コラム

犬の病気、こんな症状が見られたら要注意!

この記事は2017年8月28日の記事を再編集しました。

犬は人間の7倍ものスピードで歳をとっていきます。その為、病気の進行も人間に比べると数倍早いので、いち早く異常を発見し、早期治療を行う事で愛犬の負担をやわらげてあげることが可能になります。

犬は日常的な生活の中で病気のサインを発する事があります。このサインにいち早く気がつくことが病気の早期発見に繋がります。今回は犬が出している様々なサイン(症状)から疑われる病気に何があるかご紹介致します。

犬の病気、こんな症状が見られたら要注意!

「水をよく飲む」サインから疑われる病気

水を飲む犬一緒に生活していると、愛犬の飲み水を常時置いておくことが大半だと思います。しかし気がつくと「近頃水の減りが早い」「ガブガブと勢いよく飲む姿が目立つ」「大量に水を飲む」といった様子を見かけることがあるかもしれません。こういった行動が病気のサインとなっている場合があります。

このような行動から考えられる病気は以下のようなものが挙げられます。

  • 腎臓機能のトラブル
  • 薬の副作用
  • 療法食の影響
  • 精神的なストレス

中でも腎臓に関する病気が比較的多いようです。腎臓は体内の毒素を排出し、排尿に関わる大切な臓器です。腎臓の働きが不調になると、様々な不調を招きます。体内の水分不足や、喉の渇きを感じるようになったり、異常では?と思えるほど水を飲むようになります。
また、腎臓に不調があったり、尿路結石等の病気を抱えている場合は、服薬や療法食を用いた治療を行うこともあります。
尿路結石になった場合、体外へ排出するためにわざと塩分含有量の多い食事を与えて水を沢山飲むように促すことがありますが、人工的な塩分過多の食事をさせることはかえって腎臓に負担がかかり、尿路結石以外の病気を発症するリスクが高まってしまいます。

つまり、どのような目的であっても、何らかの異常行動を伴う行為は犬にとって負担が生じるということなのです。

「咳」のサインから疑われる病気

犬も私たち人間と同様咳をします。咳の原因は軽度の風邪や体力低下、肺に関する病気など様々です。軽度の風邪であれば、数日で自然と完治し、普通の生活に戻ることができますが、咳の種類によっては見過すことができないものもあります。

軽く乾いたような咳を頻繁に繰り返す症状を「ケンエルコフ」といいます。生後間もない子犬やペットショップの店頭に並ぶ子犬、環境の変化やストレスが生じた時に多く見られます。
食事をしっかりと取り、十分な睡眠をとれる環境を整えてあげれば数日で完治しますが、経過と共にたんが絡むようになったり、鼻水や発熱、食欲不振等で症状が見られ、回復する様子が見られない場合には、ただの風邪とは考えずに動物病院を受診しましょう。

免疫力が不完全な子犬の時期は、咳のウイルスに感染し、体力が瞬く間に低下してしまいます。咳を発症している子犬が身近にいる場合は、完治するまで隔離することが望ましいです。
ウイルスによる咳は、空気感染をおこしてしまう恐れがあるので、病院を受診する前に症状を伝えて、待合室ではどのように過ごすべきかの指示を仰ぎましょう。

発熱や鼻水等の別症状も出ている場合には、原因を早期究明する必要があるので、病院で検便検査も併せて受診すると安心です。

高齢期の犬の咳は、風邪や肺炎、癌などが考えることが出来ます。高齢犬は運動量も減り、新陳代謝も低下します。若く健康な頃は負担にならなかった気温の変化や寒暖差が負担になり、体調を崩すこともあります。咳は想像以上に体力を消耗するもので、高齢犬にとっては相当な負担になります。

咳の症状がある時は早期に動物病院を受診し、原因の究明と咳止め薬の処方を受けましょう。咳が長期化する場合は、その間の体重の変化を把握しておくことも必要です。体重の減少が目立つ時は、食事を見直し栄養価の高いメニューに変えてあげるとよいでしょう。

「頭を振る」サインから疑われる病気

時々犬が頭を振るような仕草をすることがあります。頭を低く下げて何度も振る時は、何らかの不快感がある、もしくは神経系の病気のサインと考えてあげましょう。

この仕草から考えられる病気に、耳が関係したものが多くあります。外耳炎、耳ダニといった耳の不快感から頭を振ることでかゆみを取ろうとしているのです。この場合、単に頭を振るだけではなく、かゆがる行動も伴います。気がついた時は早期に動物病院を受診してあげましょう。

頭を頻繁に振るものの、かゆみを伴わない場合、つまづきやよろめき、食欲不振などを伴う場合に考えられる病気は、神経系の病気です。この病気は家庭でのケアが難しいので、動物病院に相談しましょう。
病院の診査台の上では症状が現れない、上手に説明ができないという場合は、動画などを次戦に準備しておくとよいでしょう。必要に応じて、血液検査やレントゲンなどの処置を受け、その時出来る最善の処置を考えてあげましょう。

「血尿」のサインから疑われる病気

排尿の時に痛みを訴えることがあったり、トイレシーツにうっすらと赤い色がついたりと、血尿を確認できる場合があります。特にメス犬に血尿を起こすことが多く、尿道に何らかのトラブルを抱えていることが原因と考えられます。
病院
オス犬は尿道に小さな結石が出来ることがあり、その結石が排尿の度に尿道を傷つけ、痛みや出血を引き起こします。排尿時のふとしたタイミングで自然と結石が体外に排出されることもあります。
いずれにせよ、食事や生活習慣の見通しをしなければ再発が起こるので何らかの対処が必要になります。

初期状態で発見することができれば、投薬や食事療法で結石を分散させ、治療を終えることもできますが、肥大化してしまった後では手術で結石を取り除くことになります。
万が一、愛犬に血尿の症状が見られた際は早期に対処をしてあげましょう。

避妊の手術を行っていないメス犬の場合、生理が起こることで尿に少量の血液が混ざることもあります。この場合、未去勢のオス犬と遭遇してしまうと、相手を刺激してしまう可能性が高いので大変危険です。生理期間が終わるまでは、無闇な外出や多くの犬が集まる場所への出入りは避けましょう。

血尿の治療には、出血部位、原因を突き止めることが大切です。どの程度の出血量であったか、どのような色であったか(鮮やかな赤色、黒ずんでいる赤色、薄いピンク色など)を把握しておくと診察がスムーズに進みます。

屋外でトイレを済ます習慣がある場合は、血尿の発見が遅れてしまいがちです。血尿の症状が起こる時は内臓機能に何らかのトラブルがあるというサインです。日常生活の中で気になることがあれば早期に動物病院を受診しましょう。

「下痢」のサインから疑われる病気

健康のバロメーターと言われる犬の便は、病気の早期発見に最も役立ちます。下痢の程度、判断の基準を覚えておくと日々の健康管理に役立てることが出来ます。

主な下痢の原因は以下のようなものが挙げられます。

  • 寄生虫
  • 消化不良、食べ過ぎ
  • ドッグフードの切り替えなど、食べ慣れない食べ物によるもの
  • 風邪
  • ストレス
  • 胃腸の病気
  • 老化
  • 伝染病

この中でも、食べ物が原因の不調の場合は、数日で自然と完治します。排便の度に次第に便の形が固まり、快方へ向かっていることも把握できます。

一方で寄生虫や伝染病など、自然治癒が難しい病気が原因の場合は、排便の度に便の軟度があがり、次第に水状に変化していきます。この場合、単なる下痢だけでなく脱水症状を併発していることもあり大変危険です。すぐに動物病院を受診し、処置が必要です。
もし他に飼っている犬がいる場合、感染が拡大する可能性もあるので、別の部屋へ隔離する処置を講じましょう。

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