コラム

旅行するときに気をつけたい犬や猫のこと

この記事は2016年4月13日の記事を再編集しました。

行楽シーズンになると、家族旅行に行かれる方もいると思います。最近ではペットも一緒に旅行へ連れて行くという家庭も増えています。

しかし、旅行は家族以外の人もたくさんいる場所へ行くということですので、ペットを連れて旅行をする際には、周囲への気遣いや準備をすることで、より楽しむことができると思います。

今回は、旅行をする際に気をつけたいこと、準備しておきたいこと等を、犬と猫に分けて紹介します。

■目次
1 【犬編】犬が宿泊できる宿を探そう
 予防接種証明書の提示
 ペットの大きさ指定
 しつけができていることが重要
 シャンプーとブラッシングは事前に済ませる
 近くの動物病院を確認
2 体調チェックと無理のない計画を立てよう
 長距離、長時間移動に注意
 旅行の日程を考えよう
3 周囲への配慮、マナーを守ろう
 しつけをきちんとする
 飲食店での配慮
4 【猫編】少しの期間なら家でお留守番をさせる
 留守番の際、必要なもの
5 長時間移動がやむを得ない場合の準備
  事前準備
 注意事項
6 極力ストレスを軽減してあげるためにできること
 車に乗れるかを確認する
 移動に適したキャリーに慣らす
 その他

旅行するときに気をつけたい犬や猫のこと

【犬編】犬が宿泊できる宿を探そう

ペット同伴で宿泊ができる施設が増えています。ペットの同伴が許可されているからと言って、何をしても良いということではありません。もちろん、様々なルールがあります。

予防接種証明書の提示

多くの宿泊施設で予防接種証明書の提示を求められることがあります。予約をする際に、予め確認をし、必要があれば証明書を用意しましょう。

ペットの大きさ指定

ペット同伴可能な宿泊施設でも、「大型犬の宿泊は不可」という場合があります。ペットの大きさが指定されることもありますので、予め確認をするようにしましょう。

しつけができていることが重要

トイレのしつけだけでなく、無駄吠えをしないようにしつけておくことが重要です。また、人間用の寝具で寝かせることはNGということもありますので、普段は寝具で寝かせている場合には、寝る場所を変えることができるようしつけておくことが必要となります。

シャンプーとブラッシングは事前に済ませる

宿泊当日の2日前までにはシャンプーを済ませておくようにしましょう。なぜ2日前なのかというと、前日にシャンプーをしてしまうと、ペットが疲れてしまい、旅行当日に体調を崩してしまったり、疲れで旅行中に動けなくなってしまうことがあるので注意が必要です。

また、チェックイン前にブラッシングを行うことをルールとして設けている宿泊施設もあります。

近くの動物病院を確認

宿泊施設を探す際に、宿泊先の近くに動物病院があるか確認しておきましょう。

旅行中に万が一ケガや病気となった際、すぐに診てもらうことができるようにするためです。そのため、診察日と診察時間も調べておきましょう。

旅行先では、人間のようにすぐに駆け込める病院が近くにあるとは限りません。

体調チェックと無理のない計画を立てましょう

長距離、長時間移動に注意

長距離、長時間の移動に慣れていないと、急な環境の変化からストレスを感じ、疲れてしまう犬は少なくありません。

そのため、移動ルートにおいてこまめに休憩が取れる場所があるか、所要時間や交通の混み具合、道路状況もある程度事前に確認しておきましょう。

車移動に慣れていない場合には、普段から車に乗ることを慣れさせておくことで、不安になったり、体調を崩すことを避けることができます。また、暑さや寒さに弱い犬もいるので、温度調節ができる衣服や、脱水症状を避けるために水を携帯する等、準備をしておきましょう。

犬によっては人ゴミが苦手な子もいます。休憩場所は、犬も楽しむことができるような場所を選ぶようにしましょう。最近では、サービスエリアにドッグカフェやドッグランが併設されているところもあります。

旅行の日程を考えよう

旅行計画を立てる時には、その時期もきちんと考えましょう。メス犬の場合には、発情シーズンと旅行の日程が重ならないよう配慮したいところです。

また、旅行予定の直前にワクチン等の予防接種をしてしまうと、体調不良を起こしやすくなったり、疲れやすくなったりすることがあります。旅行の予定は、予防接種から数日は空くように計画するのが望ましいです。

周囲への配慮、マナーを守ろう

旅先に限ったことではありませんが、公共の場では、犬を連れていない人、犬が苦手な人もいるので周囲への配慮が大切です。

しつけをきちんとする

見知らぬ相手に、吠えてしまったり、急に飛びかかったりしないように、普段から訓練しておくことが必要です。また、突然走り出したり、ケガや事故に巻き込まれてしまう可能性もあるので、犬の大きさに関係なく、リードは必ず付け、飼い主自身が犬の行動をコントロールできるようにしておきましょう。

ドッグランや公園などで、他の犬とケンカ等のトラブルが起こらないよう、日頃から他の犬と交流を持たせ、社会性を身に付けさせておくようにしましょう。

飲食店での配慮

ドッグカフェのような犬も同伴可能な飲食店へ入る際にも配慮が必要です。

入店前にトイレは済ませ、水分を十分に取らせておくようにしましょう。また、食事中はテーブルの横や飼い主のそばでお座りさせるか、伏せをさせましょう。

人間用の食器はペットに舐めさせてはいけません。食事を与える際には、犬用の食器を持参するか、お店から借りるようにしましょう。

【猫編】少しの期間なら家でお留守番をさせる

猫と旅行と言っても、旅行というよりは帰省をする際に同伴させるという意味合いのほうが強いかもしれません。

ペットホテルに預けるよりも、一緒に連れて行くほうのが金銭的にも安心できるということもありますが、猫にとって長時間移動は大きなストレスとなります。また、車や飛行機を使用する場合は、急なケガや事故のリスクもあります。

そのため、3日間くらいの外泊であればお留守番をさせることをおすすめします。

猫にとっては長時間の移動がストレスとなりますし、ストレスが原因となって病気を引き起こすこともあるので、長時間移動は避けるようにしましょう。猫は、短期間であればおうちで留守番ができます。

留守番の際、必要なもの

猫が留守番をする際に必要なものは、「たくさんの水、たくさんの食事、清潔なトイレ」です。

  • いつでも新鮮な水が飲めるようにしてあげましょう。自動でろ過して新鮮な水が飲めるようにしてくれるものが販売されています。こういったものがない場合でも、二晩くらいの留守番であれば、水を4か所くらいに分散して置くのが良いでしょう。

  • 食事
  • 留守番の時は、食事が腐らないためにもドライタイプのものを用意しましょう。時間が経過すると、自動で配給してくれる自動給餌器もあり、より衛生的です。
    自動給餌器が無い場合でも、二晩くらいであれば、いつもの食べる量より3倍程の食事を用意しておきましょう。

  • トイレ
  • 清潔な状態でないと、猫は排泄を我慢してしまい、病気になってしまう恐れがあります。留守番の際には、清潔なトイレが用意できるように、いつものトイレにもう一つ増やしておくと安心です。

そして、外出から戻ったら留守番の間の寂しさを解消するために、たくさん遊んであげましょう。

長時間移動がやむを得ない場合の準備

どうしても長時間移動がやむを得ない場合の事前準備と、車や飛行機の注意事項を以下にまとめました。

事前準備

食事や水の制限をし、移動中の胃の中を空っぽにすることで、乗り物酔いによる嘔吐を防ぎます。

食事制限の方法

出発の3~4時間前に食事を与え、排泄は出発前に済ませておきましょう。猫は8時間程度であれば、水がなくても問題ないので、移動時間を踏まえて水を与えるようにしましょう。

※猫があまり水を飲まない理由は、元々の先祖が砂漠生まれで、あまり汗をかかないためです。唯一汗が出るのは肉球で、不安やストレスを感じると肉球が汗で湿ります。

注意事項

飛行機の場合、出発までに余裕を持つこと、そして到着後はできるだけ早く迎えに行くようにすることです。

車の場合、運転中はキャリーケースから出さないこと、シートベルトでしっかりと固定すること、車内で熱中症にならないように温度管理に注意することです。
キャリーケースから出してしまうと、運転中に足元に猫がじゃれつき、ブレーキを踏み損ねる危険性があります。移動中はキャリーケースの中で過ごすようにしましょう。

極力ストレスを軽減してあげるためにできること

移動中のストレスをできる限り軽減する方法はいくつかあります。

車に乗れるかを確認する

猫が車に乗ることができるかは、短時間ドライブをして車酔いや長時間の移動に耐えられるか等、予め確認しておくのが良いでしょう。ドライブに慣らすことで、ストレスを減らすことができます。

移動に適したキャリーに慣らす

キャリーは出発の一ヶ月前くらいから少しずつ慣れさせておくようにしましょう。キャリーの中をくつろげる空間にすることで、移動中も安心できるようになります。

移動に適したキャリーを選ぶポイントは、移動手段に利用する乗り物に合わせたものを選ぶことです。
車移動の場合には、シートベルトに固定できる穴のあるキャリーを選ぶ、飛行機の場合には、ハードタイプで利用する航空会社の規定サイズ内のキャリーを選ぶことです。

そしていずれの場合も、キャリーから脱走してケガや事故に遭わないためにも、しっかりと鍵が掛けられるものを選びましょう。飛行機の場合には、行方不明にならないためにも、連絡先やペットの名前、目的地等のラベルを付けるようにしましょう。

その他

キャリーの中で暴れてケガをしてしまうこともあるので、防止のためにも予め爪切りやブラッシングをしておきましょう。

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