コラム

安心安全が一番!犬のおやつの選び方

この記事は2017年1月4日の記事を再編集しました。

犬のおやつは種類が豊富なので、どれを選べば良いか悩んでしまうことはありませんか?愛犬のおやつは何を基準に選んでいますか?見た目、素材、愛犬の好み、パッケージのインパクト?

犬用おやつが多様化したことで、その品質も非常に差異が目立ってきていますが、どんなものを選べば良いのかのヒントはあります。
今回は愛犬のおやつを選ぶときに知っておくとヒントとなることを紹介します。

安心安全が一番!犬のおやつの選び方

選ぶ際には内容をきちんと確認しよう

犬にとってのおやつは、しつけ時のご褒美や飼い主さんが帰宅した際のコミュニケーション、愛犬の栄養補給等、様々な用途で活躍します。

ドッグフードペットショップの店頭に並ぶおやつは品数が多く、目移りしてしまうほどです。愛犬の食事には十分配慮していても、おやつを与えることが少ない場合、おやつの種類の多さからどれを選べば良いのかの判断が曖昧になりがちです。

実はおやつの中には愛犬の健康に望ましくない成分が含まれている製品もあるので、しっかりと内容や原材料を確認することが大切です。

おやつは3分類されている

市販のドッグフードは、その配合栄養素によっていくつかに分類されており、この分類は必ず製品パッケージに記載されているので、まずはこの点を確認しましょう。
ドッグフードは「総合栄養食」「副食」「栄養補助食」の3つに分類されます。それぞれの詳細を見てみましょう。

総合栄養食

主にドライタイプのドッグフードに多く見られ、その製品と水を与えるだけで、犬が健康を維持するために必要な栄養素をすべて接種できるように、栄養バランスが整えらえている製品のことを指します。

犬が必要とする栄養素の基準は、アメリカのAAFCO(米国飼料検査官協会)という団体が数値を定めて公表しています。この数値基準を満たした製品にだけ、「総合栄養食」の記載が許可されます。
おやつの場合は、ジャーキーやウェットフードのように様々な素材を配合して製造された製品にこの記載がされています。

ただしこの記載があるおやつは、おやつとして販売されていても食事と同等のカロリーを配合しているという意味でもあるので、栄養バランスが優れていても気軽に与えてしまうと、摂取カロリー過多となり肥満に繋がってしまうので十分注意が必要です。

副食

この分類はおやつに最も多く記載されています。副食とは、特定の栄養素を配合しているものの、主食となりうる程の栄養バランスは取れてなく、あくまでも栄養補給・ご褒美という位置づけの製品です。

副食製品は嗜好性が高く作られている場合が多く、食の細い小型犬の中にはドライフードだけではなく、この副食だけを好んで食べるという犬も多々見られます。

パッケージに副食と記載がある場合は、その製品だけでは健康維持をするための十分な栄養を摂取できないという意味を理解し、与え方やタイミング、分量を十分に注意して主食をきちんと食べられるよう習慣化しましょう。

栄養補助食

人間の食べ物と同様に、犬にも栄養補助食という分類があります。人間の場合は主にサプリメントにこの記載が用いられますが、犬の場合はおやつや缶詰のドッグフード等に記載がされています。

この分類はその名の通り、特定の栄養素の補助を担っています。ただし、該当する栄養素は様々で、「野菜を素材とするおやつでビタミンを補給する」「ささみ等の肉を素材として、たんぱく質を補給する」「にぼしからカルシウムを補給する」等あります。もちろん複数の栄養素を補給できるものもあります。

栄養補助食はあくまでも主食と併用して与えることが前提であり、単独では十分な栄養を摂取することができません。

おやつはあくまでも愛犬とのコミュニケーションやしつけの際のご褒美であり、主食ではないことを正しく理解し、どのような分類に該当するのかを確認しましょう。

絶対に避けたい原材料

原材料についてはしっかり確認することが大切です。パッケージには必ず原材料と成分表示、給与量が記載されています。
原材料表示に「肉副産物・着色料・ビートパルプ・合成保存料」と記載がある場合は、犬にとって望ましくない成分が含まれていると考えましょう。

肉副産物

お肉が含まれているような感じがしますが、あくまでも「副産物」です。
これは内臓等を指しており、血液や糞等も混ざっている可能性があります。犬に与える上での問題はないかもしれませんが、肉副産物に含まれているものが「何であるのか」を知ると積極的に与えることは控えたいと思うのではないでしょうか。万一のリスクを避けるためにも、与えることは控えるのが良いでしょう。

着色料

着色料はあくまでも見た目を美味しそうにするためのもので、「赤色○号」と表示されていることが多いです。

たとえばビーフジャーキーのような、まるで精肉のように鮮やかな色をしている製品には着色料が使われていることがあります。肉は加熱調理をすると灰色に変色します。
着色料は人間から見て「美味しそう」に見えるかどうかという意味で使用されており、犬が食べる上では人工着色料は必要がありません。

一度灰色に変色した肉を、鮮やかに見せるために着色料で染めていると考えると愛犬に与える危険性を実感できるかと思います。

ビートパルプ

おやつの中には愛犬の大好物で、パッケージを見ただけでも愛犬が大喜びをするという製品もあります。ここで注意しなければいけないことは、その素材と嗜好性の理由です。
犬は人間とは味覚感覚が異なるので、美味しいかどうかの判断は風味に頼っています。

味付けに注意!濃い味はNG

おやつの中には愛犬の大好物で、パッケージを見ただけでも愛犬が大喜びをするという製品もあります。ここで注意しなければいけないことは、その素材と嗜好性の理由です。
犬は人間とは味覚感覚が異なるので、美味しいかどうかの判断は風味に頼っています。

ドッグフードに犬が好む強い風味を付ける方法は以下のような方法があります。
・原材料に肉や魚を素材のまま配合する
・動物性油脂を配合する
・人工添加物を利用する

もっとも安全な方法は、素材そのままの風味を生かす方法です。ささみや肉、魚を素材のまま日干しにした製品などがあります。素材そのままの製品は安全面が高い反面、見栄えがせず、価格も高額になりがちです。

安価な原材料や穀物に動物性油脂で肉に似た風味を人工的につけることで、犬の嗜好性を高めている製品が多々あります。このような製品は、着色、成型が自在で大変見栄えの良い華やかな製品に仕上がります。もちろん嗜好性も高く、愛犬が毎回飛んで喜ぶこともあるでしょう。
しかし、動物性油脂や人工添加物は発がん性もあり大変危険な成分です。本来であれば愛犬に生涯摂取させたくないほどえす。

ドッグフードを販売する際は、配合しているすべての原材料をパッケージに記載しなければならないという法律の決まりがあります。そのため、必ずパッケージを確認して、動物性油脂や人工添加物の記載がある場合は購入を見送るべきと言えます。

愛犬には良質な動物性たんぱく質を十分に配合した栄養バランスの整ったドッグフードを主食として与え、おやつはあくまでもコミュニケーションの手段、ご褒美として捉えることを大原則と考えましょう。
あくまでも補助的な役割ですから、与える場合も健康に好ましく、安全な製品に限ることが理想的です。

人間と同じ食べ物はNG

「少しだけだから」とおやつとして人間のケーキやお菓子を愛犬に分け与えてしまうケースがあります。犬も飼い主さんと同じおやつを分けてもらうことに大喜びすると思います。

しかし、人間と同じおやつをたびたび与えていると犬用のおやつを食べなくなり、人間のおやつばかりを催促するようになってしまいます。こうなると犬用のおやつだけでなく、ドッグフードも食べなくなってしまい、人間のおやつばかりを食べる偏食になってしまいます。

人間のおやつに含まれるカロリーはとても高く、犬の体の大きさに換算すると相当量のカロリーを摂取することになります。また、基本的に人間が食べるものは味が濃く、犬の消化に良くないので、濃い味のものを食べ続けると内臓への負担が大きくなります。

濃い味のものを食べることで、すぐにどこかが悪くなるというわけではありませんが、長期的に与えると肥満になるだけでなく、他の病気を引き起こす原因にもなります。犬の肥満は、生活習慣病や虫歯等の様々な病気を引き起こしてしまいます。
たとえ「少量」であっても愛犬に人間用のおやつを与えることは良くないことを心しておくことが犬の安全にも繋がります。

おやつの量は身体の大きさに合わせて選ぼう

ドッグフードやおやつのパッケージには、犬の大きさが指定されています。これは犬の体の大きさによって消費カロリーが変わるため、体の大きさに合わせて一粒のカロリーを変えているためです。

犬とおやつこれはおやつにも同じことが言えます。おやつを選ぶ際には、見た目や価格だけではなく栄養素を基準し選び、犬の大きさで分類されているものに関しては、それぞれの大きさに合わせたものを購入しましょう。※記載がない場合は分け隔てなく、与えても大丈夫なものであると言えます。

たとえば骨等のおやつの場合、犬の大きさに合わせて作られているためおやつにも「S・M・L」等の記載がされていることが多いです。大型犬に小型犬用の骨を与えてしまうと、小型犬用ということもあり小さいため、丸飲みしてしまう可能性があり危険なので、食べやすさも考慮して犬の大きさに合わせておやつが作られています。

大きさを確認せずに与えるのは危険なことでもあるので、必ず大きさの表記があるか確認をするように心掛けましょう。

また、食が細い犬にはささみ等の動物性たんぱく質を摂取できるおやつがおすすめです。ダイエットをしている犬には、ヘルシーでカロリーの低い野菜のおやつを選んであげましょう。

アレルギーを持っている場合には、製品に含まれている添加物によっては反応する場合があるので、単一素材や無添加の製品が安心です。

おやつの催促に注意

犬の脳には満腹中枢という機能がないため、どんなにたくさんの食べ物を食べてお腹がパンパンに膨らんでいる時でも食べ物を見れば喜び、催促をします。
この催促に飼い主が負けてしまい、おやつを与えすぎてしまうと途端に肥満や偏食をもたらし、その後のケアに相当な手間暇が必要な事態に陥ります。

犬はお腹が空いているからおやつを催促しているわけではなく、飼い主とのコミュニケーションとしておやつをもらえるシチュエーションを楽しんでいるにすぎません。愛犬におやつを与えるとき、全ての飼い主はやさしく微笑み、明るい声で愛犬に接しているはずです。このシチュエーションが愛犬にとっては何よりも幸せの時なのです。
愛犬との生活が長くなると、気づかぬ間にその存在が当たり前になってしまい、ついあえて触れることやコミュニケーションを取ることが減ってしまいがちです。そのため、愛犬にとっておやつを受け取る瞬間が特別なものになっていくのです。

おやつを与えるということは、それだけ摂取カロリーが増大していくということでもあるので注意が必要です。たとえ副食や栄養補助食と記載がある場合でも相当なカロリーを配合しているので、おやつと食事の総合計で分量や摂取カロリーを考えてあげましょう。特に小型犬の場合、人間にとってのほんのわずかな分量でも犬には摂取過多になることもあるので注意が必要です。

無添加のおやつがおすすめ

店頭に並ぶおやつはカラフルで見た目も華やかで美味しそうに見えます。これは多くの飼い主さんがおやつを「見た目」の印象で選ぶ傾向が強いことが理由です。
しかしすでに説明の通り、鮮やかで華やかな製品には添加物や着色料が含まれており、愛犬の健康を考える上では好ましいものとは言えません。

おやつはあくまでも食事では摂取しきれていない栄養の補完であり、モチベーションを高めるためのご褒美です。愛犬のおやつを選ぶ時は、原材料表示をきちんと確認し、健康面を第一に考えて「無添加・無着色」の製品を選んであげると良いでしょう。

人気の無添加おやつ

無添加おやつの人気製品は、ささみをそのまま天日干しにしたジャーキーやガム等のシンプルなものです。

ささみやジャーキー等の天然素材を乾燥させたおやつは、無添加で製造できる安全性の高いおやつです。乾燥させることによって栄養素が凝縮され、旨味も十分楽しめます。

ガムは牛皮を十分に乾燥させて成型したもので、犬が噛むことによって自然と柔らかくなる上に食べきるまでに時間がかかるため、留守番時の退屈しのぎにも重宝します。また、子犬の甘噛み対策に与える方法も効果があるとされています。

その他、乾燥おやつには内臓やアキレス、皮等を使用した製品があり、バリエーション豊富です。

無添加製品はもちろん着色加工もされていないので、見た目の華やかさに欠けますが、愛犬の健康を考えた場合、見た目よりも安全性が大事なことは明白です。
もちろん風味も人工的な加工製品よりも、天然素材の風味のほうが愛犬も喜びます。愛犬のおやつを購入する際は無添加のおやつを選んであげましょう。

アレルギーのある愛犬のおやつ選び

アレルギーを持つ犬のおやつにも無添加は欠かせません。無添加おやつの中でも特に素材をそのまま乾燥させて作った製品が安心できます。

おやつの形を成型したり、他の素材と練り合わせるときには必ず添加物や原材料が不明な材料が含まれているので、アレルギーがある場合には心配が残ります。

無添加の乾燥おやつにはアレルギーを持つ犬に対してリスクが低くなるように、カンガルーやラム肉、エゾシカのような素材を天日干しにした珍しい製品も登場していますし、マグロ等の魚を原材料として製品もあります。

愛犬の好みや体調に合わせて好物を見つけてあげましょう。

犬のおやつを手作り!簡単レシピを紹介

ささみを使ったおやつレシピ

ささみは低脂肪でとてもヘルシーな食材なのでおやつにもいろいろ活用できますし、ささみが好物な犬もとても多いです。

ささみは茹でるだけでも簡単なおやつになります。できれば長時間、時間をかけて食べて欲しいという場合には、縦長にささみを切って天日干しする方法もおすすめです。
天日干しをする際には、完全に水分が抜けるまで干すことで長期保存が可能なおやつを簡単に作ることができます。加熱調理をしないため素材の栄養素を保持でき、風味を保つことができます。

知育玩具にはペーストを塗って遊ばせるおもちゃもあります。こうした玩具を使用する際には、ささみをフードプロセッサーでミンチにし、市販のペーストの代用とする方法もおすすめです。市販のペーストと比べて添加物の心配がないので、安心して毎日でも与えることができます。

じゃがいもを使ったおやつレシピ

じゃがいもは様々な方法でアレンジができ、愛犬のおやつにもとても重宝します。ただし、根菜類はカロリーが高いので与えすぎに要注意です!

簡単な調理方法は、じゃがいもをサイコロ状に切り天日干しする方法、電子レンジで加熱して乾燥させる方法です。
薄く切りすぎてしまうと愛犬に与えた時に砕けて散らばってしまうので、ある程度の厚みを持って刻むところがポイントになります。

りんごを使ったおやつレシピ

りんごは適度な甘味があり、犬も大好物なおやつです。やわらかくて調理しやすい素材なので様々なアレンジができます。

りんごを薄く切って電子レンジで加熱をすると、簡単にチップス状にできます。また、高齢犬のおやつにする場合は、鍋でりんごを煮詰めてすり潰し、少量ずつ与えると舐めながら食べることができ喜んでくれます。

スライスしたりんごとスライスチーズを重ねると豪華なデザートにもなります。盛り付けを工夫してあげればケーキのような仕上がりにもなりますよ。

おわりに

愛犬のおやつを購入する際には、内容や原材料、無添加であることをきちんと確認して適切に与えましょう。
また、休日にはぜひ手軽にできる手作りおやつにもチャレンジしてみてください。いろいろなアレンジも思いついて楽しい趣味になると思います。

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