コラム

その猫きれい♪と言われる猫のお手入れ方法

この記事は2017年9月5日の記事を再編集しました。

インスタグラムなどのSNSを見ていると、タレント猫のように、きれいで愛くるしい猫の写真をたくさん見ることができます。

まだ若い猫だからでしょうか?それもあるかもしれません。しかし、猫はいくつになってもお手入れ次第によっては、きれいでいられるものなのです。
今回は、猫のきれいと健康のためにできるお手入れを、体の部分別に紹介したいと思います。

その猫きれい♪と言われる猫のお手入れ方法

猫のお手入れの前に知っておきたいこと

基本的に猫は自分自身でお手入れをする動物です。柔軟な体を活かして全身をグルーミング(被毛のお手入れ)したり、肉球の汚れを舐めてとったり、古い爪を爪とぎや口を使って剥がす等をして清潔に保ちます。

そのため、何らかの疾患を持った猫以外は、頻繁にシャンプーなどをしなくても臭うことはありません。ここが犬とは違うところです。

では、お手入れをしなくても良いのかと聞かれれば、やはりお手入れ自体はとても大切です。その理由として、飼い主による普段からのお手入れは、猫の身体の変化にいち早く気づくことができ、病気や怪我の早期発見に繋げることが出来るからです。

その他にも理由があり、それに関しては各部分ごとのお手入れ方法と一緒に解説して参りますので、次章以降をご覧ください。

被毛のお手入れ方法

被毛のお手入れはなぜ必要なのか

猫のお手入れの中でも、特に頻繁に行いたいものが被毛のお手入れです。このお手入れを一般的に「グルーミング」と呼び、ブラッシングやシャンプーを含めた被毛のお手入れ全般のことを言います。

なぜ被毛のお手入れが大切かというと、猫は被毛を舐めることで清潔に保ちますが、その時に口の中に入り込んだ抜けた被毛を飲み込んでしまうからです。

飲み込んだ被毛は、通常であれば排泄物と一緒に体外に排出されます。しかし、胃腸の機能を超える程の被毛を飲み込んでしまったり(特に長毛種は注意)、体調次第によっては体外へ排出する事ができず、胃腸の中に残ってしまうことがあります。

排出できなかった被毛は腸の中にどんどん溜まっていき、結果的に腸を詰まらせてしまいます。そうなると病院で治療してもらうしかなくなり、外科的な手術をして取り除かなければならない例も少なくありません。

グルーミングの方法<ブラッシング>

グルーミングのなかでも、基本のお手入れはブラッシングになります。毛並みに沿って、猫にあったブラシで皮膚を傷つけないように優しく全身をブラッシングします。

順番として、最初は猫が触れられて喜ぶ後頭部から首にかけてブラッシングし、その次は背中、そしてその流れで尻尾、最後にお腹や胸に移行します。お腹や胸はデリケートな部分でもありますので、特に優しくブラッシングするようにしましょう。

また、猫は長時間の拘束を嫌うので、全体的なお手入れは2~3分以内に留めるようにし、出来なかった部分はまた時間を置いてから行うなど、工夫するようにしましょう。無理にブラッシングを続けると、「ブラッシング=嫌な行為」と思われてしまいます。

ブラッシングは毎日の習慣にすることが望ましいです。特に長毛種はブラッシングを怠るとすぐに毛玉になってしまいますので、注意しましょう。

毛玉になってしまった時には、ブラシで無理に解くようなことは避けましょう。無理に解こうとすると皮膚にダメージを与えてしまう恐れがあるので、難しい場合は毛玉部分をカットするようにしましょう。

グルーミングの方法<シャンプー>

シャンプーの回数は、年に1~数回でも大丈夫です。あまり頻繁にシャンプーを行うと皮膚の保護に需要な皮脂を必要以上に取り去ってしまい、逆に皮膚炎などの原因になってしまいます。多くても月に1回程度に留めるようにしましょう。

シャンプーをする猫シャンプーの仕方は、まず洗面器などにお湯を溜め、そこに猫を入れ、足部分からお湯をかけるようにし、全身を濡らしていくことから始めます。

シャンプーは人間用は猫には刺激が強いので、必ず必ず猫専用のものを使用しましょう。手のひらで泡を立ててから、顔や耳にかからないようにし、その他の部分を優しくさするように洗います。

洗い流す時はシャワーを使うとシャワー音を怖がることもあるので、様子を見つつ難しいようであれば洗面器のお湯を何度も取り替えるような形で洗い流します。

頭からシャワーをかけるようなことは避け、顔や耳にはかからないように注意しましょう。シャワーを使う場合には、体のごく近くまでシャワーヘッドを持ってくるようにし、水流は強くならないように注意しながら洗いましょう。シャンプーが残ってしまうと皮膚炎などの原因になりかねませんので、よく洗い流しましょう。

グルーミングの方法<タオルドライ・ドライヤー>

シャンプーが終わったら、手で軽くしごくように水気を取った後、タオルなどで体の水分を取り除きます。通常のタオルより吸水性が通常のタオルより格段に良いタオルなども市販されていますので、それを利用すると乾きを早めることができるのでおすすめです。

重要なことは、自然乾燥をさせないことです。暑い時期は、自然乾燥も涼しくて気持ちいいだろうと思うかもしれませんが、生乾きの状態のままだと雑菌を繁殖させてしまいます。

また、長毛種の場合だと、被毛がフェルト化して塊になってしまうこともありますので、必ずドライヤーで完全乾燥するようにしましょう。

ドライヤーをかけると時は、風量を弱にしてやけどしないように注意しながら、被毛に空気を含ませるよう手で被毛を逆立てながら行ると早く乾かすことが出来ます。

ドライヤーの音を怖がる猫もいますので、シャンプーをする前にドライヤーの音に慣れてもらうことも重要です。それでも嫌がるようでしたら、音の静かなペット専用ドライヤーなども市販されていますので、検討してみてください。

耳のお手入れ方法

耳のお手入れはなぜ大切なのか

耳のお手入れは、なんとなく怖いなと思われている方もいらっしゃることでしょう。人間の耳と形が違うので、どこまでお手入れして良いのか分からないことが原因だと考えられます。

しかし、お手入れしないことが耳ダニや外耳炎の原因になることもありますので、この機会に耳のお手入れにもチャレンジしてみてください。

耳掃除の方法

基本的に猫の耳はきれいなため、毎日のお手入れは必要ありません。しかし、見た目にも汚れが分かれるようになった時には耳の掃除をしてあげましょう。

耳掃除には、ティッシュや清潔なガーゼを使用して行いましょう。これらに水や耳掃除専用ローションを湿らせ、小指に巻き付けて、見える部分の汚れを優しくふき取ります。
※耳掃除専用ローションは、動物病院等で販売されています。

耳の掃除を無理に行うと、汚れを押し込んでしまったり、猫が急に動いたりした時に危険ですので、止めましょう。同様に危険度が高いため、綿棒での掃除も推奨出来ません。耳の奥まで汚れが確認出来る場合には、動物病院で見てもらうようにしましょう。

耳掃除を行った時に、黒い汚れが大量にあったり、耳が臭かったりした場合には耳ダニ(耳疥癬)、耳垢が溜まってる場合は、外耳炎の可能性もあります。疑わしい場合には必ず診察してもらうようにしましょう。

肉球のお手入れ方法

肉球のお手入れはなぜ大切なのか

肉球は、猫が行動する上で必要不可欠なものです。肉球がクッション代わりとなり、移動時には足を保護したり、音をさせないで歩いたりすること(狩りには必要)が可能になります。その他、全身から汗をかくことが出来る人間と違い、猫は肉球部分から汗を流し体温調整を行っています。

肉球は、猫が健康でいるための大切な体の一部分になります。

そのため、猫は普段から熱心に肉球を舐めてお手入れしているのですが、お手入れが間に合わない程肉球が荒れてしまうことがあります。荒れてしまうと、人間のあかぎれ同様ひび割れて痛みを伴うようになってしまいます。

外を出歩く猫は、アスファルトなどにより肉球が荒れることが多いですし、完全室内飼いの場合でも、何らかの原因で荒れることがあります。肉球が荒れた場合、他のなんらかの病気の予兆である可能性もありますので、ひどい場合には動物病院へ受診することも視野に入れておきましょう。

肉球のお手入れ方法

肉球は、猫自身が普段からお手入れしていますので、頻繁にする必要はありません。健康な猫なら、お手入れしなくても大丈夫です。ですが、汚れてしまった時には、濡れたティッシュで拭く程度のお手入れを行うと良いでしょう。

また、肉球が角質化して固くなってしまうと、フローリングなどでは滑りやすくなってしまい危険です。肉球専用のクリームが市販されていますので、気になった時にはマッサージをする容量で、すり込むようにつけてあげてください。

鼻のお手入れ方法

鼻のお手入れはなぜ大切なのか

猫は猫風邪などを引きやすく、鼻水も出ます。そのまま放置しておくと固まって、呼吸の妨げになることもあります。そうなる前にお手入れしてあげましょう。

鼻のお手入れの方法

健康な猫は鼻先が湿っています。この状態の時は特にお手入れの必要はありません。鼻水がついていたり、汚れがあった場合にはケアしてあげましょう。

鼻水や汚れを拭き取る時は、乾燥したままのティッシュなどを使用することは控えましょう。デリケートな鼻を傷つけてしまう可能性があります。

拭き取る時には、水で湿らせたガーゼやコットン(化粧用のものなどなんでも可)が最適です。鼻の周りを優しくスライドさせるようにして動かしながら拭き取りましょう。鼻をつまむやり方は厳禁です。必ず片方の鼻は呼吸できるように確保してあげましょう。

また、鼻水が固まってしまったり、何かが付着している場合には、無理に爪で挟んで取り除こうとすると皮膚にダメージを与えてしまうことがあります。動物病院で取り除いてもらうのが好ましいでしょう。

おわりに

猫と女の子猫のお手入れは、無理やりすると次から拒否されるようになり、上手くいきません。お手入れが猫のストレスになってしまっては、逆に心身に悪い影響が出てしまう事もあります。それでは本末転倒です。

猫が好むように仕向けながら、徐々に慣れてもらうことも大切です。毎日のスキンシップの一つとして、上手くお手入れを取り入れていくようにしましょう。

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