コラム

シーズーを飼う時に知っておきたいこと

シーズーといえばふわふわとしたぬいぐるみのような外見と落ち着きのある性格が人気で、国内の室内犬としては定番の犬種です。小さな子どもや高齢者のいる家庭でも飼いやすいと高評価を得ています。

しかし、シーズー特有の被毛は定期的なお手入れが必要で、家族として迎える前にシーズーの特徴をしっかりと理解し、今後無理なくお世話を続けることができるように下準備を済ませておきましょう。

シーズー

シーズーのお手入れ(カット)は自分でできる?

シーズーの被毛はまるで絹の様と言われるほどに細く、手触りのよい毛質をしています。ドッグショーや公式の場では、全身を覆うほどに長くきれいに被毛を伸ばした姿を披露されることでも有名です。

この美しい被毛は、生え変わりのサイクルが非常に長く、日々の生活で抜け毛が気になるということはあまりないでしょう。
しかし、非常に繊細な毛質なので、運動や日常生活で絡まり、毛玉が出来やすいというデメリットもあります。

ペット用のスタイルで暮らすシーズーのお手入れは以下が必要になります。

  • 家庭でこまめにブラッシングをすること
  • 1,2か月ごとにカットをすること

シーズーのカットをトリミングショップに依頼する場合、概ね5,000~10,000円程費用が掛かります。この費用を節約するために、ペット用バリカンを購入し家庭でお手入れを済ませるという方も最近では増えています。

家庭でカットを済ませる時は、以下のことを心掛けておきましょう。

  • 事前にブラッシングを済ませ、毛玉を取り除いておく
  • シャンプーで被毛の汚れをしっかりと取り除いておく
  • ドライヤーで完全に乾燥させた状態でカットをする
  • 耳など、皮膚が薄い部位は注意をしながらゆっくりと作業を進める

特に高齢のシーズーは、皮膚トラブルが多発しやすくイボや湿疹ができていることがあります。バリカンやハサミを使用する前にしっかりと全身の状態を確認しましょう。トリミング中の犬2

家庭でお手入れを済ませる時は、カットと合わせて、「爪切り・耳掃除・肛門腺絞り・目やにの除去」も行うようにしましょう。

シーズーのしつけ

元祖愛玩犬と言われるシーズーですが、意外にも性格は頑固な一面があり、しつけにおいては手を焼くこともあります。
シーズーの頑固さ、反抗に飼い主が屈してしまうと、わがままを助長することになるので、家庭内のルールはぶれることなくしっかりと教えましょう。

噛み癖

生後半年程まで続く甘噛みとは別に、シーズーには特有の噛み癖があります。特にお手入れなど自身にとって不快な行動には強い姿勢で反抗を示すことが目立ちます。
この噛み癖は、幼い時期にしっかりと改善をしておかないと、生涯続く問題行動となります。特に、今後家庭でカットやお手入れを済ませたいと考えている場合は、この噛み癖の改善にしっかりと取り組みましょう。

噛み癖の改善には、以下のような方法が効果的です。

  • 飼い主と遊ぶ時は、手や足、洋服にじゃらせて遊ばせない
  • 噛みつきをした瞬間に、大きな声で叱る、驚かせる
  • 叱った直後に飼い主がその場を離れて、遊びを中断する
    (場合によっては犬をサークルへ戻す、リードにつなぐなどの方法で行動制限をかける)

意外に頑固な性格のシーズーですから、飼い主に多少叱られたくらいではめげることはありません。叱られてもひるまずに噛みついたままでいることも珍しくないのです。
このような時は、飼い主が指先で軽くシーズーの鼻をはじきます。鼻は犬にとっての急所ですから、一瞬ひるみを見せ口を空けます。

また、耳をめくり、耳の中に軽く息を吹きかけるという方法も効果的です。まずは飼い主がコントロールをし、噛みつきを止めさせることが重要です。

無駄吠え

シーズーの様に鼻が低い犬種は、無駄吠えがない、ほとんど鳴かないと言われることもありますが、実はすべてのシーズーがこの特徴に当てはまるわけではありません。特にオスのシーズーは勝気な性格で、縄張り意識が強く、玄関チャイムや訪問者、散歩中に遭遇した他犬に激しく吠えたてることも珍しくありません。

無駄吠えの改善には「ダメ」「うるさい」と犬を叱るのではなく、「おいで」「ハウス」「おやつ」など、愛犬が理解出来る言葉をかけ、意識を反らす方法が効果的です。玄関で吠えるよりも、飼い主の傍へ行きおやつをもらう方がよいと理解させます。

頑固で我の強い面があるシーズーは、飼い主の指示に100%従うことを本能的に嫌う傾向があります。上から押さえつける、命令をするという接し方ではなく、別の方法を提案するという方がシーズーには効果的です。

マーキング,トイレ

オスのシーズーは非常に縄張り意識が強く、室内でもマーキングを繰り返すことがあります。マーキング行動は早ければ生後3カ月ほどで始まります。
シーズーにとって室内のトイレシーツで排泄をすることとマーキングをすることにさほど違いはありません。その為、マーキング行動が見られる時は、室内での排泄の全てを禁止するしつけが効果的でしょう。

排泄は「散歩で外出をした時だけ」とルールを決め、室内にトイレシーツは設置しません。この方法はシーズーにとってもわかりやすい方法ですが、飼い主が毎日最低2回は散歩に出かける必要があることも承知しておく必要があります。

メス犬の場合、一般的にマーキング行動はなく、排泄は決められたトイレシーツのみという場合が多いのですが、極稀に多頭飼いで自身の縄張りが犯されていると感じた時にマーキングをすることがあります。

愛犬の性格や生活環境から一番良いトイレの方法を見つけてあげましょう。

気をつけたい病気と予防方法

シーズーは特有の頑固さから食事へのこだわりが強く、好き嫌いや偏食、食欲にムラが出ることが常に気になるところです。

しかし、愛犬のわがままに合わせて頻繁にドッグフードを切り換えたり、品質よりも嗜好性を重視した食事選びは、添加物や栄養バランスの乱れを招き、結果的には様々な健康面のトラブルに繋がります。食事に関するわがままは、健康を第一に考え、時には厳しく接することも重要です。

シーズーに多く見られる病気は以下のようなものがあります。

  • 皮膚トラブル
  • 外耳炎
  • 脂漏症
  • 心臓疾患
  • 呼吸器疾患

内臓疾患の中には先天性の要因があることもありますが、若く健康なうちは症状が目立たなかったものの、加齢とともに不調が目立つようになることもあります。シーズ-

病気の発生を予防する為には、十分な運動をさせ、良質な食生活を保ち、肥満を予防すること、そして皮膚被毛を衛生的に保つことを心掛けてあげましょう。

症状ごとにみられる病気(嘔吐,皮膚,目やに,心臓,耳)

シーズーは本来、体が丈夫で体臭も少ない犬種です。しかし、加齢や健康面の不調と共に様々な変化が見られることがあるので、愛犬の健康面は常に気を配ってあげましょう。

生後間もない時期は、食欲不振や下痢などが目立つ時期があります。環境の変化から生じるストレスを出来る限り軽減してあげましょう。

成長後は、以下のような病気が目立つようになります。

  • 目ヤニ
  • 外耳炎・中耳炎
  • 口内トラブル(歯垢、歯石、歯周病)
  • 心臓疾患
  • 呼吸器疾患

また、加齢とともに皮膚の不調も多発します。
定期的に動物病院を受診し、病気の早期発見を心掛けてあげるとよいでしょう。

シーズーに保険は必要?

シーズーは数ある犬種の中でもトップクラスに長寿な犬です。平均寿命も15年で長いと言われています。
しかし、高齢になるにつれて様々な病気を発症し、闘病期間が長引く傾向がある犬種でもあります。高齢期には様々な治療費が生じることを考え、若く健康なうちから保険に加入を済ませておくと安心といえるでしょう。

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