コラム

ペットの脱走対策が必要な理由と対策方法

この記事は2017年4月5日の記事を再編集しました。

室内飼育が増えてきている中、ペットの脱走対策は行っていますか?脱走と言われると犬よりも猫の方が多いという印象があるかもしれません。
室内飼いのペットが、玄関の扉を開けた途端に飛び出してしまい、そのまま迷子になってしまった…ということは絶対に避けたいところです。

今回はペットの脱走対策についてまとめました。

ペットの脱走対策が必要な理由と対策方法

なぜ脱走対策が必要なのか

そもそも、なぜペットを飼っているお宅で脱走対策が必要なのか、その理由を考えてみましょう。

繁殖能力が高い

避妊・去勢手術をしていないペットが脱走してしまった場合、予期せぬ妊娠をしてしまう、もしくは、させてしまうことが考えられます。

猫の親子特に、猫の繁殖能力は非常に高く、メス猫は生後半年頃から妊娠が可能となります。しかも、猫は交尾をすることによって排卵が起こる交尾排卵のため、高い確率で受胎します。そして、一度の出産で3~5匹程度の子猫を出産し、1年間で2~3回出産をすることができます。

その為、1年間の間に、猫の個体数は10~15倍に増える可能性があると言われているのです。
参考記事:第32話 猫道の猫達 その5 外猫の大群の避妊去勢へ

予期せぬ妊娠や出産で産まれてきた新しい命を自宅で飼育することが難しく、里親探しをするとなると簡単な話ではありません。猫は環境の変化によって強いストレスを受けるため、里親に出すことが好ましくないこともあります。

また先述の通り、万が一外で出産をした場合、野良猫のとなる命が続々と誕生してしまい、近隣住民へ迷惑をかけてしまうこともあれば、交通事故などによってその命を終えてしまうこともあります。

当事者にならないためにも、脱走対策と併せて、避妊・去勢手術をしておくことが大切になってきます。

事件に巻き込まれる

近年、野良猫をターゲットとした虐待事件や野良猫餌やり被害等、猟奇的な事件も多数発生しているのが現実です。

大切なペットが事件に巻き込まれ、悲惨な死を迎える、なんていう想像をしただけでもぞっとしてしまいます。

どのような対策が必要か

猫のジャンプ能力は高く、中途半端な柵を作っても飛び越えたり、よじ登ることが簡単に出来てしまいます。そのため、脱走対策用の扉を作ることが進められています。
玄関付近に脱走防止扉を作ることで、玄関からの脱走を防ぐことが出来ます。

洗濯物を干す時等、窓を開けっ放してしまったことが原因の脱走もあり得ます。窓の開け閉めには十分注意することがもちろん大切ですが、ベランダや窓には脱走防止用のフェンスを設置することで、猫の脱走を防ぐことが出来ます。

フェンス脱走防止扉やフェンスは、簡単なものであれば、物つくり初心者の方でも意外と作れたりします。100均等で手に入る素材を使って作ったり、本格的なDIYで作ったり、その手法は様々です。インターネットで調べると、様々な情報が掲載されているので、是非一度どのようなものがあるのかを見てみるのもオススメです。

賃貸の場合

お家を賃貸している方は、脱走防止扉やフェンスを設置することが難しい場合があります。また、自身が不器用でDIYなんて出来ないと考えている方もいるのではないでしょうか。筆者自身、賃貸住宅に住み、不器用なのでDIYは苦手だと感じています。

このような場合はどうしたら良いか、実際に行った我が家の例をご紹介します。

我が家はリビングと台所兼玄関をつなぐ扉が引き戸になっており、愛猫が自力で扉を開けリビングから出ようとしてしまうことに困っていました。
いろいろと試した結果、愛猫が苦手としている掃除機を扉のところを立てかけるようにしたところ、ピタリと脱走癖が治りました。

今では掃除機を立てかけなくとも、脱走しようとさえしないようになったので助かっています。このようにして愛猫との脱走対策攻防戦は幕を閉じました。
脱走をしようとする場所に、猫の苦手とする何かを置くということも効果的かもしれません。

猫によって何が一番効果的であるのか違いがあると思いますが、いろいろと試してみるのが良いと思います。意外なものが効果を発揮するかもしれません。

脱走対策にマイクロチップ

脱走を未然に防ぐことが何より大切ですが、万が一実際に脱出してしまった時のことを考えてみましょう。

ペットとはぐれてしまった時は、ペットにマイクロチップが装填されていると再会できる可能性が高いと言われています。マイクロチップは「外れない迷子札」とも言われ、ペットを発見にするために一役かっています。
名札を付けた猫
参考記事:マイクロチップを使うメリットとデメリット

我が家の愛猫は、まだマイクロチップを装填していません。しかし、脱走だけでなく、非常時のことを考え、マイクロチップの装填を検討しています。皆さんも是非検討してみてください。

おわりに

野良猫を保護して、家庭に迎え入れた場合、猫は外の世界へ興味を持ちやすく、外へ出ようとしてしまう子が多いと言われています。実際、我が家の猫も元野良猫で、外を眺めることが多い子でした。

ある日、網戸が開いていて「あれ?」と思ったら外から帰ってきたことがありました。わたしが気付かないうちに、自力で網戸を開け、脱走していたようで、その後も何度か同じことがありました。

今は引っ越しをし、当時住んでいた場所ではなくなりましたが、今でも外へ興味があるようなので、また脱走をしてしまうことがないように、脱走対策に努めなければならないと思っています。

ペットの脱走というのは一大事件です。愛犬、愛猫の姿が見当たらない、何日待っても帰ってこないというのは、とても悲しく心配なものです。その上、虐待事件や事故に巻き込まれたりするようなことも「絶対にない」とは言い切れません。

事件や事故に巻き込まれないためにも、普段から脱走対策をきちんと行いましょう。皆さんのお宅では脱走対策はされていますか?

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