コラム

【夏は要注意】簡単!犬の熱中症対策

この記事は2016年5月11日の記事を再編集しました。

熱中症になると頭がぼーっとし、倒れてしまったり、命の危険に晒されることもあります。
夏に体温が必要以上に上昇することで悪影響が出るのは人間だけではなく、動物たちも同じです。特に、ペットのような小さい動物たちは、日光の影響を受けやすいです。

真夏に犬の散歩をしている時、普段よりも犬がハァハァと苦しそうにしていることはありませんか?もしかしたら犬が熱中症になっている可能性があります。

今回は犬の熱中症の症状、対策について紹介します。ペットが健康的に夏を過ごせるようにぜひ参考にしてください。

【夏は要注意】簡単!犬の熱中症対策

犬の熱中症の原因と症状

原因

犬は全身を被毛で覆われているので、人間のように汗を流して体温調節をすることができません。犬が汗を流せるのは肉球の部分のみです。身体が人間よりも小さく、少しの熱でも大きな影響を受けやすいため、被毛が多ければ多い程、熱を身体に抱え込んでしまい体温がどんどん上昇してしまいます。

また、犬は人間よりも地面に近い高さに身体があるため、熱されたアスファルト等の道路では全身で熱の影響を受けているのです。

症状

犬の体温調節は、口による呼吸を増やすしか方法がありません。真夏に散歩をしている時、呼吸が早くなりハァハァしているのは「パンディング」と呼ばれる行為で、舌を出し自分の唾液を蒸発させることで体温を下げています。

しかし、パンディングにも限界があります。どんどん呼吸が早くなり、次第によだれを垂らすようになってきます。

熱中症の状態が悪化してくると、目の粘膜や口の中が充血し、下痢を起こし、呼吸不全となってしまいます。速やかに適切に治療をしなければ、ショック死をする可能性もあります。

呼吸が早くなり、パンディングが見られるようになったら、熱中症になり始めてる症状ですので、動物病院を受診するようにしましょう。

熱中症を起こしやすい犬種

熱中症にかかりやすい犬種とかかりにくい犬種がいます。これは身体の構造上の問題によって体温調節が上手にできる犬種とできない犬種がいるためです。

熱中症にかかりにくい犬種

「マズル(口吻)」の部分が長い犬種は、熱中症にかかりにくいです。この特徴はとても大きく影響しており、マズルが長い犬種は鼻呼吸がしっかりとでき、外の空気を取り込みやすく、体内の空気温度を下げることができるのです。

また、マズルが長い犬種は喉頭気道が広いことが多く、熱の発散も得意なのです。

熱中症にかかりやすい犬種

対照的にマズルが短い犬種は、体温調節が不得意のため熱中症にかかりやすいです。特に、シーズーやパグ、フレンチブルドッグ等は人間の手で品種改良された犬種のため、頭部の形状も人為的に変えられています。

マズルが短い犬種は鼻腔が狭く、鼻呼吸の効率が悪いです。また、喉頭気道も狭いため、熱を呼吸で発散することが苦手なのです。

セントバーナードやシベリアンハスキーのような北方産の犬種は、被毛が長く分厚いため、身体に熱を溜めこみやすく熱中症にかかりやすいです。他にも、肥満や療養中などで体調が良くない犬も、外気の影響によって熱中症になりやすいので注意が必要です。

犬の熱中症予防方法

水を飲む犬
愛犬の健康や命を守ることは飼い主の義務でもあります。犬の体調管理、熱中症対策をしっかりと行い、愛犬が夏でも快適に生活できる環境を作りましょう。

  • 散歩の時
  • 人間以上に犬はデリケートな生き物です。真夏は照り返す暑さだけではなく、熱されたマンホールでやけどをするようなこともあるので、日中の散歩は避けるようにしましょう。
    散歩の時間は、日差しが弱い朝方や日が沈んでからの夜に行うように心掛けましょう。
    日中に犬を連れ出さなければならない場合には、カゴやキャリーカート等を使用して移動することがおすすめです。

  • 車移動の時
  • 車で移動する場合にも人間には気づきにくいことがあります。犬は車の後部座席に乗せがちですが、カーエアコンが後部座席までと届いていない場合、車内でも熱中症を引き起こすことがあります。

    車に乗せる際には、人間と同じシートへ乗せる、カゴ等を置く際にはアイスジェルマット等を敷くと安心です。

  • 家の中でも注意
  • 熱中症対策は外出時だけではありません。家の中でも熱中症になる可能性はあります。

    家の中は風通しが良い状態にし、植物やパーテーションを使用して日陰を作ってあげるようにしましょう。ただし、太陽は移動するので、影のできる方角に注意しましょう。

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