コラム

猫の目やにで注意したいこととケア方法

この記事は2016年7月5日の記事を再編集しました。

猫の目はまん丸で可愛いのが特徴的です。しかし、猫の目は健康状態が出やすく、他の動物と比べても猫は目やにがよく出る傾向にあります。

今回は猫の目やにについてまとめました。

猫の目やにで注意したいこととケア方法

猫の目やにとは

目やにとは、目の表面にある粘膜に、涙や老廃物、ホコリ等が合わされることで出てしまう分泌物です。

目やにが出るのは正常なことですが、時と場合によっては病気やケガが原因で目やにが出ている可能性もあります。そのため、日頃から注意して観察することが大切です。

病院を受診した際に状況説明が細かくできるように、次のことを観察しておきましょう。
観察する際に確認するポイントは、目やにの色と量、どちらの目(もしくは両目)に症状が出ているのか、目自体の異変(充血等)を細かく見ましょう。

猫は目やにが出やすいのはなぜ?

動物の中でも猫は特に目やにが出やすい傾向にあります。犬と比べてみても、目やにが出る仕組み自体は特別違いはありませんが、やはり猫のほうが目やにが出やすい傾向にあるのです。

なぜ猫は目やにが出やすいのでしょうか。

正常な代謝によって出る目やには少量ですが、細菌感染を起こしている場合には、涙に膿が混ざるようになります。また、目が傷ついていたり、アレルギーやウイルス感染が原因で炎症が起きている場合には目やにが大量に出ることがあります。

これは目を守るために起こる免疫反応が原因です。

しかし、免疫反応だから大丈夫であろうと放置してしまうと、二次的に細菌感染を起こしてしまいます。こうなると、膿状の目やにが出てくるようになります。

このようなことから、猫の目やにトラブルが多いのは、猫が細菌やウイルスに感染しやすいためと考えられます。そのため外出する猫は、細菌やウイルスに感染している可能性が高く、目やにトラブルも起こりやすいと考えられています。

目やにが出た際に注意して確認するポイント

愛猫に目やにが出ていることを確認した際、注意して確認するポイントがあります。

  • 色や量を確認
  • 目やにが出ていたら、まず色や量を確認しましょう。

    目頭から目のふちに、赤から赤褐色の目やにが少しついている場合は、正常な新陳代謝による目やにです。しかし、目やにの色が黄色や緑色、もしくは白色の場合は細菌感染を起こしている可能性が高くなります。

    また、外傷や花粉症等のアレルギー反応による目やには、透明で涙がさらさらしている状態になります。

  • どちらの目から出ているのかを確認
  • 両目から出ている場合は、細菌やウイルス感染をしている可能性があります。また、片目から出ている場合は、外傷の可能性が高くなります。

  • 目の様子を確認
  • 瞳孔の大きさ、目の白い部分が濁っているか、まぶたの腫れ、充血等、目の状態を確認しましょう。また、目が痛いようなしぐさをしているかも確認しておきましょう。

いつもと違う目の状態であるようなら、すぐに動物病院を受診する必要があります。注意して確認したポイントを獣医師に的確に伝えるようにしましょう。

目やにを防ぐケア方法

目やにが出ている状態を放置してしまうと、目やにが固まってしまいます。そのため、目やにが出ている時には、湿らせたコットンやガーゼでこまめに拭いてあげることが大切です。ただし、拭く際には眼球に触れてしまうことがないように注意が必要です。

アルコール成分が含まれている人が使用するようなウェットティッシュは、目への刺激が強いため使用はNGです。必ずペット専用のものを使用するか、赤ちゃん専用のウェットティッシュを使用するようにしましょう。

細菌やウイルス感染により目やにが出ている場合、感染力はとても強いです。そのため、多頭飼いをしている場合には、他の猫たちへ感染してしまわないように、早めに病院を受診するようにしましょう。

軽い風邪でもすぐに治ると飼い主さんが判断し、放置した結果、気管支炎や肺炎を起こすほど動物は繊細です。自然治癒すると軽視せずに、できる限り早く病院を受診することが重要です。また、子猫や高齢猫の場合には、特に注意が必要になります。

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