コラム

愛猫が尿路結石に!症状の見極めと原因・予防方法

この記事は2017年6月30日の記事を再編集しました。

人間にとっても「痛みが強い病気」として知られる尿路結石は、猫にとってはポピュラーなものです。猫もつらい痛みが生じ、病状によっては命に係わることもあるため、早期発見・早期治療が必要です。

今回は猫がかかる尿路結石の症状と原因、予防方法などをまとめました。尿路結石予防の食べ物に関する情報も取り入れています。

愛猫が尿路結石に!症状の見極めと原因・予防方法

尿路結石とは

尿路結石は、膀胱や尿管、尿道の中に結石ができる病気です。結石は砂のように細かい結晶のような粒から碁石のように大きなものまで様々な形で形成されます。膀胱や尿道を結石が傷つけたり、詰まることで弊害が生じます。

尿と一緒に結石が排泄されればよいですが、尿道に詰まった場合には痛みを伴います。結石が詰まっているため尿が出にくくなり、尿毒症などの二次障害に発展することもあります。

尿路結石は体質に左右される病気です。そのため一度治療をしても再発する可能性があります。尿路結石になりやすい体質にならないためにも、幼い頃から予防をきちんと行うことが大切です。

尿路結石の症状

尿路結石になると初期症状としてトイレに行く回数が増えることがあります。トイレの回数が増えているのに、尿が出なかったり、出ても少量しか出ないということもあります。

病状が進行すると、排尿の際にうずくまったり、痛みによって鳴き声をあげてしまうこともあります。
また、血尿や茶色の尿が出ることがあります。鮮血尿が出た場合、現在進行形で結石が尿道を傷つけている可能性があるので、いち早く病院を受診しましょう。

尿路結石の原因

尿路結石は体質による原因がほとんどです。尿路結石は2タイプあります。尿が酸性に傾くことで起こるシュウ酸カルシウムが石化したものと、尿がアルカリ性に傾くことで起こるストルバイトが石化したものに分かれます。

いずれも原因は尿中のミネラルバランスやpHバランスが崩れた結果です。
猫には水が苦手な子もいます。普段から水を飲まない場合、濃い尿を出す傾向にあり、その結果ミネラル分が膀胱に溜まり、結石ができると考えることもできます。
その他食事からも影響があるため、ミネラルが多い食事やお肉が多い食事はストルバイトができることもあるようです。

尿路結石の予防方法

尿路結石の予防方法は、尿中pHバランスがコントロールできるフードへ切り替えることです。肥満を予防し、体全体が酸性へ傾くことも防ぎます。また、水を意図的に飲ませてあげる工夫も行いましょう。
踏ん張る猫
猫はきれい好きです。そのため、トイレが常にきれいな状態でないと排泄を我慢してしまうことがあります。トイレの掃除はこまめに行いましょう。

尿路結石は一度かかった猫は再発しやすいため、まずは発症しないためにも幼い頃から「結石を作らないための工夫」を日々の生活の中で行うことが大切です。

尿路結石の治療方法

治療方法は病状の進行度合によって異なります。治療の際には酸性の結石かアルカリ性の結石かを見極めることが大切です。

軽度であれば療法食や結石を溶かす薬の投与で改善を図ります。
エコー検査等によって大きな結石があることが分かった場合は、手術で結石を取り除くことが検討されます。尿道に結石が詰まっている場合は、カテーテルを挿入し、結石を流し出す治療が選択されます。状況によって麻酔や入院治療が必要となります。

再発を繰り返す場合にはオス猫の身体の構造を考慮し、局部を成型し尿道を短くする成形手術が行われることがあります。

愛猫の尿路結石を防止するおすすめフード

尿路結石の種類がアルカリ性に傾いた状態で起こる「ストルバイト」であった場合、療法食の選択が増すとです。シュウ酸カルシウムによる結石は手術等の選択が優先されます。

猫と食べ物治療や再発防止のために選ぶ療法食は、動物病院で獣医師に推奨されたフードを選ぶことがおすすめです。価格は高価となってしまいますが、治療用と予防用、それぞれの栄養バランスが整えられたフードが揃っています。
獣医師の指示のもと猫のフードを与えることで、緊急性の高い状態を脱することができますし、再発予防にも繋がります。

尿路結石は検査や治療のことを考えても設備が整っている動物病院へ行くことが望ましいです。動物保険を利用できる病院であれば、1日も早く猫の不快な症状を和らげてあげることができますし、飼い主の負担も減らすことができます。

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