コラム

ペットの健康管理は大切!動物医療の現状

昔と今とではペットと人間との関わりは大きく変化しています。そのため、飼い主側のペットや医療に関する意識も様変わりしています。

今回は、動物医療の歴史の変遷を中心に、飼い主とペットの関わり方の変化にも目を向けていきます。ペット保険加入の重要性にもお気づきいただけるのではないでしょうか。

ペットの健康管理は大切!動物医療の現状

動物医療の歴史

動物医療に関して、古くは繁殖のための医療に携わる獣医師がほとんどでした。牛や豚、馬など家畜の繁殖を手掛けるほか、乳牛や肉牛など販売対象となる家畜の健康管理を行うことを主としていました。

現在では、先にあげたような家畜の健康管理や繁殖に伴う医療提供だけではなく、愛玩動物の病気治療に徹する獣医師の比率が高まっています。
犬や猫の病気診療だけではなく、鳥類、ハムスターなどの小動物を対象にした医療ニーズの高まりによって、様々な動物を診療することが主となっています。

日本のペットに対する意識

かつての犬や猫は、害虫や害獣の被害から家を守るため、家畜が野生動物に襲われないために飼育されていました。
犬や猫に対して愛玩動物という意味合いでの「ペット」という意識を持ち始める方が増えてきたのは、1980年代以降、昭和バブル全盛のころと言われています。

犬や猫は「知人宅で生まれた動物をもらい受ける」ことが飼育を始めるきっかけになっていましたが、バブル全盛の頃から、純血種の動物を商用販売するペットショップが増え始めました。ブリーディングを行い、血統書登録をした直子を販売するブリーダーも増えています。

「もらうもの」だった犬や猫が、「お金を出して飼うもの」に変化していき、海外から輸入された純血種の犬や猫を飼う選択も生まれたことも手伝って「ペットも家族の一員」という地位が確立されていきました。
かつては、飼い犬や飼い猫との間に一定の距離感が保たれていましたが、今では子育てをするかのように、可愛がることが常識となってきました。

このように飼い主側のペットに対する意識が大きく変化から、費用をかけて購入し、飼い主家族とのつながりが深まっている分、ペットの病気には敏感になる傾向が強まっています。

ペットの健康管理は日ごろから!

話は獣医師が施す動物医療に戻ります。家畜農家が減り、ペットを家族の一員として迎える家族が増えた結果、獣医師側も「繁殖医療・家畜の健康管理」だけでは仕事を回せなくなりました。
また、無理なブリーディングを繰り返すことによって生じる遺伝病のリスクも高まっていることから、犬や猫に対し高度医療を施す必要も増えてきました。

もちろん、医療機器の機能面向上や獣医師の知識向上によって、高度医療を施せる動物クリニックが増えています。むしろ、設備を整え高度医療を施せるクリニックでなければ、集客が難しいといっても過言ではありません。

飼い主側も大事な家族であるペットに対して病気の原因究明は徹底的に行いたいですし、治療はできるだけ受けさせたいと考えます。高度医療を選択することによって、レントゲン撮影やCT撮影の他、輸血・手術・投薬など考えられる検査や治療が受けられます。

しかし、動物には健康保険が適用されませんので、治療費は大きく跳ね上がります。動物病院も自由診療ですので、高度医療を選択するほど治療費は高額になってしまいます。
これは、人間が受ける保険診療が認められていない高度医療に関しても同様ですね。そのため、わずかな掛け金で病気治療をフォローしてもらえる動物保険が大切になるのです。

ただし、動物保険も補償範囲が限られています。保険を使うことで、飼い主に負担を強いることなく健康を取り戻せることができますが、日頃の健康管理はとても重要であると捉えていきましょう。

まとめ

家の利益を守る役割だった犬や猫、家畜の健康を守るのが主な仕事だった獣医師。現在ではこの図式が大きく変わりました。
そのため、動物医療も大きく様変わりし、人間が受ける最新医療とさほど変わらない設備を整えた動物病院も増えています。

かさむ医療費をフォローするために、ペットを迎えたら動物保険に加入することも視野に入れましょう。

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