コラム

パピヨンを飼う時に知っておきたいこと

愛らしい外見と明るく、天真爛漫な性格で幅広い世代から人気を集める犬種がパピヨンです。パピヨンを家族に迎えるにあたって性格、しつけ、病気に関して考えてあげましょう。

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パピヨンの性格・特徴

パピヨンの性格を表す言葉としてぴったりな言葉が「天真爛漫」です。明るく、人懐こく、お転婆でまさに絵にかいたような愛玩犬です。生まれ持ってのアイドル気質とも言われるほどです。
パピヨンは元来、フランス王朝の貴族のペットとするために輩出された犬種です。そのため犬種の輩出のために課題とされたことは

  • 見た目の華やかさ
  • 小柄さ
  • 明るく、優雅な性格
  • 運動量は少なめ

などです。
多くの小型犬種は元の猟犬種を小型に改良することで輩出されましたが、パピヨンにはそのような歴史がなく、猟犬種が持つ特有の気質を持ち合わせていません。そのため明るく、社交的な性格になっています。
ただ、あくまでも愛玩犬としてドレス姿の貴婦人達と共に過ごすことを前提に輩出されているので、

  • 難しい訓練に耐えること
  • 高度なしつけを習得すること
  • 飼い主の状態を的確に判断すること
  • 従順なこと

を求められるのは苦手です。能力的に難しいと理解、パピヨンが反抗をしているのではないことはしきちんと理解してあげる必要があります。

パピヨンのしつけ(トイレ,噛み癖,吠え癖)

パピヨンのしつけは、まず愛犬と飼い主が良好な関係、信頼関係を築くことが最優先です。しつけだけを優先し、信頼関係が構築されていない状態ではまるでしつけは進みません。
なぜこの関係作りを優先するかというと、パピヨンが飼い主に恐怖、警戒、不信といった気持ちと抱いてしまうと、その後どんなに褒めても受け入れてもらえないからです。
しつけにおいては、何が正しいのか、どのような行動が正解かを愛犬に覚えてもらう必要があります。
その為、お互いの意思疎通、信頼関係が重要です。

パピヨンの子犬を家族に迎え、最初のしつけはトイレです。
明るく、活発に動き回るパピヨンにトイレを教える場合は、

  • サークルを用意する
  • しつけ用臭い付きトイレシーツやトイレしつけ用スプレーを用意する
  • 愛犬の行動範囲を1部屋限りに限定する
  • ご褒美のおやつを用意する

トイレの場所を正確に覚えるまでは、行動範囲を広げずに限定します。サークルから出し遊ばせる時はトイレトレーの見える範囲で遊び、トイレをもよおした時は自らトイレまで戻ることが出来るようエリアを絞ります。
ペットシートこの時、人間の目線であればトイレが視界に入っていても、子犬の目線では入らないという事もあります。子犬はつい遊びに夢中になり、トイレの場所を見失ってしまう場合もあるのでできる限り、近距離で遊んであげましょう。
トイレトレー、決められた場所でトイレが出来た時は、数秒以内に大いに褒め、ご褒美のおやつを与えます
この行動を繰り返してゆくうちに次第にどのような行動が正解か、ご褒美をもらえるのかを理解し、トイレを習得できます。

明るく、陽気な性格のパピヨンは一見わがまま、自己主張が強いを感じることもあります。なかなか自分の意志や感情を切り替えることが出来ず、ストレートに感情を表現します。
その為、不快なこと、恐怖を感じることがあれば噛みつく、吠えるという行動を見せます。この行動は条件反射的に起こる場合が多く、しつけで予防することは難しいです。
ただ噛み癖や吠え癖が定着してしまうと、日々のお世話に負担になることもあるので、子犬の頃から改善を心がけます。

  • 噛み癖は叱らない
  • 噛みつく原因、タイミングを見計らい、噛みつかれない物理的工夫をする
  • 社会化トレーニングを積極的に行う
  • 他犬、他人との交流、ふれあいの場を持ち続ける
  • 留守番中はサークルに入れ、安心できる場所で過ごさせる

子犬の時期から積極的にパピーパーティ、ドッグラン、ドッグカフェ、近所の犬、人との交流の場へ足を運び、社会化経験を豊富に積むとこのような攻撃的な問題行動の予防につながります。

気をつけたい病気と予防方法(目,足)

パピヨンと共に暮らすうえで心がけておきたいことは、骨格が想像以上に華奢で繊細だという事です。
パピヨンの体重は3~5kgほどです。ただ飾り毛が多く、一見ボリュームがあるようにもお思えますが、実際の骨格はとても細く、もろい作りです。
日ごろの生活で注意すべきことは

  • 階段を下ること
  • 抱き上げた時には丁寧に下す
  • ソファーなどからの飛び降り
  • 飼い主との衝突
  • 小さな子供の扱い

などです。
階段の昇降やソファーからの飛び降りは、着地の瞬間に前あしに相当な衝撃がかかります。この着地で体勢を崩したり、床にひいてあるカーペットがずれたりと不意のトラブルが起こると瞬時に前肢を骨折してしまいます。
パピヨンは明るく、活発な性格で、おじけづくこともありません。そのため、飼い主がハッとするようま行動をたびたびとりますが、万が一の事を考え、日ごろから安全対策を講じておきましょう。
前肢を骨折した場合、治療法は骨の固定、骨に金属プレートを装着させ固定するなどの方法が一般的です。非常に繊細で華奢な骨の手術には専用の機器と十分な経験が必要となり、施術が可能な獣医師も限られてしまいます。そのため、治療費も30~50万円が相場となり、場合によっては術後のリハビリにも費用が嵩むこともあります。

パピヨンパピヨンは大きく、くりっとした目が愛らしいと特徴的ですが、日常生活においてこの目が刺激を受けることも多く、目の病気の発症率も高い犬種です。眼球表面の軽度な怪我もあれば、大きな手術が必要になることもあります。ただ生涯を通じて目のケアに費用が嵩むことは承知しておく必要があります。

小型犬の平均寿命は13年ほどです。6歳を超えシニアと呼ばれる時期に入ると、内臓機能の低下、消化不良、心臓疾患、癌の発症など様々な不調が目立つようになります。
癌を発症した場合、治療をして長生きをしてほしいという家族の思いと現実的な治療費の負担とのはざまで思い悩むことが多々あります。怪我や病気は事前に予測が出来ず、十分な備えが間に合わないこともあります。日ごろから将来の治療費の工面についてはしっかりと計画を立てておく必要があります。

パピヨンに保険は必要?

パピヨンの医療費は、若く健康な時期はフィラリアの予防薬程度で済むのでさほどかさみません。薬剤は体重で処方量が決まるので、月々1000円程度です。
ただパピヨンのように骨格が細く、繊細な場合万が一の怪我による出費に十分な備えが必要です。骨折であれば30万円以上、開腹を伴う手術であれば40万円、癌など高度医療で治療を受ける場合はそれ以上の費用が掛かります。

骨折のように突発的に起こり、事前の予測が出来ない事故に数十万円の出費が生じることは家計にとっても大きな負担になります。もちろん自然治癒する症状でもないので、治療開始までの猶予期間もありません。このような状況を踏まえ、万が一の突発的な出費にも困惑することの無い様に保険加入をぜひ前向きに考えましょう。
怪我や骨折は生後間もない時期、家族に迎えた直後に頻発します。若く、健康だからと過信せずに十分な備えをしておくことが大切です。

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