コラム

ダックスフンドを飼う時に気をつけたい病気とは?

凛とした佇まいながらも、どことなくおどけた印象を持つダックスフンド。足が短く、胴長である特徴的な体型は病気にかかりやすい事でも知られています。

ここではダックスフンドを飼う時に気をつけたい3つの病気についてまとめました。これからダックスフンドを家族の一員として迎える方はもちろんのこと、お家で過ごすペットのダックスの様子が気になる時の参考に、ペット保険の適用となる疾患をピックアップしました。ペット保険も併せて検討されることをおすすめします。

ダックスフンドを飼う時に気をつけたい病気とは?

ダックスフンドがかかりやすい病気とは?

ダックスフンドはドイツ語で「アナグマを追う犬」という意味で、狩猟犬としての役割を果たしていました。怖いもの知らずの性格で好奇心旺盛ですが、この性格が災いして腰や股関節の病気にかかりやすい傾向にあります。また、小型化されたミニチュアダックスや長毛種であるロングコートダックスなどは交配に交配を重ねて生まれた犬種です。遺伝性の先天性疾患の発生確率が高い事でも知られています。

発症例が多くみられるのは、ヘルニアや目の炎症です。また肥満や糖尿病といった生活環境に関わる疾患も多く見られます。ここからは、ダックスフンドが罹りやすい病気を掘り下げていきます。

椎間板ヘルニアとは?

犬の骨格も人間と同様に背骨があります。小さな背骨がいくつも連なっており骨と骨の間のクッションの役割を果たすゼリー状の物質が椎間板です。この椎間板がすり減る・変形し、脊椎に集中する神経が背骨に圧迫されて痛みやしびれにつながる病気です。

椎間板ヘルニアの原因

ダックスフンドは胴が長く、足が短い体型をしています。そのため高いところから飛び降りる・走るといった普段の遊び程度でも、足にかかる衝撃と腰が受ける負担が大きくなります。人間と同様加齢とともにこの症状が出やすくなるのも傾向の一つです。

椎間板ヘルニアの症状

椎間板ヘルニアの症状は、神経が圧迫されることによって痛みを強く感じます。体勢が変わると痛みが走るため、抱っこを嫌がることから始まると考えられています。症状が進行すると痛みから足をかばうように、後ろ足を引きずるようにして歩くほか、立ち上がることを嫌がるようになります。重症化すると、排尿困難や下半身まひなど障害が現れ、手術も難しくなります。

椎間板ヘルニアの治療法と予防法

椎間板ヘルニアは治癒が見込めない病気のため、治療では痛みを取り除くことと、悪化させない事を優先します。一般的には、抗炎症剤や鎮痛剤の投与で経過観察を続け、温熱療法などで神経の痛みを取る治療等も検討されます。手術の検討もされますが、後遺症が残る可能性があるためダックスフンドのような小型犬には適用されない事もあります。

予防法としては、コンクリートの上を遊ばせないこと、家の階段の上り下りをさせないこと、ソファーからの飛び降りをさせないこと等が考えられます。土の上や室内にマットを敷くなどして、足の負担を軽減する方法を取ったり、段差の少ない広いスペースを確保したりして遊ばせましょう。

糖尿病とは?

代謝系の疾患で、インスリンの働きが悪くなり糖代謝ができなくなる病気です。血液中の糖分が多くなりさまざまな合併症を引き起こしてしまいます。考え方としては人間の糖尿病と同じです。

糖尿病の原因

ミニチュアダックスは遺伝性の糖尿病が多い傾向にあります。小型化させるため、無理な交配が続いた結果、肝臓や腎臓の発達が未熟な個体が多くなったと考えられます。また生活習慣病として後天的な糖尿病も多い傾向にあります。食いしん坊さんや、運動が苦手で肥満体質になったダックスフンドが罹りやすいとされています。

糖尿病の症状

初期症状としては多飲多尿が挙げられます。食べる量が増えるけれど体重減少するという傾向も糖尿病の症状です。進行すると、肝臓が肥大するほか、合併症として白内障といった目の疾患や、こん睡等に代表される「糖尿病性ケトアシドーシス」というような重篤な合併症状が起こります。

糖尿病の治療法と予防法

ダックスフンドが罹る糖尿病の場合、状態によってはインスリンの投与が必要になります。食事管理と尿検査等の細やかな観察が求められ、飼い主と医師との二人三脚が重要なカギとなります。肥満が元で糖尿病になった場合は食事量を見直すほか、適度な運動を取り入れ肥満をなくすことを優先させます。

予防法としては、適度な食事量と運動を幼いころから励行することにつきます。遺伝であることが分かった場合、ブリーダーにその旨を伝え、直系のブリーディングを打ち切ってもらうことも重要です。

進行性網膜委縮とは?

ダックスフントの網膜が委縮する病気です。網膜が機能しなくなりますので、目が見えにくい状態から失明に至る病気です。

進行性網膜委縮の原因

この病気は外傷や内科疾患が原因とは考えにくい病気で、100%遺伝性の病気です。先天的にこの病気があると考えられ、初期段階では飼い主が気付きにくい傾向にあります。年齢を重ねるごとに病気が進行していきます。

進行性網膜委縮の症状

初期症状として、薄暗いところなどで目が見えにくくなることから始まります。日中と違い目が見えにくい状態にあるので、夜中に不安を訴えるようになり、平坦な場所でも転びやすくなります。進行するごとに、日中でも目が見えなくなっていきます。そのため動きが緩慢になるほか、壁伝いに歩くようになるというような行動が現れます。進行度合いには個体差があり、生後1~2年で全盲になることもあれば、高齢期に入ってからその症状が出始めることもあります。

進行性網膜委縮の治療法と予防法

今の段階で確実な治療法は見つかっていません。経過観察によって状態を見続けるしか手立てがない状況にあります。そのため、飼い主が愛犬のストレスを和らげる事が求められます。トイレの位置を変えない、頭をぶつけないように家具を保護するというように愛犬に不安を与えないように工夫をしましょう。この病気は遺伝病ですので、愛犬はもちろんのこと、親犬や兄弟犬など直系の繁殖は避けるようにブリーダーに伝えることも大切です。

ストレスにも敏感、普段から健康管理を!

ダックスフンドなど小型犬はちょっとしたストレスでも、体調に敏感に現れます。普段から健康管理を怠らないことで病気知らずの体を保てます。万一の病気になると医療費もかさむもの。あなたの愛犬にもペット保険をかけてあげましょう。きちんと通院させることで病気の進行を抑え、長生きさせて挙げられますよ。飼い主さんのライフスタイルに合わせた保険を比較しましょう!

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