コラム

誤解を解こう

私は犬2頭、猫3匹と一緒に暮らしています。
犬も猫もそれぞれに魅力があり、一緒に暮らすことができて本当によかったと思う毎日です。
今は犬や猫と一緒に暮らす人がとても多くなっています。
暮らせなくても犬が好き、猫が好き、犬も猫も好きというひとは多いですね。
犬と猫は一番人間の身近にいる動物と言えるのではないでしょうか。

そんな身近な動物である犬と猫ですが、じつは結構誤解されていることがとても多いのです。
誤解によって接し方を間違ってしまうことも多く、犬や猫の問題行動は人間の誤った接し方によって引き起こされています。
そういったことのないように、犬と猫に関する誤解を解説していきます。
誤解が解ければ、うまくいくことがとっても多いですよ。

誤解を解こう

誤解その1 犬は家族に順位をつける

犬は群れの中で順位争いをするので、人間との関係も順位付けをすると言われていました。
しかし、これは古い情報に基づく誤った認識であり、現在は否定されています。
犬は群れのなかでも順位争いなどしません。そして人間にも順位をつけません。

犬も人間と同じように家族のような関係で平和的に暮らします。
いつも人間より強い地位に立とうとする生き物と昔から一緒に暮らせるはずがありません。
強い地位を取る、取られるの関係であれば犬との暮らしはもっと緊張状態にあるはずです。

よく言われている犬と飼い主とは主従関係が必要というのも
この犬の順位付けをするという考えを基にしてあるので主従関係は必要ないと分かります。

犬とは家族のように、友達のように、なにより平和的な関係を築くことができます。

誤解その2 犬はしつけをしないといけない

犬と人間との暮らしを始めるにあたり、犬は人間社会のことを知らないので
飼い主がしっかりしつけをして教えてあげなければいけないと言われていますが、これも誤解です。
本来犬はとても賢く、飼い主が色々と教えなくてもその場その場をよく観察して、適した行動をとることができます。
人間が特に教えることはほとんどないように思います。

でも周りをみると噛みついたり、ずっと吠えてたり、家具を齧ったりしている犬がいます。
それはなぜなんでしょうか?
それは犬が人間社会のことを知らないから起こることではなく、誤った接し方や飼育環境が適していなことによって
犬にたくさんのストレスがかかることによって引き起こされています。

人もストレスが過剰にかかると病気になったり、イライラしたり、不眠になったり、作業の効率が落ちます。
それと同じ状態に犬がなり、犬も人も困ったことになっているのです。

しつけをきちんとするではなく、犬がストレスを感じなくてすむように快適に過ごせるようにすることが大切です。

誤解その3 犬は頭を撫でると喜ぶ

犬好きの人はよく犬の頭を撫でます。
小さな子どもや赤ちゃんの頭をソッと撫でることは人間にとって愛情表現なので犬にも同じようしてしまっているのですが、
犬にとって頭を撫でられることはとても怖いことになります。
そもそも犬は撫でられることがあまり得意ではありません。
犬たちは手がないので撫でるということをしません。
撫でられている犬をよく見てみると、体を硬くして緊張していたり、
横に視線を逸らしたり、少しのけぞったりしていませんか?
この行動はとても緊張していて、嫌だなと思っていることを表しています。
犬を撫でたら喜ぶのはとんでもない誤解であり、犬もパーソナルスペースは大切です。
むやみに近づいたり、触ったりしないようにしましょう。
そのかわり、ちょっと瞬きをしてみてください。
パチッと軽く瞬きして、顔を逸らします。
瞬きする、視線をそらすというのが犬の礼儀正しい挨拶になります。
犬のコミュニケーションツールを人間が使うととても会話がスムーズにできます。
この瞬き猫も同じで挨拶になります。
猫の場合は犬よりもゆっくり目に瞬きするといいようです。
もしかしたら初めて会う犬や猫にも挨拶を返してもらえるかもしれませんよ。

まだまだ犬猫に関する誤解があるのでシリーズでお伝えしていきます。
楽しみにしていてくださいね。

コラムニスト:アニマルライフアドバイザー ソラ

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