コラム

飛行機や新幹線で犬を移動する時の注意事項

旅行や帰省の際に愛犬の移動手段を考えるでしょう。車での移動が難しい場合飛行機や新幹線という選択肢があります。いずれもあらかじめルールを確認しマナーを守ることで、スムーズでスピーディーな移動が出来おすすめです。
飛行機の利用にあたっては各社取り決め事項が異なります。期間に余裕をもって準備を進めましょう。

飛行機や新幹線で犬を移動する時の注意事項

飛行機と新幹線どちらを選ぶべきか?

愛犬の移動手段と言えば自家用車はもちろん飛行機、新幹線、フェリーと様々な選択肢があります。
いずれもここ十年ほどで各段にサービスが改善され安全で快適な移動が出来るように配慮されています。
移動手段を選ぶうえで飛行機と新幹線のいずれを選ぶべきか迷う場合があります。この時は下記の点を考えてみましょう。

  • 移動時間
  • 無駄吠えの有無
  • 愛犬のサイズ
  • 料金

移動時間は飛行機の場合、実際の搭乗時間だけでなく自宅から空港までの時間と空港から現地目的地までの総合計で考えます。
この間、キャリーケースから出すことが出来ずトイレや飲水を我慢することになるので無理なく過ごせる程度の時間かを考えてあげましょう。
特に子犬や高齢犬の場合この移動時間はとても重要です。
もしこまめに様子を確認したい、休憩を都度させたい場合は新幹線での移動がおすすめです。

次に無駄吠えは公共交通機関を利用するうえでとても大切な事です。慣れない環境や人混み、振動に影響され過剰に吠えてしまう場合は新幹線よりも飛行機の方が飼い主のストレスや周りへの迷惑にならずに移動させる事が出来ます。
もし新幹線で無駄吠えが起こる場合は都度デッキに移動するよう心掛けましょう。
飛行機も新幹線も持ち込み可能なキャリーケースサイズの規定があります。新幹線の場合や小型犬が上限で手荷物程度と考えておきましょう。
中型、大型犬を移動させる場合は料金は多少かさみますが飛行機を選択する必要があります。

飛行機に乗る時の手続き方法は?

飛行機に搭乗させる場合は必ず事前予約が必要です。飼い主分のチケットを手配する際に合わせて手配をしましょう。
持ち込みキャリーケースのサイズは各社規定があるのであらかじめ確認を済ませておきます。航空会社によってはキャリーケースの貸し出しを行っていることもあるので合わせて確認をしましょう。
キャリーケースの材質は硬質プラスチックもしくは金属など決まりがあります。布製のキャリーケースでは搭乗できないので注意しましょう。

多頭飼いの場合、基本的には1頭ずつキャリーケースに入れることになります。
たとえ中、大型犬であっても空港施設内を歩行させる事はできません。空港到着後の移動もキャリーケースに入れ行うのでカートやキャスター付き製品を用意しておくと安心です。
法的に犬は手荷物扱いになります。
その為搭乗手続きの段階で預け入れを行います。ただ犬の場合専用窓口や担当者に直接手渡しをする場合が多く、あらかじめ引き渡し場所、現地での受け取り場所を確認しておきましょう。
機内搭乗後が客室とは別の専用スペースで過ごします。搭乗中の様子を見ることはできず、万が一の場合でも取り出すことは出来ません。
乗務員が犬に触れたり、様子を見ることもない事は承知しておきましょう。

飛行機に乗せられない犬種は?

飛行機を利用する場合、夏の数か月のみ特定の犬種の搭乗が出来ない航空会社があります。犬種は、

      ・フレンチブルドッグ
      ・ブルドッグ
      ・パグ
      ・シーズー

などいわゆる鼻短犬種です。これらの犬種は暑さに弱く、移動中に体調不良を起こす危険性が高いためです。
この規定は各社詳細が異なるのであらかじめ確認をしておきましょう。

搭乗前後のトイレと飲食

飛行機に愛犬を搭乗させる場合は、預け入れの直前にトイレを済ませておきましょう。
飲食は搭乗前1時間~30分は控え、飛行機酔いによる嘔吐を予防します。
また搭乗中は振動でストレスがかかりやすくなるので、キャリーケース内にペットシーツタオルをしき、体の横揺れや嘔吐、失禁による汚れを防いであげましょう。
日ごろから乗り物酔いがみられる場合は動物病院で酔い止め薬の処方を受け、あらかじめ服用させておくと安心です。
乗り物酔いがあった場合は、引き取り、下車の直後の飲食を再開させずに30分~1時間ほど休憩をさせ落ち着いてから少量の飲水をはじめ様子を見てあげましょう。
緊張状態から開放されると真っ先にトイレを済ませたくなるものです。場所を選びトイレに連れ出してあげましょう。

新幹線に乗る時の規定は?

新幹線に愛犬を同乗させる場合、あらかじめの予約は必要ありません
飼い主分のチケットを購入し、乗車当日に窓口で手荷物用切符を購入します。この切符は券売機では販売されておらず窓口のみでの扱いです。
切符を購入すると専用荷札が渡され、キャリーケースの見える場所に取り付けておきます。
乗車中は決してキャリーケースから体を出させてはいけません。顔だけなど体の一部であっても禁止行為です。
新幹線に乗車する際の規定は(JR東海の場合)

      ・小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)
      ・長さ70センチ以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90センチ程度のケースにいれたもの
      ・ケースと動物を合わせた重さが10キログラム以内
      ・手回り品料金は、1個につき280円です。
      ご乗車になる駅の改札口などで荷物をお見せのうえ、普通手回り品きっぷをお求めください。

と定められています。
犬の場合、チワワ・プードル・ヨークシャテリア・ダックスなどの小型犬が対象となるサイズでしょう。
柴犬やコーギーでは持ち込みサイズを超えてしまうでしょう。
多頭飼いの場合、ペットカートに乗せ乗車させている姿を目にすることがたびたびありますが、新幹線の場合、各自の座席スペースが限られているのであらかじめ運航会社に確認を行いましょう。

目的地最寄りの動物病院を下調べ

愛犬を飛行機や新幹線で長時間移動させることは想像以上のストレスがかかっているものです。移動にあたっては、

  • 目的地の最寄り動物病院の連絡先を把握しておく
  • 飲み水を持参しておく
  • 排泄物用ゴミ袋を持参しておく

これらの点を気にかけておきましょう。
特に飛行機移動の場合、移動中に体調を崩すことも多く、急きょ動物病院の受診が必要になる場合があります。
動物病院の連絡先はもちろん空港から動物病院までの移動手段を調べておきましょう。
タクシー会社の中にはペットの同乗を引き受けてくれる会社もありますので合わせて調べておくと安心です。
中、大型犬の場合は現地でレンタカーを手配したり、往診や送迎が可能な動物病院を調べておくと安心です。
ペット保険に加入している場合は、万が一の場合に備え

  • ペットの保険証や加入者証
  • 持病や治療歴の控え
  • 常備薬
  • かかりつけ医の連絡先
  • 狂犬病や混合ワクチンの証明書

等を持参しておきましょう。
日常とは異なる場所へ移動するのですから事前の準備はきちんと済ませておきましょう。

ペットを公共交通機関で移動させる場合の注意事項

愛犬と一緒に旅行をしたり、レジャーを楽しんだりと、ペットOKな施設やサービスは近年ますます増える傾向にあります。
ただ一方でペットと過ごす飼い主のマナーにもいろいろな意見が出ていることも事実です。公共交通機関ではペットが苦手な方、アレルギーをもっている方もすぐ隣の席に乗車することもあります。
お互いが楽しく円満に過ごすことが出来るように周りへの配慮を心がけ、マナーを意識した行動を取りましょう。

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