コラム

トラブルを起こさない、ペット保険の選び方

この記事は2016年7月27日の記事を再編集しました。

ペットの高額な治療費に備えるのがペット保険です。ペット保険の保障によって安心して満足な治療を受けさせることができるようになってきました。これは法改正以降に制度がしっかりと確立されたことも加味していると言えます。

しかし、ペット保険の加入率が増えることによって、実は困ったトラブルも増えています。保険会社によっては、飼い主への説明が不十分であったことから保険対象とならない治療と知らず、支払いの際トラブルに発展するという問題が起こっています。

ペット保険を選ぶ際、ペット保険の仕組みをしっかり調べること、そして何を基準に選べばよいかなど紹介します。

トラブルを起こさない、ペット保険の選び方

上限あり!年齢制限に要注意!

ペット保険加入前に最も注意したいのが、年齢制限です。どの保険会社でペット保険の契約する場合にも、加入時に制限されているのが「年齢の上限」です。
年齢の上限を超えてしまっている場合、契約をすることができませんので、ペットの年齢と気になるペット保険の年齢制限を照らし合わせて選ぶ必要があります。

加入時は上限超えしていなかったのにペット保険が使えない

ペット保険加入申し込みの時点では、年齢制限の上限を超えていなかったけれど、保険契約スタートとなる初日の時点でペットの年齢が上限を超えてしまうということには特に注意が必要です。このような状態になると、ペット保険を利用することができません。

保険加入手続きの時間を短縮するには、インターネットから手続きをするのが一つの方法です。紙面での契約をする場合、書類作成等が必要となり、手続きに時間を要します。しかし、インターネットからの契約ですと、手続きにかかる手間を簡略化できることから、手続き時間を短縮することができるのです。(保険会社によってはインターネットからの申込で割引適用されるところもあります。)
既に飼っているペットの年齢が高齢の場合には特に注意したいところですが、なるべくなら高齢になる前の段階でペット保険へ加入しておくことが安心です。

補償内容をしっかりチェック!保険会社選びは慎重に

ペット保険を取り扱う会社は、現在多数あります。ペット保険のプランは様々あり、1社だけでも複数のプランを用意しており、保険料も補償内容、特徴もそれぞれ異なります。
たとえば、保険商品によっては補償割合が100%となり、全額補償してくれるものもあります。しかし、全額補償となる場合には掛け金でもある保険料が高額な設定になることがほとんどです。
また、ペットの年齢によって保険料も変わります。年齢を把握し、しっかり資料に目を通しましょう。

ペットによってかかりやすい病気が異なります。飼っているペットのかかりやすい病気を把握し、その病気に関する補償が充実している保険プランであるかを調べましょう。
保険料を安く抑えたいと考える場合には、どのような時に保険を使うことが多いのかというのを考えましょう。その上で、「通院、入院、手術」どの項目に重点を絞るのか、そしてその補償割合と保険料を確認して決めるようにしましょう。
入院や手術の費用を半分だけ(50%)補償してくれる保険プランもあります。このような保険の場合、入院や手術の際には費用負担が発生しますが、保険料を比較的安価で抑えることができます。

病気やケガに関する補償のみではなく、他人を傷つけたり、物を壊してしまった際の補償がある特約など、保険商品によっては様々な特約を用意していることもあるので、見落とさないように確認をしておきましょう。

終身タイプのペット保険もあります

生涯補償してもらうことができるなら、飼い主さんも安心だと思います。人間の生命保険に終身タイプがあるように、ペット保険にも終身タイプがあります。
保険会社によっては終身補償をしていないところもありますが、基本的には終身補償の保険プランを取り扱っている会社が多いです。

終身タイプの保険を選ぶときの注意

終身タイプを選ぶとき、保険料の安さも重要ですが、注意したいのが年齢です。
保険会社により違いがありますが、年齢を重ねるごとに保険料が変動し高額になってしまう保険プランを扱っていることがあります。また、高齢なペットになると保険料以外にも、補償内容が変わってしまうケースもあります。

保険更新時に保険料と補償内容が変わることがあるかについては、保険選びの時点で予め保険会社へ問い合わせ、確認しておくことで心配を解消しておきましょう。

ペット保険適用外の治療もあるので注意!

ペット保険には、保険適用外となる病気があります。それは歯周病関連の病気です。
犬の場合を例として紹介します。

成犬のほとんどは何かしらの歯周病にの病気にかかっているため、保険適用外となります。これは人間と同じで、たとえば既にガン細胞によって病魔に侵されている方が、ガン保険に加入できないのと同じです。

歯周病の治療は高確率で全身麻酔が必要となります。全身麻酔は非常に高額です。保険適用となると思い、治療後に飼い主側であまりの高額な治療費に驚くケースも少なくありません。

このようなトラブルを回避するためには、予め獣医師へ治療方法と費用面について確認をすること、その上でどのような治療を進めるのかを相談しておくことが大切です。全てを病院任せにしてしまうと、大きなトラブルを招きかねません。

おわりに

ペットが万が一病気になってしまったり、ケガをしてしまった際に治療費の面で助けてくれるのがペット保険です。
ペット保険を選ぶ際には、ペットの種類など、その子に合った保険プランを選びましょう。プランの内容をしっかりと確認し、困ったことがあればかかりつけの動物病院で獣医師へ細かいところまで相談してみるのもよいでしょう。

ペット保険によるトラブルに巻き込まれないためには、人任せにすることなく、飼い主自身がきちんと補償内容や適用内容を把握しておく必要があることを覚えておきましょう。これは実際にペット保険を利用したいという時に大きな差となって現れます。

補足となりますが、ペット保険は人間と異なり獣医師の診断書は不要となります。動物病院の名前が記入してある領収書があれば、保険請求をすることが可能です。

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