コラム

犬の体臭、原因を知って臭い対策をしよう

犬との生活で特有のペット臭にお悩みの方も多いでしょう。シャンプーをしても犬特有の臭いがなかなか消えない、自宅に染み付いたペット臭が気になるという場合には、原因と対策方法を知ることで解決の糸口が見えてくるでしょう。

犬の体臭、原因を知って臭い対策をしよう

犬特有の臭いの原因

犬特有の体臭の原因は、皮脂の量と体質、皮脂に紛れた汚れが原因と言われています。
例えば、ビーグルなどの猟犬種は、猟の場面で自身の存在を仲間に知らせるために、あえて強い体臭を持っていると言われています。これは、猟の最中に自身が通りすぎた場所に体臭を残すことで後から追ってくる仲間の犬に道筋を伝えるためです。

元は猟犬種であったビーグルを室内でペットとして飼う際、特有の体臭が気になるという方が多く見られますが、犬種本来の特質である体臭を根本的に解消することは難しいものです。

一方、犬種本来の体臭はさほど強くないにも関わらず体臭が気になるということもあります。シーズー、プードル、ヨークシャーテリア、チワワなどです。
これらの犬種は愛玩犬として輩出され、本来は強い体臭を持っていません。しかし、脂肪分や添加物の多い食生活を続けることで皮脂の過剰分泌が進み、過剰な皮脂に汚れが付着することで不快な臭いを発しているということがあります。

中には、オシッコの臭いが気になるということもあります。被毛が長い犬種の場合、トイレシーツでトイレを済ませて入る場合でも、知らぬ間に被毛にオシッコが付着してしまうことやお腹がオシッコで汚れてしまっていることもあります。

愛犬のシャンプーは月1回程度、散歩や外出で汚れが付きやすい場合、体臭が気になる時は月2回までを目安にしてあげましょう。
ただし、頻繁にシャンプーをし過ぎてしまうと、最低限必要な皮脂が洗い流されてしまい、乾燥肌やフケといった別のトラブルに繋がることがあるので注意が必要です。

犬の体臭が気になる場合は、犬の被毛の状態を確認してみましょう。健康な状態の被毛は根元が軽く立ち上がっています。しかし皮脂が過剰に分泌されている場合や皮膚被毛が汚れていると被毛の根元がベタついていたり、被毛が寝てしまっています。
このような状態の時は、食事内容を見直したり、シャンプーの頻度を高める、シャンプーの洗い方を見直すという方法をとってみましょう。また、生活を見直すことで臭いを改善出来ることもあります。

ただし、犬のシャンプーは低刺激な製品を必ず選びましょう。洗浄力の強さをアピールする製品も多々ありますが、洗浄力の強い製品は、過剰に皮脂を洗い流してしまうことがあります。低刺激のシャンプーでこまめに洗う方が愛犬への負担を軽減出来て、安心です。

部屋にしみついている犬の臭いを取る方法

締め切った部屋に帰宅した時、来客があった時、部屋にしみついたペット臭が気になることがあります。部屋にしみついているペット臭の原因は以下です。

  • トイレの残り香
  • 壁紙
  • カーペット
  • 愛犬の寝具

部屋の掃除をする時は、掃除機で愛犬の抜け毛を片付けるだけでなく、臭い対策も必須と言えるでしょう。愛犬の臭い対策には以下の方法が効果を示します。

  • サークルやトイレトレーも定期的に洗浄する
  • トイレシーツはこまめに交換をする
  • 愛犬のベッドやタオルなどはこまめに買い替えをする
  • (洗濯だけでは、完全に臭いが取りきれないので)

  • ソファーやクッションなど愛犬が触れる場所にある物はこまめに洗濯、日干しをし、消臭剤を吹きかける
  • 天気のいい日は換気をする
  • ペット専用消臭剤を使用し、愛犬の生活エリアの消臭をする

ペットの臭いは、ただそこで生活をしているだけでも室内にしみついてしまうものです。壁紙、カーテン、ソファーなどの繊維製品といったものは定期的な買い替えが必要になると承知しておくとよいでしょう。

また、ペット自身の体臭を軽減するためにサプリメントや香水も市販されていますが、何より効果的な方法は「清潔」な状態を保つことを心掛けることです。香水やシャンプーで過剰に香りづけをすることは、犬に多大なストレスを与えることになるので注意が必要です。

犬の臭いはシャンプーで対策

犬の臭い対策にシャンプーをするという方法もとても効果的です。
自宅でのシャンプーのポイントは、以下となります。

  1. ペット専用低刺激シャンプー剤を用意する
  2. シャンプー前にしっかりとブラッシングをし、抜け毛、毛玉と取り除いておく
  3. シャンプー前に全身を十分に濡らし、汚れを先に落とす
  4. シャンプーは、犬の地肌をしっかりと洗うよう意識し、飼い主の指の腹を使って、被毛の根元、地肌をしっかりと洗う
  5. シャンプー、リンス後のすすぎはしっかりと済ませ、すすぎ残しの無いように確認をする
  6. シャンプー後はドライヤーで被毛の根元からしっかりと乾燥し、自然乾燥で済ませない
  7. 首、脇、腹、内また、お尻は乾かし残りになりがちなので、特にしっかりと乾燥させる

シャンプーをしても臭いが解消されないという場合は、実は犬の被毛の表面しか洗えていない場合があります。臭いの原因は、被毛の根元、皮脂、皮膚にあります。被毛をかき分け、根元部分にしっかりと指が届くように意識して洗うとようにしましょう。
また、シャンプー後に自然乾燥をさせてしまうと、生乾き臭が発生し、かえって不快な臭いが強まります。面倒でも乾燥はしっかりと済ませましょう。

柴犬やコーギー、シェルティなど被毛の量が非常に多く、自宅での乾燥が難しい犬種は、春や秋の抜け毛が多い時期だけでもトリミングショップを利用するのがおすすめです。
体に抜け残った抜け毛が雨に濡れたり、乾かし残りで生乾きになるとかえって悪臭が強まります。季節に応じてプロに依頼し、抜け毛を取り除いてもらうと、その後の自宅でのケアがスムーズになります。

一番効果的な方法は、生活エリアを区分すること

犬と共に生活をする以上、なかなか完全に消臭をすること、ペット臭を完全に予防することは難しいと言えます。
家族には気にならない程度の臭いでも、他人からは不快に思われてしまうこともあります。そのために最も効果的な方法は、生活エリアを区分する方法です。

例えば、自宅の玄関、リビング、客間、寝室には犬を立ち入らせないという方法です。散歩へ連れ出す時は、勝手口、裏口を出入りに利用し、玄関付近に犬を出入りさせないというルールを徹底すれば、来訪客への臭いの不快感を軽減することが出来ます。
リビングでは、家族は利用するソファーには犬を乗せないという方法もよいでしょう。
客間や子供部屋、家族の寝室、洋服を保管している部屋に犬を立ち入らせないという使い分けの方法を取っているご家庭も多々あります。

完全に生活エリアの使い分けが難しい場合は、インテリアの選び方への工夫も効果的です。
カーペットやタオル、カーテンなどの繊維は臭いを吸収しやすい性質があります。丸洗いできる製品やフローリング調の製品など、極力日々の掃除やお手入れがスムーズな物を選びましょう。
特にカーテンは生活臭の温床になっている物です。定期的に買い替え、ペット臭の予防に努めましょう。

おわりに

ペットがいる家庭にとって、臭いの問題はなかなか解決が難しい課題です。共に生活をしていると、無意識のうちに臭いに慣れてしまい、どの程度の対策が必要なのかという判断にも迷うものです。
来訪者自身もペットを飼っているかどうかで感じ方が大きく異なります。家族自身も来訪者も快適に過ごせるように、ペットが居る以上は何らかの臭い対策が欠かせないと考え、工夫をしておきましょう。

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