コラム

犬が吐いた時に考えられる原因と応急処置

この記事は2017年6月30日の記事を再編集しました。

犬は猫と比べると胃腸が大きく消化に関する能力が高いのが特徴的です。そのため「吐き戻し」をすることは基本的に少ないですが、突然吐き戻しをしてしまった場合、飼い主も焦ってしまうと思います。

今回は犬の「吐き戻し」についてクローズアップし、原因や対処方法、考えられる病気についてをまとめました。吐き戻しを予防するためにできる対策についてもお伝えします。

犬が吐いた時に考えられる原因と応急処置

犬が吐く原因とは?どんな病気が考えられる?

犬の嘔吐は空腹や車酔い、消化不良等の一過性であることがほとんどです。そのため、食事内容に気を付けたり、乗り物に乗せることを止めることで解消されます。
また、不安や恐怖、ストレスが強まることで吐き気をもよおすこともあります。ここについては人間にも同じようなことが言えます。

不調の犬犬の嘔吐は様々な原因が考えられますが、中でも注意したいのが病的な吐き戻しです。ウイルス性腸炎や寄生虫症等は、通院治療によってほぼ完治が見込めます。これは何度も吐き戻したり、検便の結果寄生虫が付着していたことが認められたときに、病気として判断されます。
駆除薬の使用や点滴治療によって改善することができます。

吐き戻した原因にもよるのですが、入院治療が必要となることも考えられます。

その他、胃拡張捻転のような感染症ではない内臓疾患や炎症、腎不全等でも吐き戻し症状は見られます。

「吐き戻し」が続く場合には、以下のことをメモしておくことで診察がスムーズとなるので覚えておきましょう。

  • いつから
  • どのように
  • どんなときに
  • 1日に何回吐いたか
  • 吐瀉物の状態

犬が吐いた後を観察し、対処法を考える

愛犬の吐き戻しは突然起こるので、びっくりしてつい悪いほうへ考えてしまいがちです。しかし、まずは愛犬を落ち着かせて休ませてあげるようにしましょう。

吐き戻しが1度限りであれば、その日までの数日間の食べ物を振り返り、消化に良いものを与えて様子をみます。応急処置として毛布等で体をしっかりと保温してあげ、脱水症状にならないように水分補給をさせることで大半は改善することができます。
半日様子を見て、以下のような症状が見られた場合にはできる限り早く医師の診察を受けましょう。

  • 何度も吐き戻す
  • 熱っぽく、ぐったりしている
  • 体を触られたがらない
  • 下痢便、または便秘が続いている
  • 吐瀉物に血が混ざっていた

緊急性は高くないので夜間診療に飛び込む程ではありませんが、翌朝には病院を受診できるように準備を整えておきましょう。

普段から気をつけておくことは?

吐き戻しは病的なものなのか一過性のものなのかの見分けが付きにくいことが難点です。しかし、愛犬の様子を普段から見守っていることで、もしもの時でもすぐに対処することができます。日頃からチェックしたいのが排便の状態です。
座る犬
また、子犬の場合は食べさせすぎることに注意しましょう。成犬は嗜好品やしつけの一環として与えるガムやフードの量に注意しましょう。

室内飼いの場合は誤飲させないためにも、食べ物や口に入る大きさのものは片づけておくことが大切です。できれば「入ってよい部屋と入ってはいけない部屋」の区別をしつけておくと安心できます。
また、外出時は道に落ちている物等を口にしてしまわないように周りを注意しながら行動することはもちろん、マーキング時にニオイを嗅ぐ行為も犬がストレスにならない程度でコントロールしてあげましょう。

散歩時に草を食べたがる様子が見られた場合、整腸作用を求めているかもしれません。頻繁に続く場合は医師の診察を仰ぎましょう。

保険に入っておけば、いざという時に安心!

犬の吐き戻しは、胃拡張捻転のような怖い内臓疾患が隠れていることもあります。通院治療だけでは難しく、手術が必要となる可能性もあります。

動物保険へ加入しておくと、通院や入院だけでなく突然の手術にも対応できるメリットがあります。動物医療は自由診療のため、病院ごとで診療報酬に差があるのが現状です。高度治療機器や検査機器を導入している病院であれば、診療報酬がおのずと高額になります。

このように見てみると5割~7割程度を補償してくれる動物保険のシステムはとても安心です。掛け金が少額でも、きちんと補償を得ることができるように設計されたプランもあります。ぜひ一度動物保険を検討されてみてはいかがでしょうか。

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