コラム

猫にりんごを食べさせても大丈夫?正しいりんごの与え方

この記事は2017年6月30日の記事を再編集しました。

ペットの食事事情は変化し、手作りや無添加食品を愛猫に与えることも増えてきています。その中でも、安心できる食材として果物は人気があります。

飼い主と一緒に食べることができる果物の中でも「りんご」は注目されていますが、糖分や農薬の影響、部位等、気になるとこも多いようです。

今回は猫に与えるりんごについて、皆さんの疑問にお答えします。

猫にりんごを食べさせても大丈夫?正しいりんごの与え方

猫はりんごを食べても大丈夫

食べる猫りんごにはポリフェノールやペクチン、食物繊維が豊富に含まれています。通年商品として購入ができ、旬の季節になればスーパーで安く購入もできます。

りんごであれば、猫と一緒に食べても大丈夫と言われていることから、愛猫にりんごを与えてあげたいと考える飼い主も増えています。猫がりんごに興味を持ち、食べたそうな素振りが見られたら与えてあげても問題はありません。

しかし、与える際には工夫が必要です。少々手間がかかりますが、美味しいりんごを飼い主さんと愛猫で共有してくださいね。

りんごの与え方

猫にりんごを与える際に工夫が必要な理由は、猫がに肉食動物であることが理由でもあります。消化器で分泌される消化酵素が肉に対応するために、りんごのような植物繊維を消化しきれない可能性があるのです。
また、りんごは糖分が高いので、食べ過ぎには注意が必要です。りんご1切れ(8分の1個)でも多いくらいで、1日の最大量の目安は大さじ1杯程度となります。

りんごを塊のまま与えてしまうのは、噛み砕けない可能性があります。薄くスライスしたりんごなら食べることができる場合もありますが、すりおろしてペースト状にしたものをキャットフードにトッピングする形で当てるのが食べやすく好ましいです。

初めて食べさせる際には小さじ1杯程度にしましょう。食べさせた後に下痢や嘔吐をしないか、しばらく注意深く見守り、問題がなければ与える量を増やしてあげましょう。
もしも下痢や嘔吐等、体調不良に陥った際には、速やかに動物病院を受診しましょう。

りんごの皮にはポリフェノールがたっぷり含まれており、健康に良いとされていますが、猫にはりんごを消化するための酵素がないため、皮の部分は避け、実の部分を与えるようにしましょう。

食べさせてはいけない部位

りんごは皮だけでなく、猫には食べさせてはいけない部位があります。皮は消化の面の心配だけでなく、残存農薬の心配も考えられます。
万一農薬を使用されたりんごであっても、人体に影響がない程度でしょう。しかし、体の小さい猫にとってはどのような影響が出るかは未知数です。
りんごちゃん
その他、芯の固い部分や種、葉は絶対に食べさせないようにしましょう。芯の部分は繊維質が集中していますが、猫の体内では消化することができませんし、固いので咀嚼することも難しいです。

そして気をつけたいのが「種と葉」です。一般的に葉付きのりんごが売られていることはありませんが、産地等で販売されているものには、枝葉が付いた状態のまま販売されていることもあります。

「猫は草を食べることもあるから、りんごの葉も大丈夫」と考えてしまうかもしれませんが、葉や種には有毒物質であるシアンが含まれています。
人間であれば健康上の影響がありませんが、猫は体も小さいため中毒症状を引き起こすことが予想されます。葉の欠片や種一粒であっても口に入れることがないよう、十分注意しましょう。

また、りんごを切る際に種を割ってしまうと、りんごの実に有毒物質が付着する可能性も否めません。皮を剥いたら猫が食べる部分を先にそぎ切り、芯や種が触れない部分のみを食べさせてあげるようにすると安心です。

まとめ

飼い主が食べているもの、好きな食べ物を愛猫も一緒に食べることができれば、お互いに幸せを共有することができます。しかし、猫は肉食動物なので、りんごを食べることができますが、たくさんの量を食べることはできません。

ペースト状にしてあげると甘く食べやすいので、おねだりされるかもしれませんが、健康管理のことも考え、適量を守って与えるようにしましょう。実の可食部分を丁寧に分けてあげてくださいね。

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