面の不安定さや、好奇心の旺盛から生じるものが多く、どれも見過すことは出来ない症状です。

  • 下痢
    生活リズムの乱れ、旅行等外出による環境の変化、疲労やストレスで起こる場合や、寄生虫や伝染病で起きる場合等、様々な原因が考えられます。
  • 嘔吐
    病的な嘔吐をはじめ、食後すぐ運動してしまった等、嘔吐の理由は様々です。放置しておけば脱水症状を起こし、危険な状態になることもあります。

  • ケンネルコフとも呼ばれる一過性の風邪に似た症状の場合、コクシジウム等の寄生虫が原因のこともあります。
  • 発熱
    風邪による発熱もあれば、伝染病の症状の一つとして発熱することもあります。発熱は食欲不振やぐったりとした様子を伴います。
  • 異物飲み込み(異物誤飲)
    おもちゃやガム、硬貨やタオルの切れ端等様々なものを好奇心から口にし飲み込んでしまうことがあります。先端が尖っているものは、内臓を損傷してしまう危険があります。
  • 骨折
    飼い主がペットの扱いに不慣れなことや、フローリングが滑りやすい床材である等、様々な理由で骨折します。子犬や子猫の骨は折れやすいので注意が必要です。
  • アレルギー
    生後数ヵ月で、皮膚の赤みやかゆみ、脱毛等のアレルギー症状がおきはじめます。

加入できるペットの種類

ハムスター多くのペット保険会社はその対象を犬や猫に限定していますが、保険商品の中には様々なペットを補償対象としたものが存在します。鳥類やハムスター、うさぎといった小動物や爬虫類に対する補償がある保険もあります。

加入できるペットの種類や加入条件は、各社資料を取り寄せたり見積もりを出す等、事前によく調べておくことをおすすめします。

保険会社や商品プランも様々あるので、保険選びに迷うことがあると思います。資料を受け取ったら補償内容をきちんと見て、どの内容が自分のペットに必要なのかを考えながら比較してみましょう。

珍しいペットを飼っている方も、対象になるペット保険があるかもしれません。是非探してみてください。

まとめ

健康保険がない動物達ですが、家族の一員であるからこそ、保険を備えておくことに越したことはありません。
最愛のペットが痛みで苦しみもがいてる姿を見て、なんとか助けたいと思うのが飼い主の心理だと思います。そんな時に適切な治療を安心して受けさせることができる、精神的支柱となるのがペット保険だと思います。

安心を常にそばに置いておくという意味でも、ペット保険を検討する価値が十分あるのです。

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