コラム

猫の腎臓病を知る「腎不全について」

この記事は2017年6月30日の記事を再編集しました。

猫は腎機能が弱く、若い年齢から腎臓病にかかりやすい傾向にあります。年齢を重ねるとそのリスクはさらに高まるため、幼い頃kあら腎臓病・腎不全に対しての予防ケアをしておくことが大切です。

今回は、猫がかかりやすい腎不全に関する情報や、治療方法、動物保険の適用例についてまとめました。愛猫を病気から守り、一日でも長生きしてもらうために必見の話題です。

猫の腎臓病を知る「腎不全について」

猫の腎不全とは?

猫の腎臓は小さいため、血液中の老廃物をろ過する能力が少ないというデメリットがあります。そのため、食生活等の生活習慣が原因となって腎臓疾患が起こりやすいと言われています。

猫がかかりやすい病気の一つ「腎不全」は、腎臓機能が低下した状態であることを意味しています。腎不全はステージ区分されることがありますが、腎機能は一度壊れてしまうと改善されることはありません。初期の段階であっても「慢性腎不全」と診断されることがあります。

腎不全の初期段階は無症状ですが、多飲多尿の症状によって異変を感じ、病気に気づくことがあります。進行すると、食欲がなくなる・吐き気が続く・痩せる等、腎機能の低下によって生じる合併症の症状が見られるようになります。

末期状態になると、尿毒症を引き起こし、ふらつき等が見られます。高齢猫はもちろん、多くの猫が命を落としてしまいます。

腎不全の症状から兆候を見分けよう

猫の腎不全は、無症状である段階から既に腎機能の低下が始まっています。そのため、普段から猫の様子を注意して見守ることが大切です。初期の症状として、水をたくさん飲む、尿をたくさん出す「多飲多尿」が見られます。

水を欲しがる、トイレの時間が長い、だるそうにうずくまっているという状態が続く場合には、早めに獣医師の診断を仰ぎましょう。

腎不全の兆候に早く気づき、医師の診察を仰ぐことで、寿命を全うできる可能性が高まります。症状に気づくことができず、食事も現状のままにしてしまうと、さらに病状が進行する可能性が高まります。
食事を避けるようになったり、食べては吐くを繰り返す状況の場合、腎不全が進行している可能性があります。

腎不全の治療法と保険の適用例

腎不全の診断には、血液検査が行われます。数値結果をもとに、進行度合いを見極めます。そして、進行の度合いや猫の年齢を見て、治療方針が決まることが多いようです。

一般的に入院や手術はせずに、投薬を中心とした定期的な通院治療によって経過観察をします。投薬内容は、降圧剤やホルモン剤が中心です。
また、通院をして輸血による点滴を行い、血液中の窒素の数値を下げる治療方法も行われます。そして同時に低タンパク質の病気療養食へ切り替えます。

猫の看護婦若くて体力がある猫の場合、「腹膜灌流(ふくまくかんりゅう)」と呼ばれるお腹に灌流液を流して回収する腹膜透析治療や、人工透析治療を選択することがあります。
ただし、透析関連の治療を選択すると、週に数回通院を強いられることになります。また、治療中に麻酔をかけることもあります。

治療は猫にとってストレスになりますし、都度行われる検査や治療によって費用もかさみます。そのため、治療方針については予め医師との話し合いをすることが大切です。

動物保険で補償を受けれます

病気になってしまってからでは動物保険へ加入することはできません。ペットとして迎える、まだ子猫の頃から動物保険へ加入していれば、通院や入院治療の補償を受けることができます。

保険商品の種類は多様で、上限額以内の範囲で50~70%の治療費を年間20回まで補償してくれるというものもあります。
腎疾患の治療は長期戦になることが予想されます。治療内容によって「全額実費で支払う」「動物保険を使い補償を受ける」という形で使い分けをするのがよいでしょう。

もちろん、動物保険を選ぶ際は「通院・入院いずれの場合も補償」してもらえる商品を選ぶこともポイントです。

猫がかかりやすい腎疾患についても念頭に、動物保険選びを検討してみてください。

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