コラム

猫はりんごを食べても大丈夫?正しいりんごの与え方

手作り食材や無添加食品を愛猫に与えることが多くなった食事事情。その中でも安心できる食材として果物を与えたいと考える飼い主が増えています。

飼い主と一緒に同じものが食べられるとして注目されているのが「りんご」です。「糖分が高いけど大丈夫?」「農薬の影響は出ない?」「食べさせてはいけない部位はある?」
今回は皆さんの疑問にお答えします。

猫はりんごを食べても大丈夫?正しいりんごの与え方

猫はりんごを食べても大丈夫

りんごは、ポリフェノールやペクチン、食物繊維が豊富な果物です。通年商品として購入できますし、旬の季節になるとスーパーでも安く購入できます。

りんごを猫と一緒に楽しみたいという飼い主も多く見られます。

もちろん、りんごは猫に食べさせても良い食材であり、猫が興味を持って食べたいそぶりを見せるのであれば、与えても構いません。ただし、与え方に工夫が求められます。
少し手間がかかりますが、おいしいものを飼い主さんと愛猫の間で共有してくださいね。

りんごの与え方

猫はご存知の通り肉食動物です。そのため猫の消化器で分泌される消化酵素は肉類に対応するため、りんごのような植物繊維は消化しきれないことがあります。
また、糖分が高いので食べ過ぎに注意する必要があります。そのため、1切れ(8分の1個)でも多いくらいです。1日の目安は最大で大さじ1杯程度を目安にしましょう。

また、塊のまま与えると、猫は噛み砕けない場合があります。薄くスライスすることでりんごを食べる猫もいますが、すり下ろしてペースト状にしたものをキャットフードにトッピングするような形で与えると食べやすくなります。みじん切りにしてフードに混ぜても良いですね。

初めて食べさせる場合は、小さじ1杯程度にとどめます。食べさせた後は、下痢やおう吐をしないかしばらくは注意深く見守りましょう。もし下痢など体調不良に陥った時は、早めに動物病院を受診してください。

皮の部分にポリフェノールがたっぷり含まれているから健康に良いといわれていますが、先述のとおり、猫にはりんごを消化できる酵素の持ち合わせはありません。皮の部位は人間でも消化が難しい部位です。そのため、皮の部分は避けて与えることをおすすめします。猫に与える場合は、皮をむいた実の部分だけを与えるのが一般的です。

食べさせてはいけない部位

りんごには猫に食べさせてはいけない部位も存在します。皮は先述のとおり避けるべきです。また、残存農薬の心配も考えられます。
もちろん農薬は人体に影響がない程度の使用にとどめられていますが、体の小さい猫にとっては、どのような影響が出るかは未知数です。

芯の固い部位と種、葉は、絶対に食べさせないようにしましょう。繊維質が集中している芯の部分は、猫の体内で消化しきれません。もちろん、咀嚼することも難しいでしょう。

飼い主が気をつけるべきなのは「種と葉」です。スーパーなどで流通しているりんごには葉付きの商品はありませんが、りんごの産地で多い露地物の販売品などでは時折、枝葉が付いたままで売られていることがあります。

猫は草も時々食べるから、りんごの葉も大丈夫だろうと考えることもありますが、葉や種には有毒物質であるシアンが含まれています。
人間が食べる分には影響ありませんが、猫が食べてしまったら中毒を引き起こすことが予想されます。種1粒でも飲みこまないように気をつけるべきでしょう。

また、包丁でりんごを切る時に種を割ってしまうと、りんごの実に有毒物質が付着する可能性も否めません。皮をむいたら、猫が食べる部分を先にそぎ切り、芯や種が触れない部分だけを食べさせるようにすると安心でしょう。

まとめ

飼い主が大好きなものを愛猫も食べられれば、お互いに幸せを共有することができます。ですが、猫は肉食動物なので、りんごは食べられるけれど、たくさんの量を食べることはできません。ペースト状にすれば甘くて食べやすくなるので、おねだりされるかもしれませんが、適量を守って与えましょう。実の可食部分だけを丁寧に分けてあげてくださいね。

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