コラム

ゴールデンレトリーバーを飼う時に知っておきたいこと

誰もが憧れる大型犬といえばゴールデンレトリーバーでしょう。子犬の時期のかわいらしさはもちろんのこと、成長後も優しい表情が印象的な犬種です。性格は穏やかで、非常に友好的、とても甘えん坊な面もあり、犬好きなら誰もがその魅力に夢中になるほどです。

しかし、ゴールデンレトリーバーは生後半年までは驚くほどにいたずら好きでやんちゃな面もあるので、しっかりとしたしつけが必要です。

ゴールデンレトリーバーの親子

ゴールデンレトリーバーの性格・特徴

数ある犬種の中でも、もっとも人間への共感性が高いと言われるゴールデンレトリーバーは、ペットという域を超えて家族、パートナーと呼べるほどの存在です。
外見的な魅力はもちろんですが、非常に知能も高く、人間の3~5歳児程度の言語理解力を持つと言われています。その為、共に生活をする中で、きちんとルールを教えておけば、厳しく叱る、叩くといったしつけを一切せずにお互いがスムーズに生活をすることができます。

ゴールデンレトリーバーの友好性は、飼い主だけでなく、家族以外の人間、他犬へも向けられます。非常に社交的で穏やかな性格です。しかし、生後3,4歳まではその性格からついはしゃぎすぎてしまうことや遊びに誘う時にテンションが上がりすぎてしまうこともあります。ゴールデンレトリーバー
ゴールデンレトリーバー自身に一切の悪気がなくても、飛びつかれた相手や犬が驚き、転倒してしまうことやパニックを起こしてしまうこともあるので、日常生活でのルールはしっかりと教えましょう。

ゴールデンレトリーバーの人気の理由の一つでもある絹のような被毛は、とても細く、柔らかい手触りをしています。この被毛は、一定の長さで生え変わるので、定期的なカットは必要ありません。
ただし、春と秋の換毛期と呼ばれる季節には、全身の被毛が生え変わるので相当な量の抜け毛を覚悟する必要があります。
家庭では、こまめにブラッシングを行い、抜け毛が飛び散る前にブラシでからめとっておくと掃除の手間を省くことができます。

被毛の量は、オスの方がメスよりも数倍毛量が多い特徴があります。骨格もオスの方が大柄で骨太に成長するので、大型犬特有のボリューム感を満喫したい場合は、オスを家族に迎えると良いでしょう。しかし、オスの方が性格はやんちゃで運動量も豊富に必要になるので、ゴールデンレトリーバーと共に生活をする場面を具体的に想像し、いずれの性別が自身に向いているかを考えてみましょう。

ゴールデンレトリーバーのしつけ

大型犬であるゴールデンレトリーバーのしつけは、家庭での生活と屋外での社会生活のためのしつけ2つが必要です。

家庭生活の為のしつけは、以下のようなしつけが必要です。

  • トイレの場所
  • 入室をしてもよいエリア
  • サークルやハウスの使い方
  • 来客の迎え方
  • 無駄吠えの禁止
  • 甘噛みの禁止

主に家庭内、家族内のルールです。このルールは家族それぞれで異なりますが、しつけにあたっては、家族内で都度ルールが変ってしまわないように統一しておくようにしましょう。

もう一つは社会生活の為のルールです。散歩やレジャーの為に屋外へ連れ出す時は、周りへ迷惑を掛けない、恐怖を与えない為のしつけが必要になります。
大変穏やかで、友好的なゴールデンレトリーバーですが、社会には犬が苦手な人、大型犬に恐怖を感じる人もたくさんいます。道ですれ違うだけでも、恐怖を感じるということもあります。飼い主として、周りに迷惑を掛けないような配慮が必要です。

屋外でのしつけは以下の3点が必要です。

トイレ

ゴールデンレトリーバーは体のサイズの通り、トイレの排泄量も相当なものです。オシッコをした後は必ず持参したペットボトルで水をかけ、オシッコを洗い流し、臭いの発生を予防しましょう。
外出先によっては、トイレシーツを持参し、トイレシーツの上で排泄をさせると、迷惑にならずに済ませることができます。

噛む

穏やかな性格のゴールデンレトリーバーにももちろん生後間もない時期は、甘噛みの習性があります。やんちゃで遊びすきな性格も相まって、甘噛み自体が楽しい遊びになってしまうことも多々あります。
しかし、あくまでも大型犬ですから、たとえ甘噛みといっても家族が怪我をする危険性があることを忘れてはいけません。甘噛みをした場合は、瞬時に厳しく叱り、遊びを中断し、イケナイ行動であることを自覚させましょう。

甘噛みが見られる時期、飼い主以外の人間や他犬にも甘噛みをすることがあります。この時期は決して目を放さないこと、遊びの最中に興奮し始める兆候が見られる時は、一旦その場から愛犬を引き離し、冷静さを取り戻させることが必要です。

噛みつきの習性をこの幼犬期に完全に改善しておかないと、成長後も興奮時や抵抗時に噛みつき行動が見られることがあります。犬自身が或る程度の力加減をするものの、決して見逃してよい行動ではありません。子犬のうちに完全に解消をすることが重要です。

飛びつき

やんちゃで遊びすきなゴールデンレトリーバーにとても多く見られる問題行動に「飛びつき」があります。勢いよく後ろ足で立ち上がり、人間に飛びつきます。時には勢い余って体当たりをすることもあります。
ゴールデンレトリーバーに悪意はまるでなく、遊びの一環であり、甘え行動でもありますが、場合によっては飼い主が転倒し怪我をしたり、他人に怪我を負わせてしまうこともあるのでしっかりと改善が必要です。

この行動は、生後数か月から見られるようになります。後肢の筋力が発達し、後肢だけで立ち上がることができるようになると、立ち上がることでそれまでよりも視界が高くなり、飼い主の顔にも近づけるので、張り切って繰り返します。
ただし、ゴールデンレトリーバーはさほど機敏な動きをする犬種ではありません。また、秘奥に理解力が高く、厳しく叱る、怒鳴ることをせずとも以下のような方法で問題行動を解決することができます。

飼い主に対しての飛びつき

  • ゴールデンレトリーバーは立ち上がる直前に軽くしゃがみます
  • しゃがむタイミングで飼い主が一歩後ろへさがります
  • 飛びつくはずの位置がずれるので、飛びつきが空振りに終わります

散歩中等、他人や他犬に対しての飛びつき

  • ゴールデンレトリーバーは飛びつく直前にかるくしゃがみます
  • しゃがんだ瞬間に飼い主が後向きに軽くリードを引っ張ります
  • 態勢が崩れ、飛びつきができなくなります

気をつけたい病気と予防方法

ゴールデンレトリーバーに多い病気といえば、大型犬特有の骨格形成に関する病気です。特に股関節、腰に関するトラブルは日常生活に支障を来すことも多いので、若く健康な時期から予防策を講じてあげるとよいでしょう。

先天性の原因がある場合は、愛犬に負担にならないように以下のことを心掛けましょう。

  • 適度な運動で筋肉量を維持する
  • 床材は足が滑りにくい素材を選ぶ
  • 車やソファーなど高い場所への乗降は控える

また、意外にも皮膚がデリケートな犬種なのでアレルギーや外耳炎の発症の無いよう、日々の食事管理、衛生管理に注意を払ってあげましょう。

ゴールデンレトリーバーに保険は必要?

ゴールデンレトリーバーは数ある犬種の中でも、トップクラスに癌の発症率が高いとされる犬種です。発症はシニア期に差し掛かった時期に多く見られます。

保険会社もちろん大型犬ですから、治療、服薬、入院とすべてにおいて費用がかさむことを承知しておく必要があります。大切な愛犬に十分な治療を受けさせてあげる為にも保険を活用した治療費の補償を考えておくと安心です。

ペット保険を探そう!
  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア
  • Google+でシェア
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加