コラム

フレンチ・ブルドッグを飼う時に知っておきたいこと

とにかく愛嬌満点、細い足とどっしりとした体形、ユニークな顔立ちで人気のフレンチ・ブルドッグ。実は元は猟犬種という事もあり知能も高く、運動量が多く、活発という一面もある多彩な犬種でもあります。フレンチ・ブルドッグとの生活をより良くするためのポイントをご説明させていただきます。

フレンチ・ブルドッグを飼う時に知っておきたいこと

フレンチ・ブルドッグの性格・特徴

愛嬌のある顔立ち、落ちついたふるまい、無防備な寝姿から穏やかで、落ち着いたイメージが強く持たれるフレンチ・ブルドッグですが、実は真逆な気質を持ち、プロのドッグトレーナーでもしつけに苦労すると言われています。
フレンチ・ブルドッグのルーツはもちろんブルドッグそのものです。この犬種を小型に改良し輩出された歴史を持つので、特徴的な体形だけでなく、その気質もそのままに受け継いでいます。
ブルドッグの特徴的な気質と言えば

  • 我慢強い
  • どっしりと構え、動じない
  • 頑固
  • 負けん気が強い
  • 攻撃的

という面があります。もちろん知能が高く、飼い主に忠実という素晴らしい面もあるので、犬種の特性を理解したうえでしつけに取り組む必要があります。
フレンチ・ブルドッグの祖先であるブルドッグが元は闘犬種であったことから、ブルドッグのしつけにおいて叱る、叩くという事はあまり効果がありません
闘犬の場において相手からの攻撃に動じない、表情にあらわさない、引き下がらないことをよしとしいて改良がされているためです。
その為、トイレの失敗、無駄吠え、噛みつきに対して飼い主は叱ってもあまり効果がありません。
感情に任せ、愛犬を叩く、叩くような素振りを見せるという行為はかえって愛犬を刺激してしまい、愛犬が反撃のタイミングをうかがうようになり逆効果です。

またこの犬種は闘犬種ならではの気の強さがあり、同じ犬種同士の多頭飼いをすると相性が合わず、縄張り意識から喧嘩を頻発することもあります。特にメスとオス、オス同士の多頭飼いの場合はそれぞれの生活エリアを十分に確保できるか、散歩やお世話に無理がないかをしっかりと考えてあげましょう。もちろん小型犬とは言え、10㎏ほどに成長するので多頭飼いの場合は移動手段も考えておく必要があります。キャリーバックの場合は2つ、3つ抱えることになるので覚悟も必要です。

フレンチ・ブルドッグのしつけ(トイレ,吠え癖)

フレンチ・ブルドッグのトイレのしつけは、子犬の場合は家族に迎えたその日から取り掛かります。頑固な一面があるので、後日のルール変更に応じないこともあるので、一旦決めたトイレの場所は変えることの無い様に事前に家族で相談をしておきます。
トイレを教える方法はサークルを用意し、どこがトイレの範囲かを明確に理解できるよう工夫をします。サークルを設置せずにトイレトレーだけを設置している場合、無意識にトイレからはみ出してしまう事があるので、サークルや柵を設けておくとスムーズです。
もし里親などで生後6か月以上のフレンチ・ブルドッグを家族に迎える場合はすでにトイレの習慣が身についているので、あえて変更をせずにそれまでの習慣をそのまま引き継ぐ方がスムーズです。
オスの場合、縄張り意識が強く出ることがあり、室内でもマーキングをすることがあります。この行為はしつけだけではなかなか完全に予防ができないので、トイレを完全屋外に切り替え、室内での排泄はトイレ、マーキングを問わず一切行わないとルール決めをするとよいでしょう。

フレンチ・ブルドッグの様に短鼻種の犬種は無駄吠えが少ないとも言われています。また吠えた場合も高音域の声が出ないのでさほど響かない、長時間鳴き続けないとも言われています。
もちろん骨格的にこのような特質はありますが、完全に吠えない、響かないという事ではありません。チワワやヨークシャーテリアのように小型犬特有の甲高い声とは異なるという程度の意味です。つまり吠えないだろうと過信をしてはいけません。子犬の頃からしっかりとしつけをしないと、将来の無駄吠え悩まされることになります。

フレンチ・ブルドッグが吠える原因は、攻撃、威嚇、自己主張です。つまり小型犬特有な神経質な鳴き方ではありません。自分の意志で吠えているので、しつけによるコントロールが可能です。子犬の頃は

  • 社会化トレーニング
  • 生活音への慣れ
  • 家族以外の人との接し方

を教えてゆきます。特に他犬との交流は積極的にもつ必要があります。他犬に攻撃的な態度を示すことを身に着けてしまうと、散歩やドッグランへ出かけるたびに吠え続ける上に、相手に怪我をさせてしまう危険性もあります。
社会化トレーニングは、過剰にしすぎてしまうという事はありませんので、愛犬を様々な場所へ連れ出し経験を積ませましょう。

気をつけたい病気と予防方法(目,呼吸器系,足)

フレンチ・ブルドッグは大きな目が印象的な犬種です。このような目の形状を持つ犬種の多くみられる目の病気に「チェリーアイ」という症状があります。症状は、目の際側に赤い隆起が出来ます。
軽度であれば獣医師や専門家でなければ気が付かない程度という事もありますが、重度な場合、隆起が大きく、一見で異変に気が付くほどです。
この症状は点眼で対処が出来ることもあれば、手術が必要になる場合もあり、中には何度も繰り返し発症することもあります。

またフレンチ・ブルドッグの様に鼻が低い犬種は、生まれつき呼吸器の疾患を抱えていることがあります。症状は様々で日常生活に支障がなく聴診器で確認をする程度という事もあれば、日常的な運動に制限がかかる場合、心臓疾患を併発している場合もあります。
呼吸器や心臓疾患の手術にかかる費用は30万円以上と大変高額な費用が掛かることが多くみられます。

フレンチ・ブルドッグの様に足が細く、胴が太い犬種で多くみられるお悩みに、肥満があります。犬種特有の体形なのでどの程度からが肥満なのかという判断が難しくもありますが、肥満になると途端に足腰へ負担がかかり、骨折、関節炎、ヘルニアなどを引き起こします。
肥満は万病の元なので、日ごろから適度な運動と体重管理に十分注意しましょう。

フレンチ・ブルドッグに保険は必要?

フレンチ・ブルドッグとの生活は意外なところで費用が嵩みます。日々の食費はもちろんのこと、用品も大型犬用の丈夫な物を買う事もあります。体重別で設定される薬の処方やペット関連サービスの利用も小型犬ながら高額になることもあります。
また慢性的にアレルギー、外耳炎などを起こすことが多く、定期的な通院が必要になることもあります。
このような生活の中で、突発的に起こる骨折、怪我で数十万円もの医療費が突然必要になる、心臓疾患、呼吸器疾患、癌の発症で数十万円もの費用が必要になるという事もあります。万が一の急な出費に戸惑い、治療を躊躇してしまう事の無い様に医療費はペット保険という形で準備をしておく方法がおすすめです。
医療費の工面を貯金で対応するという方法もありますが、必ずしも貯金のペースと愛犬の発症のタイミングが合致するとは限りません。まだ目標額に到達していないにも関わらず、数十万円の治療費の支払いが必要になることもあります。
ペット保険なら、困った時、必要になった時にこそ頼ることが出来るのでぜひ前向きに加入を検討しましょう。

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