コラム

猫を飼うなら知っておこう!猫に保険が必要な理由

この記事は2017年6月30日の記事を再編集しました。

猫を飼うと決めて費用を計算した時に、医療費のことも視野に入れていますでしょうか?
生きてる間に「一度も病院のお世話にならないペットはいない」と言っても過言ではありません。

今回は猫に保険が必要な理由を様々な角度から見て、知って得する保険のことをご紹介します。

猫を飼うなら知っておこう!猫に保険が必要な理由

猫に保険が必要な理由

猫の高齢化

近年日本では社会的に高齢化が懸念されていますが、猫も昔と比べると寿命が延びており、高齢猫が増えてきています。

野良猫の寿命は長くとも2~5歳と言われていますが、ペットとして家庭内で飼育されている猫の平均寿命は15.32歳という結果が、2018年ペットフード協会より発表されています。
野良猫と比べるとかなりの長寿になりますが、あくまで平均値であり、中には20歳を超える猫も珍しくないのが現状です。尚、猫は7歳からシニア期、9歳以上の猫は高齢猫と言われます。

人間同様、高齢になることで病気になる確率が上がってくることは当然のことと言えます。昔では考えられなかった糖尿病や認知症のような病気も猫に増えてきています。

室内には危険がいっぱい

現在では、猫を飼育する時には「完全室内飼育」が推奨されています。室内飼育が猫に適しており、室内で飼育することで、交通事故や野良猫との喧嘩、病気観戦や近隣トラブル等に巻き込まれるリスクが減ります

しかし、必ずしも室内が安全領域であるかと言えばそうでもありません。ジャンプした拍子に首輪が引っかかってしまったり、毛糸で遊んで絡まってしまったり、食べ物以外の物を口にしてしまったり(誤飲)、タンスから飛び降りようとして着地に失敗してしまった等、室内でも様々な要因で怪我をすることがあります。

家計の事情

猫の病気や怪我で病院を受診した時に、治療費がどのくらいかかるのか知らないと、その請求金額に驚くことになることでしょう。

人間とは違い、動物には国保や健保という制度がないため、自由診療になります。すなわち、完全自費精算ということになります。治療が軽いものであれば数千円、手術等を含む大掛かりな治療になる場合は、数十万円になるほど治療費の金額には幅があります。そのため、高額医療費を支払うことで家計に大きな負担がかかることも想定されます。

猫が怪我や病気をした際の治療費について

では、実際治療にはどの程度の費用が必要になるのでしょうか?
実際にかかった猫の病気や怪我に焦点をあてて、検証してみましょう。

猫に多い誤飲の一例

猫が異物を飲み込んだり、誤飲の可能性がある場合は、血液検査・レントゲン(バリウム造影)・超音波検査等を通して、異物を確認します。
その後、内視鏡を見ながらつまみ出すか、それが出来ない場合は開腹手術をすることになります。(毒物等を飲み込んだ場合は胃洗浄が必要)

費用は全身麻酔で内視鏡にて摘出を行った場合で約20万円。また、開腹手術をした場合で約60万円と高額になるケースもあります。

その他「催吐処置」と呼ばれる薬の副作用を利用して吐かせる方法が現在も多くの病院で選択肢として残っています。その理由は迅速に対応できること、そして費用が数万円と安いことにあります。

しかし、催吐処置方法は猫に苦痛を強います。体への負担が少ないという見解もありますが、人間の場合には通常用いられない方法です。さらに副作用で胃潰瘍になった・途中で異物や吐瀉物が詰まった・呼吸困難に陥り死亡したといった例もあることから、今日ではリスクを考えて、治療方法の第一候補としない獣医師も増えています。

悪性リンパ種の一例

悪性リンパ腫とは、血管の癌で、白血球の一種であるリンパ腫が悪性化(癌化)してしまう病気です。この病気は手術によって腫瘍部分を除去する治療が必要になります。

しかも、手術前に血液検査・血液生化学検査・病理組織検査・X線撮影料・X線診断等の検査が発生します。そのため、治療費が診察料・検査費用、麻酔・手術・入院費と膨らみ、総額費用が70万円を超えたという例もあります。

胃腸炎の一例

診療を受ける猫胃腸炎には急性と慢性があり、急性は下痢や嘔吐を繰り返し、脱水症状が見受けられます。慢性は急性よりも軽い症状出ては治まり、また出るということが繰り返し起こります。その他、ウイルス性のものは免疫力が低下し、死に至ることもあります。

軽度であれば、5,000円~2万円程度、手術が必要となると30万円以上の費用が必要となります。

甲状腺機能亢進症の一例

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが過剰に作られてしまうことによって起こる病気です。この病気は最初、食欲旺盛・活発になる等、一見元気に見える症状が見られます。しかし、進行すると食欲不振・下痢・嘔吐・呼吸困難等の症状が現れます。
予防手段がなく、早期発見が重要な病気です。

甲状腺機能亢進症を発見するためには、血液検査やレントゲン、心電図、超音波(エコー)による検査が必要になります。検査した結果、悪性腫瘍が見つかった場合には外科手術で取り除くことになります。
腫瘍は通常良性であることが多いため、食事療法や服薬中心の治療方法が選択されます。

検査費用に2~3万円かかるのは共通しています。食事療法の場合は、月額5,000円程度となり、投薬の場合も同額程度となりますが、一生涯続けることになります。
手術治療をする場合は、麻酔や入院費用が必要となるので、10~30万円程度の費用が必要になります。手術治療によって完治することもありますが、麻酔による事故や咽頭麻痺を起こす可能性等のリスクがあるため、一長一短と言えます。

ペット保険に入りたくても入れないこともある?

あくびをする猫年齢制限が設けられています。ペット保険へそろそろ加入しようと思った時には、すでに加入年齢が過ぎてしまった、ということもあります。

ペット保険未加入の時に病院へかかり、その請求金額に驚いて急いでペット保険への加入を検討するということもあると思います。しかしこの場合、年齢制限をクリアしていたとしても、加入拒否をされてしまうことが考えられます。

保険会社の加入条件はその多くが「加入時にペットが健康であること」を条件としていることが多いのです。そのため、過去に病気を経験している場合「健康ではない」と診断されてしまい、加入拒否されてしまうのです。
一部の保険会社では加入が可能なところもありますが、「加入前に治療した疾患は保険の補償対象外」とする条件が付くことでしょう。

このようなことから、総合的に考えると保険は若く健康なうちに加入しておくことが安心だと言えます。

数ある保険会社で設定されている年齢制限の上限が番低いのは「7歳未満」、上限が一番高いのは「12歳11ヵ月」となっています。保険を検討する際には、必ず年齢制限を確認するようにしましょう。

おわりに

小さくてかわいい猫。病院での治療費も小さくてかわいい金額だと思っていたらとんでもないことがお分かり頂けたかと思います。

しかし、ペット保険はいつ使うか分からないし、貯蓄しておく方が良いと考える方もいるとおもいます。確かに一理あると思いますが、人生の節目や行事、少し贅沢をしたくなるシーンに、ペットにために貯めておいたお金を使ってしまう失敗談は数多くあります。

また、まだそれほど貯金が進んでいない状態の時に、猫が大病を患う可能性も否定できません。そうした結果、治療費のことが気になり、満足いくような治療をさせてあげられなかったとしたら…。

ペット保険には月々460円からのリーズナブルなものもあります。これは高額になりがちな入院費用にのみ特化した保険です。他にも1,000~2,000円台の保険も多くあるので、安心という観点からも是非一度ペット保険の比較を検討してみることをおすすめします。

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